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■ WWE NXT2.0
日時：11月2日（現地時間）
会場：米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center
好評だった『ハロウィンハボック』のフォローアップ回なので、当然に黒髪マンディ・ローズから。Toxic Attraction雑魚の二人がロッカールームでゾーイ・スタークを襲っている映像が出てくるから、紫雷イオが一人で出てきて英語でわめくのだ。王座陥落に合わせてイオとゾーイのコンビはなくなったのだろう。
追記：ゾーイは『ハロウィンハボック』のラダーマッチで膝打ってケガしたそうで、暫く休むそうだ。
◆紫雷イオがマンディ・ローズと乱闘！遺恨勃発次週、6人タッグ戦へ
紫雷イオがマンディ・ローズらトキシック・アトラクションと乱闘となると加勢したケイデン・カーター＆ケイシー・カタンザーロと共に一蹴し、トリオとしては段違いにずば抜けた強力トリオが誕生。次週のNXTで６人タッグ戦が決定した。
イオはパートナーのゾーイ・スタークが新NXT女子タッグ王者ジジ・ドリン＆ジェイシー・ジェインにロッカールームで襲撃されると、トキシック・アトラクションのリーダーで新NXT女子王者マンディとリングで対峙した。イオは「ゾーイのことは好きじゃないけど、あんたはもっと好きじゃない。今ここで対戦しろ」と要求したが、逆にマンディに襲われて解説席やポストに叩きつけられるとマンディにスープレックスやダブル・ニーを叩き込んで反撃する。
さらにイオが止めのムーンサルトを狙うとジジ＆ジェイシーに加勢されて数的不利になったが、現れたケイデン＆ケイシーに救出されて３人でトキシック・アトラクションを蹴散らした。その後、次週のNXTでイオ＆ケイデン＆ケイシー vs. トキシック・アトラクションの６人タッグ戦が決定した。
イオとカーター&カタンザーロはサイズが合うので絵的にも待望だろうと、本誌内には指摘済み。大人のファンにはWORKレベルの違うトリオ対決となったが、新装NXT 2.0としてはイオがマンディを追い、カーター&カタンザーロがグリーンな若手組を降参させてタッグ王座戴冠という道筋は理に適っている。AEWとの「水曜TV戦争」に負けてトリプルHの役職がどんどん剥奪されていき、おまけに心臓手術で入院のダブルパンチに見舞われ、ブルース・プリチャードたちの介入を招いたNXT。以前のスタイルを愛するユニバースは新装開店に不満ブー、ブーだった経緯なんだが、なにしろ急だったから最初はギクシャクなのは仕方ない。回を重ねてここにきてようやく2.0のバランスが取れてきた。
もっとも、どうせビンス・マクマホンの色眼鏡基準には達しない職人ピート・ダン以下、出て来なくなっている選手がいるから外野席の批判は依然として声高なのだが、とりあえず女子部門からということで許してやってください。
ダコタ・カイは「マンディ・ローズを助けたんやない、あくまでラケル・ゴンザレスとケリを付けるため」と先週の行為を説明するセグメントを経て、売り出し中のコーラ･ジェイドにビッグブーツを決める試合が続く。カイのメイクが怖くなっている。但し最後、リングサイドに寝かしたジェイドにテーブルとかスケボーを置きはするが、なにもしないで去っていくのだった。
ハロウィンではエルビスの格好していたロバート・ストーンが、サモア刺青のザイオン･クインにイジメられるのは試合なのか、なんなのか。ただストーンはもとからギーク役だが、HBKショーン・マイケルズの♪Sexy Boyに乗せてザイオンが歌って踊るというか、ストーンをコケにするショーは笑えた。へぇ～、ザイオン･クインってこういう奴だったのかと、キャラの違いも出せた次第である。
売り出し中のヴォン･ワグナーを補佐する役割に格落ちというか、NXTに残されたカイル・オライリーなんだが、相手がファンタズマ軍のラウル･メンドーサ&ホワキン･ワイルドとなれば試合はまともだ。NXT2.0の新顔プッシュ方針からワグナーなのかとも思ったが、さすがにそれはレベルが違い過ぎる。ホワキンがウェイン・ブルームの息子を抑え込んだ。
チェース大学応援団まで狩りだしたアンドレ・チェイス教授だが、売り出し中の本命、リック・スタイナーの息子ブロン・ブレイカーにはパワースラム決められます。
サモア多しなのだが、こちらのソロ･シコアはウーソズの弟だ。相手のかませ犬選手は知りません。
LAナイトは『ハロウィンハボック』のホスト役だったのに、車のトラブルで遅刻になり、吸血鬼役の大半をオーストラリアのグレイソン･ウォーラーに取られることになった。今回はその代理戦争なのか、BOAがウォーラーにスピンキックをぶち込んで勝利ということにしていた。
トマソ・チャンパがプロモを始めたら、カーメロ・ヘイズ&トリック･ウィリアムズ組がさえぎって（NXT北米王者の）「俺こそがAチャンピオンだ」と生意気なことをチャンパ親父に向かって挑発。まぁそのままメインのカードになるんですが・・・。
ということで番組トリはジョニー・ガルガノに、義理の息子になった（らしい）デクスター・ルミスがベビーフェイスで、黒人組がヒールという図式のカードに。
ただ、ガルガノが小さいこともあるが、カーメロ・ヘイズのダイナミックな動きは迫力あるのみならず、大きく見えたことは発見かも。トリックがレフェリーの見えないところで靴でヘイズを殴ったところに、ヘイズのダイビング・レッグドロップが決まった。
◆KUSHIDA&イケメン二郎のチーム名決定「俺たちはジャケット・タイムだ」
KUSHIDA&イケメン二郎のタッグチーム名が“ジャケット・タイム”に決定。イケメン二郎は次週のNXTで対戦するダイヤモンド・マインのクリード・ブラザーズに「俺たちは強いぞ！覚悟しておけ」と挑発した。
KUSHIDA&イケメン二郎がハロウィンのコスプレ姿でインタビューを受けるとイケメン二郎が「ハロウィンは終わったが、コスプレは永遠だ！」と言うとKUSHIDAは次週対戦するクリード・ブラザーズに対して「奴らを破壊してやる」と意気込んだ。さらにイケメン二郎は「いいアイデアがある！ ２人共に日本人だから俺たちはジャパニーズ・ジャパニーズだ」とチーム名を提案したが、これにKUSHIDAは「バカかお前は。俺は“タイム”を使いたい」と言い出すと一方のイケメン二郎は「“ジャケット”を使いたい」と主張。最後は「俺たちはジャケット・タイムだ」と叫んで２人のタッグチーム名が決定した。その後、イケメン二郎は自身のツイッターで「次週はクリード・ブラザーズと対戦だ。俺たちは強いぞ！ 覚悟しておけ」と対戦相手に忠告したが、ダイヤモンド・マインのハチマンに「（この試合は）簡単だ」と挑発された。
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