[ファイトクラブ]ハロウィン惨劇Toxic Attraction総取り-インぺリアム戴冠タッグ-Tチャンパ防衛

[週刊ファイト11月4日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼ハロウィン惨劇
 Toxic Attraction総取り-インぺリアム戴冠タッグ-Tチャンパ防衛
 (c) 2021 WWE, Inc. All Rights Reserved. タダシ☆タナカ編
・特番生保GEICO提供チャッキー番宣CMナシ紫雷イオ「死んでないゾ」
・紫雷イオ神:ラダーから場外橋ラダー目掛け高度落下スタント王座陥落
・KUSHIDAイケメン二郎コスプレ挑発「ダイヤモンド・マイン好きじゃない」
・狂言回しチャッキー!元CZWジョー・ゲイシー囚人ハーランド関係は!?
・鈴木秀樹ハッチ腕組ロディック・ストロングx巨漢オデッセイ・ジョーンズ
・ラケル・ゴンザレス陥落マンディ・ローズ女神NXT残ダコタ・カイ黒装束
・お化け屋敷騒動-吸血鬼グレイソン・ウィラーLAナイト遅刻-ソロ・シコア
・ランバージャック飛び回るMSK 陥落Spotフェス職人インぺリアム戴冠
・リック・スタイナー息子ブロン・ブレイカー抜擢トマソ・チャンパ老獪防衛
・平均視聴者数746,000率0.18%裏FOXワールドシリーズ1100万人

■ WWE NXT Halloween Havoc
日時:10月26日(現地時間 WWEネットワーク日本時間木曜以降)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center


 USAネットワークでTV番組シリーズ『チャッキー』に合わせて悪魔の口を叩く少年人形のオープニングに続き、大手保険会社GEICOがスポンサーに加わり、最初の試合はCMナシの特別待遇。現地では火曜夜放送なのでAEWと裏番組ではないのだが、2年連続となった『ハロウィンハボック(惨劇)』、さすがに特番扱いである。
 トップバッターは前週の段階でトリプルスレッドによるラダーマッチだと決定していた女子タッグ王座戦カードから。紫雷イオ以外、グリーンな選手(雑魚ども)ばかりで大丈夫なのかと心配されたのだが、そのイオが凄いバンプを取りまくって大いに目立つのだから、ケツの王座移動は大人のファンにはどうでもいいのであった。

◆紫雷イオ神:ラダーから場外橋ラダー目掛け高度落下スタント王座陥落

 紫雷イオ&ゾーイ・スタークが「NXT:ハロウィン・ハボック」でNXT女子タッグ王座トリプルスレットラダー戦に挑むとイオはラダートップから転落させられて、実況席とリングを繋げていた場外ラダーにハードバンプで激突。オレンジ髪ジジ・ドリンと、前週頭打って精密検査したジェイシー・ジェイン組に吊るされたベルトを奪取され王座陥落となった。

 序盤、イオ&ゾーイはダブル・スープレックスやダブル・ドロップキックをインディ・ハートウェルやペルシャ・ピロッタに放って攻め込んだ。終盤にはイオがベルト奪取を狙うとインディに妨害されてラダートップから場外に転落、その勢いで設置してあったラダーに激突してしまう。するとその隙にジジがインディをラダーから叩き落とすとそのまま天井に吊るされたベルトを奪取して新NXT女子タッグ王者となった。


 試合後、まさかの王座陥落となったイオは自身のツイッターで「死んでないぞ。ベストを尽くすためにまた立ち上がってやる。タイトルが私の腰にないのは悲しいが…」と再起を誓うと「インディは嫌いだ!!!!!!!」と感情的に投稿した。

◆KUSHIDA&イケメン二郎ハロウィンコスプレ挑発「俺たちはダイヤモンド・マイン好きじゃない」

 KUSHIDA&イケメン二郎が「NXT:ハロウィン・ハボック」でクリード・ブラザーズのコスプレを披露して抗争するダイヤモンド・マインを挑発した。KUSHIDA&イケメン二郎がコスプレせずにのハロウィンパーティに参加するとKUSHIDAが「俺に考えがある」と言い出して2人が赤と青のレスリングコスプレで登場した。KUSHIDAが「今年のハロウィン・コスチュームはクリード・ブラザーズだ! ワハハハ」と紹介すると2人は「俺たちはマジでダイヤモンド・マインが好きじゃない。特にクリード・ブラザーズな。次回はお前たちをぶっ飛ばしてやるからな。くたばりやがれ!」と罵倒するとその後、KUSHIDAは自身ツイッターで「あいつら怒ってたよ。俺たちの作戦は成功だ」と投稿した。


 前週の流れからだと狂言回しのチャッキーはともかく、LAナイトが予選試合に勝利して『ハロウィンハボック』のホストに就任したハズだったが、なぜかドラキュラの格好で出てきたのはオーストラリア出身のグレイソン・ウィラーだ。あとのセグメントで遅刻してきたLAナイトに「車のトラブル」とやっていたから、これはLIVE中継ならではのガチの変更代役だと納得するのだが・・・。
 そして例の私服で座って講釈を垂れハグするジョー・ゲイシーが、豪快なラリアットでよく知らないマリク・ブレイドを倒す試合に続く。

 焦点はちょっかいを出すハーランド(パーカー・ブードロー)のようで最後は共闘するかのようにハグして一緒に帰るのだ。


 ダイヤモンド・マインのオープンチャレンジに応えて出てきたのは上層部からプッシュ指令があるとされる巨漢だが動けるオデッセイ・ジョーンズだ。選んだのはロデリック・ストロングでさすがにこれはクルーザー級王座戦というわけにはいかない。
 さすがにこれは技巧派ロデリックなら膝蹴りで大型選手にも勝てますというデザインになっていた。


 さて、イタリアの黒髪マンディ・ローズに対して、派手なオートバイ入場、メイクも濃く凝った仕様なら髪のカールも長時間かけたと思われるラテン系ラケル・ゴンザレスの女子王座防衛戦。例のルーレット回しての試合形式は場外カウントなし、凶器使用ありとなり椅子、テーブル、竹刀、消火器まで出てくるレイアウトに。



 最後は謎の黒頭巾がシャベルでラケルの背中をどつくことで、マンディのヒザ蹴りが決まり新王者誕生。これでToxic Attractionがシングル、タッグと女子の王座総取りとなった。黒頭巾の正体はやはりダコタ・カイ。一時は召集の噂がありダークマッチにも呼ばれていたのだが、NXT残留なのが確認出来たことになる。これでトキシック・アトラクションの3人がNXT女子タイトルを独占する大波乱が起きた。


 ちなみに番組を通じて北米王者のカーメロ・メイズとトリック・ウィリアムズが、前回ベルトをジョニー・ガルガノと娘婿(らしい)のデクスター・ルミスに奪われていたから、それを取り戻しにお化け屋敷に出向くというスキットが挿入。チェース大学教授のアンドレが居てと・・・。

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