[ファイトクラブ]WWEブラウン・ストローマン、アリスター・ブラック、マーフィーら6人解雇

[週刊ファイト6月10日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼WWEブラウン・ストローマン、アリスター・ブラック、マーフィーら6人解雇
 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
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 驚きのニュースが飛び込んできた。日本の団体のような終身雇用と言えばエンタメ産業なので語弊があるにせよ、ある程度は一度採用されればかなり長期に渡って面倒をみるのに対して、WWEは定期的に容赦なくクビがある厳しい面があることは周知なんだが、ずっと使われていなかった選手が消えていたとかならともかく、序列的にはトップグループにいたブラウン・ストローマンを含む6人の解雇を発表した。

 ストローマンは37歳。トップ画像は2018年8月、WWE大阪大会のスナップショットであるが、つい先日になる『レッスルマニア・バックラッシュ』にてドリュー・マッキンタイアとともにボビー・ラシュリーのWWE王座トリプルスレット戦で闘っていたし、RAWの顔の一員でもあった。


 「なにがあったのか?」なのは、まさにリング復帰して新たなキャラである「暗黒の親父」の映像セグメントも流れていた矢先のアリスター・ブラックだ。ポール・ヘイマンが現場監督だった時期のRAWでプッシュされたのだが、ヘイマンの裏の役割の左遷に伴いテレビに出なくなっていたが、SmackDownに新装登場となったばかりである。すでに解雇されていたが、あちこちで復帰の噂が出ていた実生活では妻のゼリーナ・ベガの去就もまた、これでわからなくなってしまった。


 マーフィー、あるいはバディ・マーフィーは、WWEの秘密兵器とも称せられてきた。セス・ロリンズの”月曜夜の救世主”のサイドキック役にしてタッグ王者にもなっているし、ミステリオ家との抗争では、レイの娘であるアリーヤちゃんと恋仲とのアングルで、リング上でKISSまでやってたのであるが、そのアリーヤが学業に専念するとのことでテレビに出なくなると、マーフィーの出番もなくなり今年になってからは数回しかテレビに出てなかった。

 女子選手では、最弱ギミックのラナなんか、現地5月31日のRAWにナオミと組んで、マンディ・ローズ&デイナ・ブルック組と試合したばかりである。実生活の夫は、WWEではルセフだった現AEWのミロである。また、ライオット・スクワッドのルビー・ライオットも、現地5月28日のSmackDownに、盟友リブ・モーガンと組んで新女子タッグ王者のナタリア&タミーナと闘ったばかりだった。
 NXTのサンタナ・ギャレットはスターダムでも活躍していたから、日本でも馴染みではあったのだが、今年の『ロイヤルランブル』に出場していたものの、NXTでもあまり使われてはいなかった。

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