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なんかデジャヴというか、一瞬、これは先週のリキャップを流しているのか、本日の新録だけど中身は前回からの焼き直しなのか、冒頭のジミー&ジェイ・ウーソとローマン・レインズの絡み然り、わからなくなる。続く焼き直しカード連発の番組構成に、実際リキャップでの再編集映像も頻繁に挿入されるから、2時間通じて混乱したのが正直なところ。もっともあれもこれもPPVもと、マメに見過ぎているからそうなるのかもであって、金曜夜8時の地上波FOXで夕食取りながら見ている大衆層には、これくらい繰り返さないと頭に入らないという見方もあるのだが・・・。
公式写真のあるリング上の試合としては久しぶりの兄弟タッグとしての試合となるそのウーソズと、ストリート・プロフィッツの激突から。もっとも、最初のCMまでは先に延々とマイク合戦やってたんだが・・・。
アクションは申し分ナシ。上記合成画像の真ん中、モンデス・フォードがコーナーポストより高く場外に飛んでの場面だと、興奮解説になると立ち上がるパット・マカフィーだけでなく、うぉ~なのであって、リプレイも2度やっていた。結末自体は、この兄弟タッグ、ローマン様の意向があるから機能するのかというアングル進行中なので、復帰のジミーがそのフォードにスーパーキックを決めての勝利となっている。
新女子タッグ王者のナタリア&タミーナに、ルビー・ライオット&リブ・モーガンというカードが挿入。日本と違ってハウスショーもあるからという言い訳で王座防衛回数とかはやらないWWEなんだが、誰も数えてないというか・・・(笑)。実況が言ってないから多分ノン・タイトル戦なんだろうが、タミーナのスーパーフライがモーガンに決まれば、当然ベルトを掲げるのです。
ビアンカ・ブレアvs.カーメラは、薄緑の衣装が合ってるカーメラがなかなかよくて面白かった。途中から「ディン、ドン」とベイリーが実況席に客席から割り込んで茶々を入れるのもアクセントになっている。ケツはKODなんだが、それはどうでもいい。しばらくテレビに出てなかったこともあるが、カーメラがんばったのだ。
セス・ロリンズはHappy Birthday to meということで、自身の誕生日を祝い、例によって「セザーロ出てこい」とやるんだが、花道で2度もカーブ・ストンプで病院送りにしてるんだから出てきたらオカシイのであって、要はセスの出番はマイクだけでした(笑)。
前週がフェイタル4way戦だったので、今回はアポロ・クルーズとケビン・オーエンズのシングル戦。コマンダー・アジーズが東洋の神秘ナイジェリアン・ネイルで咽喉を突いたということで、KOのセールが大げさもいいところなんだが、試合は悪くないんで良しとする。来週はアジーズ排除のもとでの再戦が発表された。
中邑真輔に、リック・ブーグスの生ギター入場、決まってます。受けてます。もうSmackDownの目玉です。前回がエピフォンのフライングV、ヘッドにはジューダス・プリーストのロゴ印という歓喜の涙に咽ぶ小道具だったが、今回はエクスプローラーである。リックって、そういう選手だったんだ。
まして今宵の対戦相手はレスリングのチャド・ゲイブル。試合前にいきなりアルファ・アカデミーの弟子オーティスがガツンとかますんだが・・・。試合後の再び王冠をかぶるところまで、非常に良く構成されていた。
番組トリはドルフ・ジグラー&ロバート・ルードの職人組に、新SDタッグ王者ミステリオ親子の再戦。中身は焼き直しで、PPV大会『レッスルマニア・バックラッシュ』はドミニクが事前のバックステージでやられて、当初はレイが孤軍奮闘で闘う展開だったが、今回はレイがやられて、ドミニクが一人で闘うというもの。レイ親父、出てはきたんだが最後まで試合するのはドミニクだけという構成にしていた。
■ WWE SmackDown
日時:5月28日(現地時間)
会場:米フロリダ州タンパ サンダードーム(イングリング・センター)
◆“キング・オブ・ストロングスタイル”中邑真輔がCゲイブル戦!コービンの王冠争奪
“キング・オブ・ストロングスタイル”中邑真輔(with リック・ブーグス)が対戦したチャド・ゲイブル(with オーティス)をキンシャサで沈めて勝利すると、ブーグスと共に王冠を奪い返しに来たキング・コービンを一蹴した。ギター演奏するブーグスと共に王冠をかぶって入場した中邑はゲイブルと対戦。中邑は試合前からオーティスに襲われるとゲイブルのベリー・トゥ・ベリー2発を食らっていきなり劣勢となった。さらに中邑はゲイブルのアーム・バーやアームブリーカーで攻撃されるも、ライダーキックやスピンキックで反撃すると今度は因縁のコービンが王冠を奪い返しに現れてリング内外が大混乱。しかし、最後は中邑が丸め込みから必殺のキンシャサをゲイブルに叩き込んで3カウントを奪取した。試合後、中邑が「これは俺の王冠だ。俺こそがキングだ!わかったか」と主張するコービンに詰め寄るとブーグスも背後からコービンを襲撃。中邑は倒れ込んだコービンを踏みつけると王冠をゆっくりかぶって“ロックスター”のようにポーズを決めた。
◆ドミニク・ミステリオ1人でタッグ王座防衛!次週がウーソズとの防衛戦
WWE初の親子タッグ王者レイ&ドミニク・ミステリオが前王者ドルフ・ジグラー&ロバート・ルードとSDタッグ王座戦で王座防衛に成功し、次週王座に挑戦するウーソズと睨み合いを展開した。メイン戦となったSDタッグ王座戦だったが、試合前に突如レイがバックステージで何者かに襲われるとジグラー&ルードは「俺たちは関係ない。もし対戦できないなら2人の王座は没収か、ドミニクが2対1で俺たちと対戦だろ」と言い出した。この発言に触発されたドミニクが1人で王座防衛戦に挑むもジグラーのドロップキック、ルードのジャーマン・スープレックスを食らって完全に劣勢。
しかし、試合途中にレイが現れるとドミニクが動揺したルードを丸め込んで3カウント。1人で挑んだドミニクが前王者ジグラー&ルードに勝利して王座防衛に成功した。
試合後にはレイ&ドミニクが次週のスマックダウンで王座挑戦が決定したウーソズと対峙して睨み合いの火花を散らした。
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▼Double or Nothingマスク無し密、密、密Happy Ending超満員札止め
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’21年06月10日号ノア AEW チャクリキ JapanKick ねわざワールド Ken片谷 藤永幸司