WWEツアー再開公式発表!SD中邑真輔ギター生付~Aブラック復帰

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◆WWEが現地時間7/16からライブイベントを再開へ

WWEが7月から観客を迎えてのライブイベントを再開することを発表した。現地時間7/16から始まるテキサス州での以下3つのショーを皮切りに、9月第1週のレイバー・デイ前後までに25都市で開催することがすでに決定している。

●7/16(日本時間7/17):SmackDown – トヨタ・センター(ヒューストン)

●7/18(日本時間7/19):マネー・イン・ザ・バンク – ディッキーズ・アリーナ(フォートワース)

●7/19(日本時間7/20):RAW – アメリカンエアライン・センター(ダラス)


 上記LIVE会場収録への復帰をWWE役員ソーニャ・デヴィルが、「サンダードームと別れる時が来た」と告げるところから始まった今回の番組。当然ながら、全編を通じて随所に上記ツアー復帰が繰り返されることになる。「2回ワクチン接種を終えたらマスク不要」とバイデン大統領が国民に語り掛けたら、それは通常への復帰の合図なのだ。実際は州によってまだイベント会場解禁してないところもあるのだが、治外法権フロリダは無論のこと、やはりテキサスからというのが良くも悪くも考えさせられる。


 そのソーニャがSmackDown所属の各王者をチャンピオン・パレードだとあらためて紹介していると、ポール・ヘイマンが出てきて「お前らは単なるタイトル・ホルダーだ。ローマン・レインズだけがチャンピオン、THE CHAMPIONなのだ」と。そこへ鷹の爪大賞女子MVPのベイリーが異論を唱える。現在無冠だが長期政権を築いた「ワタシこそ・・・」とやって、「ビアンカ・ブレアはポニーテールを使って勝っただけ」だと。


 ということでベイリーにナイア・ジャックス&シェイナ・ベイズラーのヒール組、ビアンカにはチャンピオン・パレードでもSmackDown所属が強調された女子RAW-SD統一王者ナタリア&タミーナのベビーフェイス組による6人タッグからに。

 ビアンカが場外に飛んだ際に、ちゃんと受け止められていたように見えたんだが、ヒザを打ち付けたということでCM明けの展開はベイリーがその痛めた左ヒザを痛ぶる進行に。単なるセールだったと思われる。フィニッシュはシェイナの切り札クラッチで、またRAWでもやるんだそうで・・・。まぁ同じMMA版フォー・ホース・ウイメン軍団だったジェサミン・デュークがNXTの解雇リストに入っていたから、シェイナは残して貰っていることにはなるんだが。しかし、またナイアとかアレクサ・ブリスの漫画を見せられるのは勘弁して欲しいよ。

 ここで映像セグメントになり、刺青が増えて全身になっているアリスター・ブラックの「暗黒の親父」物語の続きが挿入。これがメインイベントの布石になる。


 先週の中邑真輔の王冠強奪以来、シンスケさんのインスタには王冠かぶってドライブとかやっているようで・・・。そんなのまで見てないよ~なので、こういう紹介はよろしいかと。
 ということでギター弾けるのはアライアスだけじゃないとばかり、NXT所属だったリック・ブーグスがフライングVの生演奏をヴァイオリン主体の入場サントラ音源にかぶせる出番でSDに登場。当初、WWEが用意したテーマ曲を3度も「イメージが違う」と断った中邑なんだが、♪Rising Sunにして本当に良かったと思う。

 コービンが痙攣式をやったりして妙にスイングしていたのが収穫だ。


 右腕を吊って出てきたセザーロには、サモア族の家長、右腕、代弁者でなくセス・ロリンズがさらに・・・。ただ、セザーロは「再戦させろ!」とやっていた。『レッスルマニア・バックラッシュ』では鷹の爪大賞認定のベストマッチだったから、大した試合やれない他の候補選手よりは次のPPV『ヘル・イン・ア・セル』も、となるのはロジックである。


 新SDタッグ王者レイ・ミステリオ&ドミニク親子が出るのはお約束。今回はロバート・ルード w/ドルフ・ジグラーとのシングルでフロッグ・スプラッシュを決めます。


 番組トリが IC王座フェイタル4WAY戦で、王者アポロ・クルーズ w/コマンダー・アジーズ、因縁のビッグE、人気のケビン・オーエンズ、陰謀論サミ・ゼインという顔見世カードというか・・・。

 そこに久方ぶりのリング復帰となったアリスター・ブラックがビッグEにブラックマス一閃。そこにクルーズがフォールしての王座防衛に。

 中身は良かったかと。4選手ともキャラ役割を守りつつ激しくぶつかったメインだった。


 アリスターが復帰したからと、再契約が公表された妻ゼリーナ・ベガまで出てこなかったのだが、とりあえず裏では後見人だったポール・ヘイマンのいるSmackDownに登場となる。来週はジミー・ウソーが勝手にタッグ再結成と決めてきたという設定で、恐らく兄弟喧嘩になるジェイとのウソーズと、ストリート・プロフィッツの対戦カードも発表されている。

■ WWE SmackDown
日時:5月21日(現地時間)
会場:米フロリダ州タンパ サンダードーム(イングリング・センター)

◆王冠をかぶった中邑真輔がギター演奏で入場して因縁のコービンに雪辱

 “キング・オブ・ストロングスタイル”中邑真輔が王冠をかぶってギター演奏するリック・ブーグスと共に「ザ・ライジング・サン」で入場し、因縁のキング・コービンとのリマッチに勝利して先週の雪辱を果たした。先週、勝利したものの中邑に王冠を奪われたコービンがリングに登場すると「侮辱だ。中邑はキングじゃない。今日は奴に罰を与えて王冠を奪い返す」と非難して中邑を呼び出した。すると突如ステージにギターを持ったブーグスが現れると「ザ・ライジング・サン」の演奏と共に王冠をかぶった中邑が華麗に登場。報復を狙う中邑はスピンキックやバックスタバー、スライディング・ニーと連続攻撃で攻め込むと、コービンも中邑のキンシャサをかわしながらジャーマン・スープレックスで反撃して白熱の攻防を展開。

 終盤には中邑がコービンのディープ・シックスをカウント2で返すとブーグスが実況席でギターを弾いて注意を反らした隙にコービンを丸め込んで3カウント。先週の雪辱を果たした中邑は再びコービンの王冠をかぶるとブーグスのギター演奏と共に“ロックスター”のようにリングを後にした。



 続いての『205 LIVE』は、なんか2週間前の好評回カードをそっくり面子組み合わせを替えて焼き直した番組編成というか・・・。

 アッシャー・ヘイルと、元アレックス・ゼインのアリ・スターリングのシングル戦は期待通りの攻防に。スターリングは途中で足をやられたというセールを軸に組み立てていく。くるっと回ってのフェイスバスターが決まってスターリングの勝利。解説のナイジェル・マクギネスも指摘するように、早くKUSHIDAのクルーザー級王座に挑戦するカードが見たい。


 イケメン二郎は早くも目玉扱い。今宵のジャケットは日本で見たことのあるスイカ絵のだった。

■ WWE 205 LIVE
日時:5圧21日(現地時間WWEネットワーク配信開始)
会場:米フロリダ州オーランド Capital Wrestling Center

◆イケメン二郎がイケメンスラッシュでWWEタッグ戦2連勝「これがイケメン二郎だ」

 イケメン二郎が205 Liveでオーガスト・グレイとタッグを組んでボリウッドボーイズ(サミル・シン&スニル・シン)と対戦、スニルにイケメンスラッシュを叩き込んでWWE2連勝を飾った。ジャケット姿で登場したイケメン二郎は序盤にグレイとの連携攻撃を放つと2ndロープからのムーンサルトをスニルに叩き込んで試合のペースを掴んだ。

 しかし、ポストに誤爆したグレイがボリウッドボーイズに捕まって一時劣勢となるも、なんとか交代したイケメン二郎がジャケット掌底の連打やロープを使ったムーンサルトでスニルに反撃。終盤にはグレイがサミルを場外に排除すると、ジャケットを広げて見えを切ったイケメン二郎がイケメンスラッシュをスニルに叩き込んで3カウント。

 イケメン二郎はボリウッドボーイズ相手のタッグ戦に勝利してWWE2連勝を飾ると「これがイケメン二郎だ」と英語で勝ち誇った。但し、英語字幕によると、なにか日本語で言ったことになっていたんだが・・・(笑)。ちゃんとあの日本のアニメ曲のようなテーマ曲が番組エンディングに鳴り響いている。凄い待遇なのである。


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