バックラッシュ前SD中邑真輔コービン王冠強奪-セザーロ懲戒Jウーソ

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 ジェイ・ウーソの登場~「また、これですかぁ?」、「はい、これからです」(笑)。

 リングに登場したローマン・レインズとポール・ヘイマンが「セザーロの世界王座戦は0回、俺は39回だ!」と挑戦者セザーロを侮辱していると、先週揉めた種族からのはぐれ狼ジミー・ウーソが姿を現した。レインズは挑発的なジミーに対して「俺は王者でWWEの顔だぞ。お前はセザーロを倒せるのか? やってみろよ」と怒りを露わにするとジミーは「聞いてるかセザーロ。今日対戦するのはどうだ」と対戦を呼びかけ、これに反応したBack in the Swingと書かれたTシャツを着こんでいるセザーロは「もちろんだ。ジミーを倒してPPVの王座戦ではレインズを倒してやる」と強気に答える。


 女子タッグ王座はRAW-SD共通だからナイア・ジャックス&シェイナ・ベイズラーはこっちにも出てくるんだが・・・。女子カードだったらPPVでやらずに地上波テレビでやってくれとのFOXの意向もあるかとは思うが、日本時間的に前夜にスターダムのウナギ・サヤカがオーバー・ザ・トップロープ決着ながら『シンデレラ・トーナメント』で朱里に勝ったと喜ばせておいて、「#土曜の朝はWWE」がおばさんばかりの試合って(笑)。だいたい、解説のパット・マカフィーが「タミーナが勝ったら戴冠は初」って何度も強調するのも、大人のファンには丸わかりなんだが。ブレット・ハートのコメントまでテロップで出てくるし・・・まぁ一般のお茶の間向きに現地金曜夜8時から、夕食取りながら見ることを念頭にした番組は、わかりやすくやらないといけないからな。

 ナタリアとタミーナの老女コンビ(失礼)、必死にがんばってはいたんだが技にキレがないからカメラマンが苦労していることまで見えてしまうんだが、飛行距離のない親父のスーパーフライで3カウント。まぁタミーナの涙の初戴冠だから許してやって下さい。功労賞というのはありますから。


 コマンダー・アジーズのナイジェリア名誉勲章の表彰式ってなんやねん。アポロ・クルーズのインチキ外国人アクセントの英語付き。まぁ絵的に笑えるからこれはありかも。例によってサミ・ゼイン、ケビン・オーエンズ、ビッグEも絡んでました。続く・・・。


 ドルフ・ジグラーこそチャンピオンにすべきと本誌は10年以上前から活字に残しているんだが、先週はボコボコにはするが最後はクルっと丸め込まれてドミニクに負け、今回は親父レイ・ミステリオに負けるんだが。しかし、シングル戦を毎週貰ってイイ試合を魅せることの方が凄いことなのではないか。

 PPVでは相棒ローバート・ルードとのベテラン王者組に対して、「WWE歴史上初となるレイとドミニクの親子タッグ戴冠なるか」というマッチメイクに繋いだ。


 ビアンカ・ブレアのセグメントは、リモート出演のベイリーとの舌戦だけ。ただ、それでも絵になるから上記をトップ画像にしようかと迷ったんだが・・・。


 中邑真輔もまた、キング・コービンに試合は負けるんだが、王冠を奪ってとかちゃんと尺貰って扱われているのだから凄いことなのである。あと、アリスター・ブラックの暗黒親父の物語の映像セグメントも挿入。解雇されていた妻ゼリーナ・べガ復帰の噂が出ているからなのかも知れない。


 番組トリがNobody’s BitchのTシャツというジミー・ウーソとセザーロだ。任せただけあって試合自体は良かったんだが、ケツがいわゆるnon-finishのうやむや? あとで調べたら乱入による反則裁定ということなんだが、記者がそうなのか?と思ったくらいだから、お茶の間はわかってないのでは?

■ WWE SmackDown
日時:5月14日(現地時間)
会場:米フロリダ州タンパ サンダードーム(イングリング・センター)

◆中邑真輔が“キング”対決に敗戦もキング・コービンの王冠を強奪

 “キング・オブ・ストロングスタイル”中邑真輔がキング・コービンとの対戦に敗れるも、試合後にキンシャサで襲撃してコービンの王冠を奪い去った。先週の10人タッグ戦で逆転負けしたコービンとの対戦で中邑は「俺たち2人のキングダムが激突する。生き残るのは俺の方だ」と意気込むとスピンキックや痙攣式ストンピングで攻め込んだ。さらにライダーキックから飛び付きアーム・バーでコービンを捕まえるとトライアングルに移行して締め上げたが、パワーに勝るコービンにそのまま押さえつけられて3カウント。中邑は先週に続いてまたしてもコービンに屈辱の敗戦を喫した。

 しかし、試合後に中邑はハイキックからのキンシャサでコービンを襲撃KOにするとコービンの王冠を奪い去り、「俺は王者だ。キング・オブ・ストロングスタイルがついに戻ってきた」と鏡を見ながら自身に語り掛けるように英語で呟いた。

◆セザーロがPPV王座戦を前に王者レインズを一蹴してジェイをニュートラライザー葬

 セザーロがPPV「レッスルマニア・バックラッシュ」を前に対戦する王者ローマン・レインズを一蹴して、“レインズの右腕”ジェイ・ウーソをニュートラライザー2連打で沈めた。セザーロ vs. ジミーがメイン戦でスタートするとセザーロがスープレックスやアッパーカットで攻め込めば、ジミーもスーパーキックからのサモアン・ドロップで応戦して白熱の攻防を展開。

 しかし、終盤にセザーロが豪快なスーパープレックスや場外へのキャノンボールをジミーに放って追い詰めると、堪らず乱入したレインズがセザーロをポストや解説席に投げつけて試合は反則裁定に。試合後にはセザーロが口論となったレインズとジミーを一蹴すると、「PPVはこうなるぞ」とレインズに見せつけるようにニュートラライザー2連打でジェイをKOした。レインズ vs. セザーロのユニバーサル王座戦が行われるPPV「レッスルマニア・バックラッシュ」は日本時間5月17日にWWEネットワークで配信される。

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’21年05月27日号スターダム後楽園名古屋 ノアCyberF 猪木 WMバックラッシュ R木村