5日、新日本プロレスが東京ドーム大会2連戦の2日目を開催した。
高橋ヒロムがジュニア至宝奪還に成功し、夢のジュニア王座戦ドームメインに前進だ。「誰も行けなかった位置まで俺は行ってやるんだ」と宣言して臨んだセミファイナルでのIWGPジュニアヘビー戦。ヒロムは王者・石森太二に挑む。12月には『BEST OF THE SUPER Jr.』を制し、前夜には『SUPER J-CUP』優勝者のエル・ファンタズモを下して波に乗るヒロム。しかし、難敵・石森は終盤にもかかわらず力強いエルボー連打でヒロムを圧倒する。苦しんだヒロムだったが25分、旋回式ビクトリー・ロイヤルからのTIME BOMB IIで石森を仕留めた。
ドーム勝利は新たなる夢への前進に他ならない。かねてからジュニア王者のままIWGPヘビーを腰に巻くことを目標としているヒロムであるが、バックステージではIWGPジュニア王座戦をドームのメインで実験させる目標を口にしていた。
■ 新日本プロレス バルサン Presents WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム
日時:1月5日(火)17:00
会場:東京ドーム 観衆7,801人(主催者発表)
<ダークマッチ第1試合/スターダム提供>
林下詩美
〇上谷沙弥
AZM
9分48秒 フェニックススプラッシュ⇒エビ固め
舞華
ひめか
●なつぽい
<ダークマッチ第2試合/スターダム提供>
岩谷麻優
●中野たむ
12分49秒 グロリアスドライバー⇒片エビ固め
〇ジュリア
朱里
<第1試合/『KOPW 2021』決定戦4WAYマッチ>
〇矢野通
7分34秒 片エビ固め
●BUSHI
※残り2選手はチェーズ・オーエンズ、バッドラック・ファレ
※矢野が『KOPW 2021』を戴冠
<第2試合/IWGP Jr.ヘビー級タッグ選手権試合>
[挑戦者組]
マスター・ワト
●田口隆祐
13分20秒 ピンチェ・ロコ⇒片エビ固め
金丸義信
〇エル・デスペラード
[第62代王者組]
※デスペラード&金丸が2度目の防衛に成功
<第3試合/NEVER無差別級選手権試合>
[挑戦者]
●ジェフ・コブ
21分11秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン⇒片エビ固め
〇鷹木信悟
[第31代王者]
※鷹木が初防衛に成功
<第4試合/スペシャルシングルマッチ>
●EVIL
23分40秒 ラウンディング・ボディプレス⇒体固め
〇SANADA
<第5試合/IWGPジュニアヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
〇高橋ヒロム
25分31秒 TIME BOMBⅡ⇒片エビ固め
●石森太二
[第87代王者]
※石森が初防衛に失敗、ヒロムが第88代王者に
<第6試合/IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合>
[挑戦者/挑戦権利証保持者]
●ジェイ・ホワイト
48分05秒 カミゴェ⇒片エビ固め
〇飯伏幸太
[王者]
※飯伏が両王座の初防衛に成功
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