RAWレジェンド集合ゴールドバーク挑戦Dマッキンタイア『ランブル』仕込み開始

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 たまにプロレス番組見ようかという方にはよくても、毎週全部の番組フォローしているユニバースやマスコミには、ハルク・ホーガンがiPhoneならぬhPhoneがどうたらの漫画的な冒頭やられても、別にいいよだと思うんだが・・・。

 ただまぁ、変にレジェンド同窓会にはせず、チラチラと昔の選手は顔見世してはいたけど、基本はいよいよ『ロイヤルランブル』仕込み開始ということで、現在進行形のカードを軸に3時間番組構成していたのは誉めないといけない。昔のノスタルジアだけやられても、なにも次回に繋がらないからだ。


 ミズTVから始まった番組、元GMのテディ・ロングさんはあまり変わってないようで・・・。

 そのままミズ&ジョン・モリソン組が、ゼイビア・ウッズ&コフィ・キングストンとの試合になり、ウッズのシャイニング・ウィザードがモリソンに決まる。


 AJスタイルズとアライアスのカードもあり、ジャクソン・ライカーと用心棒オモスの絡みもありました。


 レジェンドの中ではリック・フレアーだけが娘シャーロットと揉めるアングルがあり、出たがりオジサンだけはまた出てくるようで・・・。タッグの試合は、どうでもイイ内容だったんだが。


 昨年はずっとプロテクトされてきたボビー・ラシュリーだが、今回のリドル戦ではフルネルソンでタップさせるんだが、レフェリーが見てないという設定でリドルが丸め込み勝利にしていた。


 アチコチの試合の合間にレジェンドさんたち顔見世はしてたけど、あまりそれに時間を割かなかった番組台割りは評価だろう。


 シェイナ・ベイズラーが切り札クラッチ極めてるも、デイナ・ブルックがブリッジでシャイナの肩がマットについてるから3カウントというカードもあり、マンディ・ローズも絡むから実質は2対1だったのだが・・・。


 ランディ・オートンがジェフ・ハーディを痛ぶるシングル戦も。


 2日後のNXTでのサントス・エスコバ戦が決まっているグラン・メタリックとリンセ・ドラゴが、ハートビジネス軍のシェルトン・ベンジャミン&セドリック・アレキサンダー組とのタッグとなれば、勝利するのはお約束だ。ハート軍は敗北で揉めていた。


 レジェンドの顔がわかる公式写真がなかったのが残念なんだが、ある意味では今回の真のハイライトはキース・リーの入場に際して、ずらりと集合したレジェンドたちが見守った場面かも。ミッキー・ジェームスもJJジェフ・ジャレットもいたけど、個別の出番はなかったんだが・・・。

 ドリュー・マッキンタイアのWWE王座防衛戦、さすがにこの二人だからストロングスタイルは見ごたえあり。スーパーヘビー級同士がスパニッシュフライをやるのは、NXTでのドミニク・ダイジャコビック(現在T-Bar)戦を見ている方にはともかく、RAWしか見てないユニバースにはビックリ仰天だったことだろう。

 レジェンドの皆さんもビビってたじろいたか。これが20201年の進化したWWEプロレスです。

■ WWE RAW LEGENDS NIGHT
日時:1月4日(現地放送時間)
会場:米フロリダ州セント・ピーターズバーグ サンダードーム(トロピカーナ・フィールド)

◆アスカ&シャーロットが父リックの裏切りでまさかの2021年初戦黒星

 アスカ&シャーロット・フレアーがRAW“レジェンズ・ナイト”でレイシー・エバンス&ペイトン・ロイスとタッグ戦で激突するも、突然セコンドのリック・フレアーが娘シャーロットを妨害してアスカ&シャーロットは2021年初戦で黒星を喫した。試合前、シャーロットがロイヤルランブル戦出場を明言して父リック・フレアーと共に入場すると、試合ではアスカがレイシーにミサイルキック&ヒップアタックを決めて攻め込んだ。
 中盤にはレイシーがセコンドのリック・フレアーに手を出すと、これにシャーロットがビンタ攻撃。さらに終盤ではアスカがダブル・ニー、シャーロットがナチュラル・セレクションを決めてペイトンを追い込んだが、再びレイシーがリック・フレアーのネクタイを引っ張って誘惑。これもシャーロットがレイシーを攻撃して誘惑を断ち切ったが、突如リック・フレアーがシャーロットの足を引っ張って妨害してしまい、そのままシャーロットはペイトンに丸め込まれて3カウント。2021年初戦を落としたシャーロットは「もう私に関わらないで。出て行ってよ」と父リック・フレアーの裏切りを責めて睨みつけた。シャーロットが出場する30人女子ロイヤルランブル戦が行われるPPV「ロイヤルランブル」は日本時間2月1日にWWEネットワークで配信される。

◆“超人類”ゴールドバーグが王座防衛に成功したマッキンタイアに挑戦表明

 王者ドリュー・マッキンタイアが番組メインイベントのWWE王座戦で対戦した“リミットレス”キース・リーをクレイモアで沈めて王座防衛したが、突如現れた“超人類”ゴールドバーグが対峙したマッキンタイアにPPV「ロイヤルランブル」での王座挑戦を表明した。試合前、マッキンタイアは“レジェンド”ハルク・ホーガンと共にリーを挑発すると、試合ではスーパーヘビー級同士の激しい攻防を展開。マッキンタイアが平手打ちやチョップを放てば、リーがショルダータックルでマッキンタイアをバリケード外に吹き飛ばしてそのパワーを見せつけた。

 さらにマッキンタイアがパワースラムでリーを解説席に叩きつけると、リーもコーナートップからのスパニッシュ・フライを繰り出して激しく巨体がぶつかり合ったが、最後はスピリットボムをかわしたマッキンタイアが必殺のクレイモアをリーの顔面に叩き込んで王座防衛に成功。

 試合後、マッキンタイアとリーが拳を合わせてお互いの健闘を称えていると突如“超人類”ゴールドバーグが姿を現した。ゴールドバーグは「ロイヤルランブルでお前に挑戦するためにここに来た」と王座挑戦を表明すると、「自分の父親と対戦するようなもんだな」と馬鹿にするマッキンタイアを突き飛ばした。


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