[週刊ファイト7月2日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼アンダーテイカーLAST RIDE完結～性的暴力告発が世界マット界席巻
タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・WWEと15年の生涯契約を結んだアンダーテイカーの引退
・第4回The Battle Within葛藤：辞め時を求めて彷徨う墓掘り人の去就
・第5回Revelation天啓：ドラゴンを追い求めて・・・♪誰が為に鐘は鳴る
・巡業の仲間という２家族に囲まれカーボーイは本当に走り去ったのだ
・「民主主義を損なうSNS」分析出る中の#SpeakingOutマット界猛省機運
・マルクス・ガブリエルの講義～サーシャ・バンクスに謝罪のサミー・ゲバラ
―― アンダーテイカーのLAST RIDE全5回が完結しました。本誌は第1回から逐一詳細報道してますが、3回が終わったところでいったん放送間隔を空けたので、どうするか読めましたから、先週の第4回はあえて保留にして、今回の最終回と合わせてまな板に乗せましょう。
▼第1回：ジャンボ鶴田さん命日-墓掘人The Last Ride-V字回復に秘策はあるか
▼第2回：WWE墓掘人+オーエン・ハート実録-星輝ありさ引退-UFC他世界情勢
▼第3回：木村花：SNS誹謗中傷の教訓～墓掘人The Last Ride3～国内外動向
オフレコ 第3回で、あとどうするのか構成読めたからな。もちろん最後は引退したとなるんだけど・・・。それは第1回の分析に出したことや。そうでなければこれまで寝かしてきた膨大なバックステージ映像をようやく出したりはしない。
―― 2017年の『レッスルマニア33』から、テイカーさんの周囲にカメラ班がはりついているので、クリス・ジェリコ（ケビン・オーエンズが新US王者）も「やっぱり最後なんだね」とバックステージで話している場面がようやく解禁です。実際、ローマン・レインズに敗れて帽子、マント、手袋を置いて去っていったので、本誌は「アンダーテイカー引退！」が速報の見出しでした。先走ったわけでもなんでもない。当初はその計画だったんです。
オフレコ ところが、どうも思い描いた試合にならなかった。そこで結局戻ってくることになる。
―― ただ、WWEと15年の生涯契約を結んだことも伝わっています。いわゆる「試合」はしなくとも、来年のハリウッド開催『レッスルマニア』でも、またゴーンと鐘の音が鳴ってフルコスチュームで出てはくるでしょう。
オフレコ そもそもAJスタイルズとの今年の『レッスルマニア』初日トリ、あれは「試合」なのかと言い出せばキリがないんだけど。映画仕様ということでロケ地でちょっとずつ闘ったのを編集したんだけど好評だったことは間違いない。無観客を逆手に取るなら、このボーンヤードマッチか、AEWのスタジアム・スタンピードかとなるのがすでにプロレスの教科書検定にパスやで(笑)。
第4回The Battle Within葛藤：辞め時を求めて彷徨う墓掘り人の去就
―― それでは順番に第4回The Last Rideなんですが、2018年11月2日のサウジアラビア『クラウン・ジュエル』メインがいかに酷い内容だったかから始まります。オーストラリアでの『スーパーショーダウン』の因縁ということで、ケインとの破壊兄弟と、トリプルH&ショーン・マイケルズのDXが、One more timeとやってみたんですが・・・
▼『クラウン・ジュエル』想定外試合結果をサプライズに！
オフレコ 辞め時がこの回のテーマやな。そして失敗試合が続くという・・・。あと、サウジから戻る飛行機で「終わった」となり、AEW系というか、スターキャスト主催のサイン会に出ると発表されて、ビンス（マクマホン）が慌てる話もちゃんと入っていた。
―― そして2019年の『レッスルマニア』は、初めてテイカーさんのカードがない大会になるんですが、ニュージャージーと翌日RAWがブルックリンなんで、そこには出てきました。
▼アンダーテイカー降臨！サミ・ゼイン復帰！アンブローズ最後～祭典から18時間後RAW
オフレコ 問題のサウジアラビア『スーパーショーダウン』に行くんだが、その煽りを兼ねた地元テキサス州オースチンのRAWに俳優マシュー・マコノヒーと舞台裏で会話している絵は初出しやな。
▼アンダーテイカー降臨！テキサス州オースチン開催RAWに俳優マシュー・マコノヒー観覧