アンダーテイカー降臨!サミ・ゼイン復帰!アンブローズ最後~祭典から18時間後RAW

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「まだ一日たってないじゃないか、まだぐったりのままだよ」というのが熱心なユニバース諸氏や、フォローしないといけないマスコミ記者の本音だと思われるが、容赦なくRAWが始ってしまう。今回は再びバークレイズ・センターからのRAWで、こちらも前売り段階で売り切れていた大会になる。

 予想通りというか、本戦第1試合だったので、忘れてもらっては困るとばかりにセス・ロリンズがベルトを持って登場するところから。前日の話題の中心、女子メインが勝者がベルト総取りという試合形式だったから、このRAWではSmackDownの新WWE王者コフィ・キングストンと、王者対決やろうじゃないかという趣向を冒頭に告知して、3時間目まで全部付き合いなさい、と。当然、新女王ベッキー・リンチも出てきてと、どっちみち『レッスルマニア』の翌日は視聴率も跳ね上がるから、選手たちは「疲れた。シンドイ」とは言えないのだ。WWEの月曜の株価終値は$90.03をつけている。

 レッスルマニアに出てこなかった選手の投入もある。「来ます、来ます」と煽りビデオが流されていながら、ケガもあって番組登場が遅れていた巨人ラーズ・サリバンは、バロン・コービンとカート・アングルの寸劇というか、普段着のままアングル・スラムとアンクルロックを繰り出すだけだが、引退した英雄が仕返しをしてお客さんを納得させるものの、その直後にまたやられ役に。新鋭のラーズ・サリバンがRAW初登場となって、そのアングルにダイビングヘッドバッドを見舞うというデビューだった。

 ケガ長期離脱していたサミ・ゼインが復帰。当初のお客はリアクションは「お帰り」モードだったが、マイクを握ってからは「9ヶ月間、正直お前たちに会えなくても全然寂しくなかった」とのヒール宣言だった。
 復帰する者もいれば、退団が発表されていたディーン・アンブローズはこれが最後の登場。ボビー・ラシュリーに実況席のレネー・ヤング夫人がからかわれるマイクに、「話すことはない」と切れる場面はガチだろう。どうせエンタメだと思われがちだが、内部でも知ってる者と知らない者もいて、大人のファンの知覚に訴えるべく常にガチは混ぜられているのだ。
 恒例だった『レッスルマニア』に出てこなかったアンダーテイカーが降臨。アライアスがツームストーン葬されている。さすが前売り完売のニューヨークのRAW生中継だ。予算も使っているようだ。
 
 チャンネルを変えずに3時間目も見るようにと引っ張ったメインだが、途中でThe BARが乱入。「お前との闘いはまたいつか!」とロリンズが言ってキングストンと共闘、タッグ戦になるという落とし前の付け方だった。来週は恒例のRAW班、SmackDown班の入れ替えがあるが、The BarはSmackDownなのかも知れない。

■ WWE RAW
日時:4月8日(現地時間)
会場:ニューヨーク市ブルックリン バークレイズ・センター

◆二冠王者ベッキーにレイシーが顔面一撃!

 勝者総取り戦を制してRaw & SmackDown女子王者となったベッキー・リンチがリングに登場すると「何も持たずに試合して、すべてを手にしてリングを降りたぞ」と二冠奪取を会場のファンに報告し、相手が誰でも対戦する準備ができていると主張した。そしてベッキーがリングを降りようとすると、そこへ突如レイシー・エバンスが登場。いつもは登場してもそのまま何もせずに去っていくレイシーだが、この日は違った。レイシーは吟味するようにベッキーと対峙すると、いきなり顔面パンチ一撃。倒れ込んだベッキーだったが、そのまま去っていくレイシーに襲い掛かって2人は乱闘に発展。激しく殴りかかる王者ベッキーに対しても、ハイヒールを履いたまま、スカート姿から黒のパンツも画面に映ったレイシーは一歩も引かず2人の因縁が勃発した。いや、この南部のおばさんには全くそそられません(笑)。昔のピンナップガールという設定が老人幹部たちに受けてるだけかと。

 一方、前夜ホスト役の任務を果たしたアレクサ・ブリスがリング復帰。ちっちゃい小悪魔ちゃんはイイと思うんだけど。但し、サーシャ・バンクスのドタキャンが大会後の話題になった。

◆“デッドマン”ジ・アンダーテイカーが降臨!

 “デッドマン”ジ・アンダーテイカーが降臨した。番組中盤にアライアスが登場して、前日のPPV「レッスルマニア35」で自身のコーナーを妨害したジョン・シナを批判すると、さらに「次はデッドマンが妨害にくる」と予言。すると突然、鐘の音が鳴り響いてアンダーテイカーが姿を現した。そのただならぬ威圧感に一度はリングを降りようとしたアライアスだったが、意を決してアンダーテイカーと対峙するとビックブーツからチョークスラムを食らって撃沈。さらに首切りのポーズをしたアンダーテイカーがダメ押しのツームストーン・パイルドライバーを決めてアライアスを葬った。

◆ロリンズとキングストンが勝者総取り戦もザ・バーの襲撃でノーコンテスト

 新ユニバーサル王者セス・ロリンズと新WWE王者コフィ・キングストンが勝者総取り戦もザ・バーの襲撃でノーコンテストとなった。番組オープニングに登場したロリンズは「俺はみんなが誇りに思う闘う王者になる」とレスナーを皮肉った発言で会場を沸かせると、そこにニュー・デイが登場。キングストンが「女子の勝者総取り戦はすばらしかった。俺たちも王者同士で対戦するのはどうだ?」と男子の頂上決戦を提案すると、なんとロリンズもこれを承諾して王者同士の勝者総取り戦が決定した。
 メイン戦となった王者同士の対決はお互いの大技を読み合う白熱の攻防を展開したが、突如ザ・バーのシェイマス&セザーロが2人を襲撃して試合はノーコンテストに。その後、ロリンズの対戦要求で移行したタッグ戦ではザ・バーが抜群のチームワークで攻め込むも、最後はキングストンのトラブル・イン・パラダイスからロリンズがカーブ・ストンプをセザーロに決めて勝負あり。ロリンズ&キングストンはザ・バーを撃退すると、タイトルを掲げて勝利をアピールした。

◆中継終了後に再びザ・シールドが結束の証を魅せて会場客に特典サービス


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