6・8WRESTLE-1後楽園大会全カード決定！“本当に最後のチャンス”中之上靖文が不退転の決意王座奪取を誓う！

　6月8日（水）東京・後楽園ホール大会で大日本プロレス・岡林裕二選手とタッグを組みWRESTLE-1タッグチャンピオンシップに挑戦する中之上靖文選手にインタビューを行った。タッグ王座戦へ2連続で挑戦する中之上選手は一体何を語るのか。

中之上靖文選手
「まぁ2回連続で挑戦できる、挑戦するっていうのは向こうサイドも言っていたけどちょっと甘いというか…なんだろ、普通はあり得ないかもしれないですよね。でもこうやってチャンスもらえたんで。…これが最後かもしれないですね。2回連続でチャンスもらえてて、それを潰してしまうっていうことはそこで終わるっていうことだと思います。あとがない感じですね」

―会社からもらえた最後のチャンスとのことですが、タッグを岡林裕二選手と組むということについてはどのように感じていますか？
中之上靖文選手
「ウチにはいないタイプの選手で。昔から何回か試合をさせてもらっているんですけど、スゴイんでね。難しいこと全然してはいないんですけど何をやるにしても説得力あるし、本当にすごいなと思っていて。そんな人がタッグを組んでくれるというのは本当にうれしいですね」

―実際、大日本プロレス等で戦ったりもしていますが、どのように感じましたか？
中之上靖文選手
「キツイですよね、正直。1試合やるとしばらく空けないと身体が持たないなといつも思いますね。でも岡林さんは試合終わった後でも道場戻ってウェイトするとか聞いたことあるんで。超人ですよね。試合をしていても刺激的なんですけど本当に身体キツイです（笑）まぁ今度は組んで味方になってくれるということでめちゃくちゃ心強いです」

―では一方で、相手の王者組、火野裕二選手とKAZMA SAKAMOTO選手は一度吉岡世起選手と組んで王座に挑んでいますが敗れています。あの王座戦を振り返ってみていかがでしょうか？
中之上靖文選手
「僕が吉岡選手をちょっとほったらかしというか、うまく助けることができなかったですね。向こうのタッグチームの上手さというかコンビネーションにやられてしまいました。…正直強かったですね」

―そんな中先日の千葉大会では火野選手のチョップを何発も受け、結果的に試合には敗れてしまいましたが恐怖感というのはなくなったとおっしゃっていました。
中之上靖文選手
「正直めちゃくちゃ痛いんですけど、3発くらうとなんか痛くなくなってくるというかマヒしてくるというか、なんかそういう感覚になるんですよ。なのでもう全然チョップ打ってきてもらっていいです、痛いですけど。でも本当に前ほど怖さはなくなりましたね」

―これから神戸、そして春日部と王座戦を前にREAL DESPERADOと当たります。
中之上靖文選手
「神戸はまたちょっと特殊で横綱と組むので。特に心配することはないです（笑）まぁただ2連敗して8日を迎えるよりかは2連勝して迎えたほうがいいイメージでタイトルマッチにいけるので前哨戦も頑張りたいですね」

―では最後に改めて王座戦に向けて意気込みをお願いいたします。
中之上靖文選手
「2回も連続でチャンスをもらえるということはやっぱり…もしかしたらこれが最後のチャンスという事なのかもしれない。だから一生懸命、結果を残さないとこれで終わってしまうと思っているので頑張ります。そしてこのタイトルマッチでは…俺が獲ります」

　何度も最後のチャンスという言葉を発する中之上選手。確かに同じ選手がパートナーを変えて同じ王座に連続で挑戦することは珍しい。本人も言うようにこれが最後のチャンスになってしまってもおかしくはない状況でもある。ただ裏を返せばこれは中之上選手に対する期待の表れと言ってもいい。実際、他団体ではその勝ち負けを度外視した激しい闘いが認められつつある。あとはWRESTLE-1で結果を出すだけ。そしてその結果こそが更に上を目指すための通行手形になる。王座戦当日は、中之上の不退転の決意に期待したい。

■「WRESTLE-1 TOUR 2016 OUTBREAK」
日時：6月8日（水）19時開始／18時開場
会場：東京・後楽園ホール大会　

＜WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負＞
【第8代王者】KAI
vs.
【挑戦者】芦野祥太郎
※第8代王者・KAI、初の防衛戦

＜WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ 60分1本勝負＞
【第4代王者組】火野裕士&KAZMA SAKAMOTO
vs.
【挑戦者組】中之上靖文&岡林裕二（大日本プロレス）
※第4代王者組・火野裕士&KAZMA SAKAMOTO組、3度目の防衛戦。

＜UWA世界6人タッグ選手権試合 60分1本勝負＞
【第50代王者組】カズ・ハヤシ&田中稔&TAJIRI
vs.
【挑戦者組】河野真幸&“brother”YASSHI&村瀬広樹
※第50代王者組・カズ・ハヤシ＆田中稔＆TAJIRI組、4度目の防衛戦。

＜シングルマッチ＞
鈴木鼓太郎
vs.
AKIRA
※AKIRA選手の前日計量の結果、規定体重を満たしていた場合WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップとなります。

＜イケメン試練の七番勝負第五戦シングルマッチ＞
黒潮“イケメン”二郎
vs.
グレート・ムタ

＜new Wild order vs REAL DESPERADO 6人タッグマッチ＞
征矢学&葛西純&熊ゴロー
vs.
NOSAWA論外&MAZADA&土肥孝司

＜6人タッグマッチ＞
浜亮太&アンディ・ウー&藤村康平
vs.
稲葉大樹&吉岡世起&翔太（ガッツワールド）

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