[ファイトクラブ]Wオスプレイ新王者 オカダ モネ戴冠 AEW最大イベントAll In: London

[週刊ファイト09月10日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼Wオスプレイ新王者 オカダ モネ戴冠 AEW最大イベントAll In: London
 (c) 2026 AEW, Inc. All Rights Reserved.
 by 空プロレス 編集部編
・ロンドン・ウェンブレー再来All In試合結果AEW年間最大大会@イギリス
・WWEよりニュー・レベル電撃デビュー戦制しAEW世界トリオ王座初戴冠
・無敗対決制す ブロウリング・バーズ、女子タッグ王座悲願の戴冠
・同門相剋制す オカダ・カズチカ、待望のインターナショナル王座奪還
・ケイジ&コープ世界タッグ王座獲得 世界を代表するタッグが激突
・スティング電撃復活ダービー・アレン、命懸けの一撃でTNT王座奪取
・因縁の最終章制す メルセデス・モネ、悲願の女子世界王座初戴冠
・10年の物語完結 ウィル・オスプレイ恩師ケニー・オメガを撃破新王者
・The Who♪Baba O’Riley入場のオスプレイteenage wasteland神曲
・オメガ入場♪僕のヒーローアカデミア 三宅健太の声「次は君だ」ポーズ


■ AEW All In: London
日時:8月30日(日本時間8月31日)
会場:イギリス ロンドン ウェンブレー・スタジアム 観衆41,102(主催者発表)

ALL IN試合結果AEW年間最大大会イギリスロンドン・ウェンブレー

<Buy-In第1試合 4WAY 8人タッグマッチ>
○リオ・ラッシュ ザ・ラスカルズ
 9分10秒 ファイナル・アワー
●ザ・オップス

<Buy-In第2試合 タッグマッチ>
○クリス・スタットランダー ハーレー・キャメロン
 9分55秒 サタデー・ナイト・フィーバー
●ジュリア・ハート スカイ・ブルー

<Buy-In第3試合 8人タッグマッチ>
○QTマーシャル AJ ボビー・ラシュリー シェルトン・ベンジャミン
 11分25秒 ドミネーター
●シェーン・テイラー キャプテン・ショーン・ディーン カーリー・ブラボー リー・モリアーティ

<Buy-In第4試合 TBS王座戦>
[挑戦者]○ペルセフォネ
 11分50秒 クルシフィックス・パワーボム
[王者]●マヤ・ワールド
※この試合後、ペルセフォネを助けたフード姿の人物がブリット・ベイカーだと判明する。

<第1試合 トリオ・ルーレット・ロイヤル、AEW世界トリオ王座戦>
[挑戦者]○スワーブ・ストリックランド ニュー・レベル
 39分00秒 デスライダース  PAC脱落
[王者]●「ハングマン」アダム・ペイジ バンディード ブロディ・キング
デスライダース
ザ・ドッグス
ザ・デマンド
ザ・コングロメレーション
バンバン・ギャング
スワーブ・ストリックランド ニュー・レベル(オースティン・クリード コフィ・キングストン)
※ニュー・レベルデビュー(元WWEのニュー・デイ)

<第2試合 女子AEW世界タッグ王座戦>
[挑戦者]○ザ・ブロウリング・バーズ
 11分40秒 ツーバーズ・ワンストーン
[王者]●ディバイン・ドミニオン

<第3試合 コンチネンタルチャレンジカップ決勝戦>
[王者]○ジョン・モクスリー
 17分15秒 アンクルロック⇒タップアウト
[挑戦者]●ナイジェル・マクギネス

<第4試合 AEWインターナショナル王座3WAY戦>
[挑戦者]○オカダ・カズチカ
 17分10秒 レインメーカー
[王者]●カイル・フレッチャー
[挑戦者]竹下幸之助

<第5試合 AEW世界王座次期挑戦者決定カジノガントレッド戦>
○アンドラーデ・エル・イドロ
 21分05秒 ディア・デ・ロス・ムエルトス
●MJF
ニック・ウェイン
マイク・ベイリー
トマソ・チャンパ
マーク・デイビス
クリス・ジェリコ
コマンダー
ミスティコ
ダニエル・ガルシア
ジャック・ペリー

<第6試合 AEW世界タッグ王座戦>
[王者]○ケイジ&コープ
 20分00秒 スピアー
[挑戦者]●ヤングバックス

<第7試合 TNT王座戦 フォールズ・カウント・エニウェア・マッチ>
[挑戦者]○ダービー・アレン
 15分50秒 コフィン・ドロップ
[王者]●ケビン・ナイト

<第8試合 女子AEW世界王座戦>
[挑戦者]○メルセデス・モネ
 22分00秒 ステートメント・メーカー⇒タップアウト
[王者]●ウィロー・ナイチンゲール

<第9試合 AEW世界王座戦>
[挑戦者]○ウィル・オスプレイ
 34分5秒 ヒドゥン・ブレード
[王者]●ケニー・オメガ


ニュー・レベル電撃デビュー戦制す AEW世界トリオ王座初戴冠

<第1試合 トリオ・ルーレット・ロイヤル、AEW世界トリオ王座戦>
[挑戦者]○スワーブ・ストリックランド ニュー・レベル
 39分00秒 デスライダース  PAC脱落
[王者]●「ハングマン」アダム・ペイジ バンディード ブロディ・キング
デスライダース
ザ・ドッグス
ザ・デマンド
ザ・コングロメレーション
バンバン・ギャング
スワーブ・ストリックランド ニュー・レベル(オースティン・クリード コフィ・キングストン)
※ニュー・レベルデビュー(元WWEのニュー・デイ)

 この試合は、複数のトリオが次々と入れ替わりながら王座を争う、AEW恒例のルーレット形式マッチ。バンバン・ギャングとザ・ドッグスによる序盤戦から始まり、ザ・デマンド、ザ・コングロメレーション、デスライダース、そして「ハングマン」アダム・ペイジ&バンディード&ブロディ・キング組が続々と参戦していく。

 そして最後に登場した謎の「ワイルドカードチーム」の正体は、まさかのスワーブ・ストリックランド、そしてWWEを電撃退団したばかりのコフィ・キングストン&オースティン・クリード。この日、ニュー・レベルとしてAEWデビューを飾ったキングストン&クリードの登場に、ウェンブリーの大観衆から地響きのような大歓声が沸き起こった。

 終盤の脱落ラッシュでは、ゲイブ・キッドがジェイ・ホワイトを退場に追い込み、続いてペイジがキッドを、リコシェがペイジを、そしてストリックランドがリコシェを次々と脱落させる混戦模様に。生き残ったストリックランド、キングストン、クリード、クラウディオ・カスタニョーリ、PAC、キッドの中で、キングストンはプリンス・ナナの機転により、足をつけずに土俵際で生還する場面も見せた。

 そして最後は、デビュー戦のニュー・レベルがストリックランドとともにカスタニョーリとPACを退場させ、見事勝利。ニュー・レベルは鮮烈なAEWデビュー戦を、まさかの戴冠という最高の形で締めくくった。

無敗対決制す ブロウリング・バーズ、女子タッグ王座悲願の戴冠

<第2試合 女子AEW世界タッグ王座戦>
[挑戦者]○ザ・ブロウリング・バーズ
 11分40秒 ツーバーズ・ワンストーン
[王者]●ディバイン・ドミニオン

 ディバイン・ドミニオンvsブロウリング・バーズは、「無敗の絶対王者」と「ウェンブリーでの戴冠を狙う英国勢」による、女子タッグ戦線の勢力争いだ。圧倒的なパワーで王座を守り続けてきたメーガン・ベイン&レナ・クロスに対し、ジェイミー・ヘイター&アレックス・ウィンザーは無敗のまま挑戦権をつかんだ。

 王者組が無敗記録をさらに伸ばすのか、それとも英国の大観衆を味方につけたブロウリング・バーズが、ウェンブリーで歴史的な戴冠を果たすのか。女子タッグ戦線の勢力図を左右する一戦となる。

 今回のカードの始まりは、2026年7月26日のリデンプションです。
この大会でディバイン・ドミニオンのメーガン・ベイン&レナ・クロスは、ミック・フォーリーから「ブロウリング・バーズと対戦してみてはどうか」と提案されました、しかしその時は、相手にしてませんでした。

 一方、ザ・ブロウリング・バーズのジェイミー・ヘイター&アレックス・ウィンザーは、7月18日のコリジョンでタッグを組んで勝利。
 その後も2人はタッグとして結果を出し、無敗のチームとして存在感を高めていました。そして7月29日のダイナマイトで、ヘイター&ウィンザーが正式にディバイン・ドミニオンへ挑戦を表明。

 ザ・ブロウリング・バーズのヘイターは、「自分たちは2人とも無敗。欲しいのはAEW女子世界タッグ王座だ」という意思を示しました。

 これによって、両チームの抗争が本格的にスタートします。

 この試合は、女子AEW世界タッグ王者ディバイン・ドミニオンに、ザ・ブロウリング・バーズが挑んだ一戦。序盤はメーガン・ベインがジェイミー・ヘイターをパワーで圧倒するが、アレックス・ウィンザーが参戦すると、ブロウリング・バーズが両王者をリング外へ弾き出し流れを引き寄せる。

 しかしディバイン・ドミニオンもすぐさま体勢を立て直し、ヘイターを孤立させる展開に。ウィンザーがタッチを受けてレナ・クロスへ攻勢を仕掛けるも、王者組はピンチを凌ぎながらクロスがカバーを何度も破壊し、ヘイター&ウィンザーにペースを渡さない。

 ベインがダブル・ジャーマン・スープレックスを決めてクロスへバトンタッチすると、ディバイン・ドミニオンはヘイターへ畳み掛ける。しかしヘイターはダブルDDTで一気に切り返し、再び流れを引き戻すことに成功する。

 終盤、ウィンザーがベインをエプロンへスープレックスで叩きつけると、ブロウリング・バーズが必殺技ツーバーズ・ワンストーンを炸裂させ、そのまま3カウントを奪取。

 ザ・ブロウリング・バーズが女子AEW世界タッグ王座初戴冠を果たした。ディバイン・ドミニオンにとっては痛恨の陥落となり、AEWの女子タッグ戦線に新たな勢力図が描かれることとなった。

同門相剋制す オカダ・カズチカ、待望のインターナショナル王座奪還

<第4試合 AEWインターナショナル王座3WAY戦>
[挑戦者]○オカダ・カズチカ
 17分00秒 レインメーカー
[王者]●カイル・フレッチャー
[挑戦者]竹下幸之助

 カイル・フレッチャーvs竹下幸之助vsオカダ・カズチカは、単なる3WAYの王座戦ではない。5月にオカダを破って王座を奪った竹下、その竹下を裏切って7月に王座を奪ったフレッチャー、そして再び王座を狙うオカダ。3人の間には「王座を奪った者」と「奪われた者」の関係が複雑に絡み合っている。さらに3人ともドドン・キャリス・ファミリーを巡る因縁を抱えており、試合中に誰と誰が手を組み、最後に誰を裏切るのかも大きな見どころとなる。

 今回の3WAY戦を理解するには、まず竹下幸之助とカイル・フレッチャーの関係から見る必要があります。

 すべての始まりは、5月24日のダブル・オア・ナッシングで、竹下幸之助はオカダ・カズチカを破り、AEWインターナショナル王座を獲得しました。

 オカダは前年7月から長期間インターナショナル王座を保持しており、竹下はその王座を奪うことで、「オカダを超えた」ことを証明したわけです。

 ところが、その試合直後に事件が起こります。

 竹下がオカダを破った直後、元ドン・キャリス・ファミリーの仲間だったカイル・フレッチャーが竹下を襲撃。2人はかつて同じドン・キャリス・ファミリーに所属していましたが、ここの事件で、竹下は追放。

 つまりフレッチャーにとって竹下は、かつての仲間であり、現在は自分が倒すべき相手ということになります。

 7月8日のダイナマイト・ビーチブレイクで、竹下幸之助(王者)vs カイル・フレッチャーのインターナショナル王座戦が行われ、カイル・フレッチャー勝利。

 今回の試合は、竹下が奪われた王座を取り戻せるかという物語がまず存在します。

 そしてオカダ自身も、「もう一度インターナショナル王座を取り戻したい」

 これによって、前王者・オカダ、前々王者・竹下、現王者・フレッチャーという3人が同じタイトルを巡って戦うことになります。

 さらに注目ポイントが「ドン・キャリス・ファミリー内の権力争い」、2人は現在、同じドン・キャリス・ファミリー。

 しかし、どちらも自分こそが「インターナショナル王座を持つべき」と考えています。

 オカダは、「フレッチャーが勝つなら自分は喜ぶ。しかし自分が勝った場合、フレッチャーには自分の手を上げてほしい」という趣旨の発言、フレッチャーはオカダを完全には信用していません。そのため、試合中に「2人で竹下を倒す」という共闘が成立する可能性は低かった。

 同じドン・キャリス・ファミリーの3人による同門対決。開始早々、フレッチャーがオカダを場外へ弾き出すと、竹下がテイクシタ・ラインで王者を打ち倒す。以降も三者が目まぐるしく主導権を奪い合うハイペースな展開が続いた。

 フレッチャーがオカダにハーフ&ハーフ・スープレックス、竹下にはミチノクドライバーを見舞えば、オカダはドロップキックで応戦。竹下もオカダへレインメーカーを見舞うなど、同門ゆえの手の内を知り尽くした攻防が繰り広げられる。

 試合にはドライバー(工具)まで持ち込まれるカオスな場面もありつつ、竹下がフレッチャーへレイジング・ファイアーを直撃させるが、オカダがカバーを阻止しそのままレインメーカーを一閃。フレッチャーがオカダのフォールを阻止し、竹下との打ち合いへ発展する。

 そしてフレッチャーがコーナーからのブレーンバスターを決めた直後、オカダがレインメーカーでフレッチャーを撃墜。そのままフォールを奪い切り、3カウントを奪取した。

 試合後、フレッチャーはベルトでオカダを襲撃しかけるが、ドン・カリスが制止。最終的にフレッチャーは自らベルトをオカダへ手渡し、カリスとともに新王者オカダの腕を掲げるという、なんとも後味の悪い決着となった。オカダにとっては、かねてより狙っていたインターナショナル王座の待望の奪還となった。

▼All In降格Yバックス TストームMモネ オカダ-オメガ ハングマンMOX
(オカダ、前回インターナショナル王座戴冠記事)

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ケイジ&コープ世界タッグ王座獲得 世界を代表するタッグが激突

<第6試合 AEW世界タッグ王座戦>
[王者]○ケイジ&コープ
 20分00秒 スピアー
[挑戦者]●ヤングバックス

 クリスチャン・ケイジ&アダム・コープランドvsヤングバックスは、AEWのタッグレスリングを支えてきた2つの世代による”レガシー対決”だ。
 コープランド&ケイジはAEW以前、WWEから30年近くタッグレスリングの最前線にいた、だけではなく、個人でも世界王座をなん度も獲得した世界を代表する選手達です。ヤングバックスは、インディー団体や新日本プロレスで活躍し、AEW創設時から団体のタッグ戦線を牽引してきた。

 ヤングバックスが勝てばAEW世界タッグ王座4度目の戴冠となり、史上最多獲得回数という新たな記録を打ち立てる。一方、王者組が防衛すれば、キャリア後半を迎えた2人が「まだ自分たちはトップだ」と証明することになる。

 まず王者組が誕生したのは2026年5月に、クリスチャン・ケイジとアダム・コープランドは、2026年5月24日のダブル・オア・ナッシングで「タッグチームとして永遠に解散する」条件の元戦い、FTRを破り、AEW世界タッグ王座を獲得しました。

 しかも普通のタイトル戦ではありません。ニューヨーク・ストリートファイト「アイ・クイット」マッチという非常に過酷な試合でした。

 つまり、「もう一度トップに立つためにAEWへ戻ってきた2人」というのが現在の王者組です。

 一方、マット・ジャクソン&ニック・ジャクソンのヤングバックスは、AEW世界タッグ王座を過去に3度獲得しています。

 王者組にとってこの試合は、「自分たちはまだ現役のトップチームなのか?」という部分を突きつけられています。2人は長いキャリアを持っていますが、現在はキャリア後半。ここで実力を証明し、自分たちはまだいけると知らしめる必要がある。

 一方、ヤングバックスにとっては「4度目」が懸かっている試合、ヤングバックスはすでに3度AEW世界タッグ王座を獲得。したがって、この試合に勝てば、「AEW史上最も多く世界タッグ王座を獲得したチーム」という新たな記録を作ることになります。

 マット・ジャクソンも、「自分たちはこのタイトルを取り戻すために2年間戦ってきた」という趣旨の発言をしています。つまりヤングバックスにとっては、「もう一度王者になる」だけではなく、「AEWタッグレスリング史に自分たちの名前を刻む」という試合です。

 試合はクリスチャン・ケイジとマット・ジャクソンのクリーンな組み合いから開始。ケージがショルダータックルとビンタでマットを圧倒すると、アダム・コープランドが参戦し王者組がペースを掴む。

 ヤングバックスも徐々にケージを孤立させるが、ケージはダブル・リバースDDTで切り返しコープランドへタッチ。王者組はマットの首を集中的に攻めるが、バックスも高速タッグとスーパーキックの連携で応戦する。

 試合中、ニック・ジャクソンが場外ダイブの着地で膝を負傷するアクシデントが発生。これによりメルツァー・ドライバーが完成できない場面もあり、ケージがすかさずニックの脚を攻める。

 王者組がシャッター・マシーンを見舞うもマットがキックアウト。バックスはBTEトリガーを2度見舞うがケージが生存。コープランドはニックにスピアーを叩き込み対応する中、決着直前、コープランドが密かにアームブレースへ工具(レンチ)を忍ばせ両者を強打。この不正な一撃が突破口となり、コープランドがマットへスピアーを決め切り3カウント。

 ケージ&コープが王座防衛に成功した。試合後にはWWEを退団した、モーター・シティ・マシンガンズが登場し王者組を挑発する大混戦、さらにリング上に、ヤングバックス、ニュー・レベル、ダックス・ハリウッド、と4タッグチームが集合し、戦線の今後を大きく占うこととなった。


▼エッジが『RAW』で引退発表、明日の『スマックダウン』で世界ヘビー級王座返上予定

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<第7試合 TNT王座戦 フォールズ・カウント・エニウェア・マッチ>
[挑戦者]○ダービー・アレン
 15分50秒 コフィン・ドロップ
[王者]●ケビン・ナイト

 ケビン・ナイトvsダービー・アレンは、「かつて才能を見出した男」と「その期待を裏切った男」の対決だ。

 ダービーは若き日のナイトに才能を見出し、謙虚でいるよう伝えた。しかし現在のナイトはTNT王者となり、王座を守るためには手段を選ばない男へと変貌。

 ダービーはその変化を許さず、5月の襲撃から続く因縁の決着をAll Inに求めた。TNT王座の歴代最長保持者であるダービーが”自分の王座”を取り戻すのか、それともナイトがダービーを倒してTNT王座の新時代を完成させるのか。

▼AEW直前sp.DアレンMOX対峙 柴田勝頼トリオ防衛 竹下-オカダ反目

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▼AEWサモア・ジョーFTR奪取-MモネKフレッチャー陥落-Full Gear13試合

[ファイトクラブ]AEWサモア・ジョーFTR奪取-MモネKフレッチャー陥落-Full Gear13試合

 開始直後、ナイトがベルトでアリンを強打し先制。アリンもテーブルをナイトへ叩き込み反撃し、両者は場外へ舞台を移していく。ナイトはアリンをコメンタリーデスクへ乗せてスプリングボード・クローズラインを見舞い、対するアリンはコード・レッドを連発、椅子の山へ叩き込む一幕もあった。

 そこへブライアン・ケージとジェイク・ドイルがナイト側として介入。ロープに拘束されたアリンが集中攻撃を受ける中、アリンの実父スティーブン・ボーデンが救出に入るも、ケージにテーブルごと吹き飛ばされてしまう。

 そしてナイトがコースト・トゥ・コーストを狙った瞬間、会場が暗転。まさかのスティングが野球バット片手に電撃復活を果たす。スティングはバットをアリンへ託すとスコーピオン・デス・ドロップでナイトを沈める。さらにボーデンとともに梯子をセットするも、ボーデンが説得しスティングを制止、自らケージ&ドイルへ飛び込んで場外を沈黙させた。

 戦いの舞台はステージ上へ。アリンは照明トラスをよじ登り、20〜30フィートの高さから強襲アバランチ・コフィン・ドロップを敢行。ナイトともどもステージを突き破って落下する衝撃の展開となった。

 ナイトが担架で運ばれる中、アリンは自ら再びステージへ這い上がり、もう一度コフィン・ドロップを敢行。これで完全決着とし、新TNT王者に輝いた。

▼棚橋UK終 オスプレイ手術前MOXフォーク耳穴刺し:新日AEW禁断の扉

[ファイトクラブ]棚橋UK終 オスプレイ手術前MOXフォーク耳穴刺し:新日AEW禁断の扉

▼6時間All Outカナダ帰郷Aコープ&クリスチャン~HペイジKフレッチャー

[ファイトクラブ]6時間All Outカナダ帰郷Aコープ&クリスチャン~HペイジKフレッチャー

因縁の最終章制す メルセデス・モネ、悲願の女子世界王座初戴冠

<第8試合 女子AEW世界王座戦>
[挑戦者]○メルセデス・モネ
 22分00秒 ステートメント・メーカー⇒タップアウト
[王者]●ウィロー・ナイチンゲール

 ウィロー・ナイチンゲールvsメルセデス・モネは、2024年のTBS王座戦から続く因縁の”最終章”である。

 かつてメルセデスにタイトルを奪われたウィローは、2025年にTBS王座を取り戻し、2026年にはAEW女子世界王者へとたどり着いた。対するメルセデスは、オーウェン・ハート・カップを制して再びウィローの前に立ちはだかる。

 今度懸かるのはTBS王座ではなく、AEW女子部門の頂点。過去に敗れた相手を乗り越え、ウィローが新たな時代の王者として確立するのか。それともメルセデスが再びウィローからタイトルを奪い、女子部門の頂点へ返り咲くのか。

 まずは経緯から、メルセデス・モネが6月28日の禁断の扉で、のオーウェン・ハート・カップ女子トーナメントを制覇したこと。メルセデスはトーナメント優勝によって、AEW女子世界王座に挑戦する権利を獲得しました。

 この時点での王座は、テクラだった。

 しかし、怪我から復帰し、カジノガントレッド戦を制した、ウィロー・ナイチンゲールが、7月26日リデンプションで、テクラを破って新AEW女子世界王者となり、この対戦構図となった。

 実は、ウィローとメルセデスの因縁はAEW加入後に始まったものではありません。2023年5月、新日本プロレスのSTRONG女子王座の初代王者決定トーナメントで、2人は決勝で対戦。

 メルセデスは試合中に負傷してしまい、ウィローが勝利。これによってウィローは、初代STRONG女子王者となりました。

 つまり、メルセデスにとってウィローは、**「自分が本来手にしていたはずのタイトルを奪った相手」**という側面があります。

 AEWに話を戻して、2024年、メルセデス・モネのAEW初試合、当時TBS王座のウィロー・ナイチンゲールに挑戦した試合で、結果はメルセデスが勝利。TBS王座を獲得。さらに、2025年、そのTBS王座をかけて、再び対戦。ここではウィローがメルセデスを破り、TBS王座を奪還。

 これで、2勝1敗。今回が、頂上決戦となる。

 モネは開始直後から、ナイチンゲールが直前に負った左手の怪我を執拗に攻め立てる。序盤はナイチンゲールがパワーでモネを圧倒するも、モネはハリケンラーナを迎撃してバリケードへ叩きつけ、さらにターンバックルパッドを剥がして露出した鉄柱へナイチンゲールを突っ込ませ流れを引き寄せる。

 モネはキーロックからクロスフェイスへ移行し怪我の手をさらに攻めるが、ナイチンゲールはクローズラインで応戦。両者リングアウト寸前で戻ると、モネの腕十字を振りほどいたナイチンゲールがミサイル・ドロップキックからスパニッシュ・フライを決める。

 モネがステートメント・メーカーを極めるも脱出したナイチンゲールはコーナーへデスバレー・ドライバー。モネはサンセットフリップ・パワーボムで切り返し、ナイチンゲールも負傷した手のせいでムーンサルトを一度は落下させながらも、なんとかモネの背中へ叩き込む。

 露出した鉄柱へ叩きつけられたナイチンゲールにマネー・メーカーが直撃するも王者はキックアウト。しかしナイチンゲールが放ったパウンスがレフェリーを誤爆させる不運も重なる。ベルトを使ったドクター・ボムも決まるがカウントが遅れ、モネがアバランチ式ドクター・ボムをハリケンラーナで回避。

 そして最後、マネー・メーカーを凌いだナイチンゲールに、モネが再びステートメント・メーカーを深々と極める。逃げ場を失った王者はついにタップアウト。

 メルセデス・モネが、長年追い求めてきた女子AEW世界王座を初めて手にした。

10年の物語完結 ウィル・オスプレイ恩師ケニー・オメガを撃破新王者

<第9試合 AEW世界王座戦>
[挑戦者]○ウィル・オスプレイ
 34分25秒 ヒドゥン・ブレード
[王者]●ケニー・オメガ

 ケニー・オメガvsウィル・オスプレイは、単なるAEW世界王座戦ではない。2015年にオメガに敗れたオスプレイが、約10年の時を経て憧れの存在を超えられるか。オメガにとっては自らが築いてきたAEWの頂点を守る戦いであり、オスプレイにとっては”ケニー・オメガを超える”という長年の物語を完結させる戦いとなる。

 まずは経緯から、ウィル・オスプレイが、6月28日の禁断の扉で、オーウェン・ハート杯をスワーブ・ストリックランドを破り、優勝しAEW世界王座へ挑戦する権利を獲得しました。

 一方、ケニー・オメガは、7月8日のダイナマイト・ビーチブレイクで、「もし負ければ、今後AEW世界王座に挑戦できなくなる」条件のもと、MJFを破り、AEW世界王座を獲得、1698日ぶりの戴冠。つまり2人は、オスプレイが世界王座挑戦権を獲得した直後に、オメガが世界王者になったことになる。

 ここで「ウィル・オスプレイが、かつて自分が憧れた、ケニー・オメガの持つAEW世界王座に挑戦する」という、非常に綺麗な構図が完成します。

 もはや語るまでもないが、2人は元新日本プロレス所属のレスラーで、師弟関係にあると言っていいだろう。オスプレイは、「10年間、俺がなりたかったのは、ケニー・オメガのようなレスラーだ」と憧れを語った上で、「俺は今、AEWに身を投じているんだ。だから2番手で満足できない!」と言い、この試合に勝利し師匠を超える決意だった。

 そして今回、新日本時代、2015年初対戦で、オメガに敗れた少年が、世界王座となったオメガに勝利し、10年間の物語が完結。AEW世界王者になる。さらに、オスプレイは、英国出身。インディー時代から地元の団体で試合をし、家族・友人・英国のファンの前で世界王座を獲得することが達成された。

 この勝利は、単なる王座戴冠だけではなく、AEWの新たなエースの誕生となる。

▼ウィル・オスプレイAEW契約!TストームSwerve勝利MJF防衛ジェイ

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▼ケニー・オメガ「お前の会社を助けてやる」4年ぶり1・4ドーム ブシロード

ケニー・オメガ「お前の会社を助けてやる」4年ぶり1・4ドーム ブシロード

The Who♪Baba O’Riley入場のオスプレイteenage wasteland神曲

 ザ・フーの「ババ・オライリー」をBGMに、実の母のナレーションが流れた。オスプレイはカラム・ニューマン、ヘナレ、フランシスコ・アキラと共にバックステージから登場し、かつてのライバルであるZSJ、マイケル・オク、リコシェ、スワーブ・ストリックランド、マーク・デイビス、カイル・フレッチャーの前を通り過ぎ、妻でる、AEW女子世界タッグチーム新チャンピオンのアレックス・ウィンザーとキスをして、ジョン・モクスリーがユニオンジャックの旗を持って現れた。

▼YouTube Will Ospreay’s EMOTIONAL homecoming introduction! | AEW All In: London

オメガ入場♪僕のヒーローアカデミア 三宅健太の声「次は君だ」ポーズ
 オメガは、日本のアニメ「僕のヒーローアカデミア」のBGMと、オールマイトの声優「三宅健太」のナレーションで、現れた、入場ゲートでは、アニメの名シーンを再現した「次は君だ」と言わんばかりのポーズで登場した。

 AEW史上でも屈指の注目度を誇った一戦は、両者のチョップとエルボーの激しい打ち合いから幕を開けた。

 オメガは序盤からオスプレイの首を執拗に狙う。対するオスプレイはスピードを生かして場外へダイブし、オメガをリングサイドに沈める。
 オメガはニー・ストライクとバックブレイカーで応戦しつつ、なおも首攻めを継続。オスプレイはドロップキック、サンセットフリップ・パワーボム、そしてロープを使ったネック・ファーストのギロチンで対抗した。

 戦いはやがて場外へ。オスプレイがテーブルをセットする隙をついて、オメガはモニターで一撃を見舞うと、流血したオスプレイをコメンタリーデスクからパワーボムでテーブルごと粉砕する。カウント9でリングに戻ったオスプレイに、オメガは容赦なくVトリガーを浴びせ、続けてエプロンでのスナップドラゴン・スープレックス、場外でのスープレックス、ミサイル・ドロップキックと畳み掛けた。

 しかしオスプレイもここで反撃のヒドゥン・ブレードを一閃。オメガの目の周りが割れ流血する中、オスプレイはキック連打からパワーボム、そしてスタイルズ・クラッシュで2カウントを奪う。

 オメガはオスカッターをニー・ストライクで迎撃し、Vトリガーを連発。オスプレイは逆ハリケンラーナから着地を決めるが、オメガはヒドゥン・ブレードを回避しさらにVトリガー追撃。そしてタイガー・ドライバー’91、Vトリガー、そしてワン・ウィングド・エンジェルという必殺技のフルコースを叩き込むが、オスプレイはまさかの2カウントで生還する。

 オスプレイも黙っていない。自らタイガー・ドライバーで反撃すると、オメガのワン・ウィングド・エンジェルを切り返し、なんとオメガの必殺技をオメガ自身に見舞う離れ業を披露。しかしオメガもまた1カウントでキックアウトし、両者一歩も譲らぬ攻防が続いた。

 オスプレイがヒドゥン・ブレードからストームブレイカーを連続で見舞うも、オメガはこれもまた1カウントで生き延びる。しかし最後、オスプレイはエルボーパッドを自ら外すと、渾身の一撃で最後のヒドゥン・ブレードをオメガへ叩き込んだ。

 これが決定打となり、レフェリーのカウントが3つ入る。両者血まみれとなった死闘の末、ウィル・オスプレイがケニー・オメガを撃破し、悲願のAEW世界王座初戴冠を成し遂げた。

 試合後は大歓声に包まれる中、マット・ジャクソンがオメガの元へ駆け寄り介抱する一幕も。長きにわたり「夢のカード」と呼ばれ続けてきた両者の一戦は、2026年を代表する名勝負として、AEWの歴史に刻まれることとなった。