20日、ブシロード(新日本プロレス&スターダム)が初の合同興行『Historic X-over』を有明アリーナで開催した。
AEWのケニー・オメガがVTRで「お前の会社を助けてやる」と告げ、4年ぶり新日本1・4東京ドームに参戦だ。セミファイナルでウィル・オスプレイがシーソーゲームの末に海野翔太を破り、IWGP USヘビー王者の4度目防衛に成功する。勝利をアピールしていると、VTRにケニーが登場する。「(俺が新日本からいなくなって)どうなりましたか? ほら、見てください。お客さん、少なくなったし、応援、全然聞こえない。もちろん、それはパンデミックのせいですよって、よく言われるんだけど……、それは本当ですか? 本当のパンデミックは、オマエだと思う、ウィル。オマエとほかの“Google Translate”の外国人選手、みんなはただ、ケニー・オメガのモノマネをしようとしてる。だから、驚くことに新日本から電話がかかってきた。正直いうと、あんまり興味ないです。でも、もう一回、ファンのために、プロレスのために、ウィル・オスプレイとケニー・オメガの違いを見せます。オマエの会社を救ってやるよ。世界をもう一度変えてやるよ」。
2019年1月4日の東京ドーム大会を最後に、ケニーは新日本マットを去り、AEW設立に加わっている。実に4年ぶりの新日本参戦が決定的となり、声援禁止の有明アリーナがどよめいた。来年1・4ドームは「ジェイ・ホワイトvs.オカダ・カズチカ」IWGP世界ヘビー戦、「オスプレイvs.ケニー」IWGP US戦の2軸展開の様相だ。
■ 新日本プロレス/スターダム Historic X-over
日時:11月20日(日)17:00 ※第0試合は16:00
会場:東京・有明アリーナ 観衆7102人(主催者発表)
<第0−1試合/オスカー・ロイベ デビュー戦>
●オスカー・ロイベ
藤田晃生
大岩陵平
中島佑斗
9分39秒 DPD⇒片エビ固め
ケビン・ナイト
ゲイブリエル・キッド
〇アレックス・コグリン
クラーク・コナーズ
<第0-2試合/スターダム・ランボー>
〇MIRAI
23分06秒 ミラマーレ・ショック⇒片エビ固め
●スーパー・ストロング・スターダム・マシン
※15選手参戦
<第1試合>
〇リオ・ラッシュ
YOH
YOSHI-HASHI
石井智宏
7分05秒 3K⇒片エビ固め
●ディック東郷
SHO
高橋裕二郎
EVIL
<第2試合>
レディ・C
AZM
〇上谷沙弥
9分09秒 ファイヤーバードスプラッシュ⇒片エビ固め
テクラ
●桜井まい
ひめか
<第3試合/ミックスドタッグマッチ>
朱里
●トム・ローラー
10分29秒 ヨーロピアンクラッチ
ジュリア
〇ザック・セイバーJr.
<第4試合/ミックスド8人タッグマッチ>
なつぽい
中野たむ
金丸義信
〇タイチ
12分01秒 ブラックメフィスト⇒片エビ固め
渡辺桃
スターライト・キッド
●DOUKI
エル・デスペラード
<第5試合/ミックスドタッグマッチ>
〇林下詩美
棚橋弘至
9分36秒 ハイジャックボム⇒片エビ固め
●舞華
後藤洋央紀
<第6試合>
●BUSHI
高橋ヒロム
SANADA
鷹木信悟
内藤哲也
9分55秒 コリオリス⇒体固め
ギデオン・グレイ
フランシスコ・アキラ
TJP
〇カイル・フレッチャー
マーク・デイビス
<第7試合/グレート・ムタ新日本プロレスラストマッチ>
グレート・ムタ
矢野通
〇オカダ・カズチカ
9分48秒 レインメーカー⇒片エビ固め
●アーロン・ヘナーレ
グレート-O-カーン
ジェフ・コブ
<第8試合/IWGP USヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
〇海野翔太
23分30秒 ストームブレイカー⇒片エビ固め
●ウィル・オスプレイ
[第16代王者]
※オスプレイが4度目の防衛に成功
<第9試合/IWGP女子初代王座決定トーナメント決勝戦>
●岩谷麻優
25分28秒 インセインエルボー⇒エビ固め
〇KAIRI
※KAIRIがIWGP女子初代王者になる
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’22年12月01日号AEWフルギア 新日Stardom有明 SB名古屋DEEP公武堂F StrongStyle大阪