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現地時間4月3日テネシー州ナッシュビルで開催されたスマックダウンは、『レッスルマニア』前の最後のお茶の間向け生中継番組だったが、ジョン・シナvs.アンダーテイカー他、一部は当日のお楽しみのままの中継番組に終わった。冒頭では、ともに病み上がりのダニエル・ブライアンGM、シェイン・マクマホンがリング復帰をアピール。シャーロットvs.ナタリアの因縁対決が終わると、RAWからアスカがこちらにもリングイン。“無敗の女帝”アスカは“女王”シャーロットと対峙し、「“女王”は“女帝”にひれ伏すことになる」と、今回は英語で宣言した。
『レッスルマニア』での対戦(WWE王座戦)が決まっている中邑真輔が、AJスタイルズとタッグを組んでチャド・ゲイブル&シェルトン・ベンジャミンと対戦するも、お互いが心理戦を展開している。
◆ブライアンとシェーンが和解
レッスルマニア34で現役復帰を果たすダニエル・ブライアンが、タッグパートナーのシェーン・マクマホンを呼び込んでスマックダウンのオープニングがスタートした。これまでGMとコミッショナーという立場でケビン・オーエンズ&サミ・ゼインの処遇を巡って対立してきた2人だったが、ブライアンが「オーエンズとゼインは友達だ。しかし、その関係が間違った判断につながった」と反省すると、シェーンも「自分も頑固なところがあった」と自身を振り返った。するとブライアンが「会場の皆さんはハグで仲直りするところを見たいだろ?」と問いかけ、ファンの後押しでハグをすると両者は和解した。しかし、スマックダウンの中盤では解雇されているオーエンズ&ゼインが現れると、「スマックダウン、そしてレッスルマニアは俺たちのショーだ」と一旦は番組を占拠するも、マイクを切られて警備員に囲まれるとブライアンとシェーンがステージに登場。ブライアンが「スマックダウンで彼らを観られるのは最後だ」と言うと、シェーンが「ナナナナ・ヘイヘイ・グッバイ」の大合唱を始めるとオーエンズ&ゼインは会場から立ち去った。
対戦を5日後に控え、結束を固めたブライアン&シェーンは復帰のチャンスを狙うオーエンズ&ゼインとレッスルマニアで激突する。WWE最大の祭典「レッスルマニア34」は日本時間4月9日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。
◆“無敗の女帝”アスカ「“女王”は“女帝”にひれ伏すことになる」
スマックダウン女子王者シャーロット・フレアーはナタリアとのシングル戦に挑むと、途中カーメラの妨害に遭うも、最後はフィギュアエイトでナタリアからタップを奪って勝利した。試合後、“女王”らしく貫禄勝ちしたシャーロットの前にレッスルマニアでの対戦相手、アスカが現れた。アスカは「レッスルマニアで“女王”は“女帝”にひれ伏すことになる。誰も私には敵わない」と強気発言。しかし、アスカからマイクを奪ったシャーロットは「闘う準備はできているわ。あなたこそ準備できてるの?」と問うと、両者不敵な笑みを浮かべて火花を散らした。”Are you ready”だけで通じるんだから、大衆向けにはこれでいいのだろう。特にぶっ飛ばしたりはなかったのもよい。
WWE最大の祭典「レッスルマニア34」は日本時間4月9日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。
◆寸止めフェノメナル・フォアアームに中邑屈辱
“ドリームマッチ”を5日後に控える中邑真輔とAJスタイルズがタッグを組んで、チャド・ゲイブル&シェルトン・ベンジャミンと対戦した。中邑は試合前に「レッスルマニアに出場するためにアメリカに来た。スタイルズは感情的になって間違いを犯し、俺がWWE王者になる」とコメントし、この日もスタイルズに心理戦を展開。中邑が交代時にスタイルズの頭をポンポンと叩いてスタイルズを苛立たせた。すると今度はスタイルズも中邑に心理戦を仕掛ける。これ見よがしに中邑の目前でフェノメナル・フォアアームをゲイブルに炸裂させると、3カウントを奪って勝利。さらに試合後、ベンジャミンの襲撃を中邑が1人で蹴散らすと、その隙にスタイルズが中邑にフェノメナル・フォアアームを狙う。しかし、スタイルズは先週のお返しとばかりにこれを寸止めすると、中邑の頭をポンポンと叩いてリングを後にした。果たしてレッスルマニアで心理戦を制してWWE王座を手にするのはどちらになるのでしょうか?
.@ShinsukeN isn't the only Superstar who can play mind games… #SDLive #WrestleMania #DreamMatch @AJStylesOrg pic.twitter.com/HKebIgmrl7
— WWE (@WWE) 2018年4月4日
WWE最大の祭典「レッスルマニア34」は日本時間4月9日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。
■ WWE SamckDown Live
日時:2018年4月3日(現地時間)
会場:アメリカ・テネシー州ナッシュビル ブリヂストンアリーナ
<タッグマッチ>
○AJスタイルズ、中邑真輔
ピンフォール
●チャド・ゲイブル、シェルトン・ベンジャミン
<6人タッグマッチ>
○バロン・コービン、ドルフ・ジグラー、コロンズ
ピンフォール
●タイ・デリンジャー、ザック・ライダー、ブリーザンゴ
<シングルマッチ>
○ルセフ
ピンフォール
●ジンダー・マハル
<シングルマッチ>
○シャーロット・フレアー
ピンフォール
●ナタリア
◆中邑の動画「レッスルマニアへの道」が視聴100万回突破
世界の“ロックスター”となった中邑真輔の「レッスルマニアへの道」を振り返った動画が掲載されると約1日で視聴100万回を突破した。「ロイヤルランブル」ではジョン・シナ、ロマン・レインズと世界トップスーパースター達に勝利して巻き起こった“中邑旋風”。日本時間4月9日、WWE王座戦AJスタイルズ対中邑真輔。このドリームマッチを目撃せよ。
https://sports.yahoo.co.jp/video/player/647301
◆ヒデオ&戸澤、因縁の覆面チームにノーコンテスト
205 Liveでヒデオ・イタミ&戸澤陽が覆面タッグのリンセ・ドラド&グラン・メタリックと対戦した。因縁のあるヒデオは試合前から相手を挑発し、試合では打撃を中心にメタリックに攻め込んだ。しかし、巧みなロープワークで徐々にメタリックに攻め込まれると、ヒデオは戸澤と交代してチームワークを発揮。戸澤がセントーン、ヒデオが串刺しのヒザをメタリックに叩き込んでペースを掴んだ。しかし、試合終盤に攻撃を食らったヒデオが場外に逃げると、ドラドのプランチャ・スイシーダ、続けてメタリックのダイブ攻撃を食らい形勢逆転。ダメージを負ったヒデオは苦し紛れになんとメタリックのマスクをはがそうとする。この行為に激怒したドラドがリングに上がり込むと、試合は乱闘に発展。試合はノーコンテストとなってしまった。
◆Mixed Match ChallengeアスカMIZ組優勝
最初の頃の出だし画像
日本時間4月6日にWWEネットワークで配信された男女混合トーナメント「ミックスド・マッチ・チャレンジ」トーナメント決勝戦でザ・ミズ&アスカ組はボビー・ルード&シャーロット・フレアー組と対戦した。奇しくもレッスルマニア34の前哨戦となったこの対戦に気合の入ったアスカは蹴りの連打からヒップアタックを決めるもカウント2。一方のシャーロットもトップロープからのムーンサルトを決めて互角の攻防を展開した。しかし、試合終盤、ルードのグロリアスDDTをアスカがカットに入って回避すると、その隙にミズがスカル・クラッシング・フィナーレをルードに決めて3カウント。ミズ&アスカ組が「ミックスド・マッチ・チャレンジ」トーナメント優勝を果たした。
優勝で慈善団体に10万ドル(約1068万円)寄付できる権利を獲得したミズ&アスカ組は動物愛護団体のレスキュー・ドッグス・ロックへ寄付を決定。この勝利でアスカはシャーロットとのスマックダウン女子王座戦、ミズはセス・ロリンズ、フィン・ベイラーとのIC王座防衛戦とレッスルマニア34に向けて弾みをつけた。
We will win! We wi—-… WE WON! WE WON! #Aweska Talk about momentum.
Baby ✅
Win $100k for the 🐶 ✅
Retain my IC title #WrestleMania ⌛️@RDR_NYC @wwe #BestWeekEver thx pic.twitter.com/VZAXBInuY6— The Miz (@mikethemiz) 2018年4月4日
Who else is elated that @mikethemiz and @WWEAsuka won $100,000 for @RDR_NYC in the #WWEMMC? New mom @MaryseMizanin, of course! pic.twitter.com/ftW1YkVEBD
— WWE (@WWE) 2018年4月4日
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【関連サイト】
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WWEネットワーク: http://network.wwe.com
※生放送終了後、ビデオオンデマンド方式で視聴可能。
※WWEネットワークは英語でのサービスで日本語字幕はなし。
※1カ月無料トライアル実施中
DAZNオフィシャルサイト: http://www.dazn.com/
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J SPORTSオフィシャルサイト: http://www.jsports.co.jp/
GYAO!:https://gyao.yahoo.co.jp/sports/
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