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現地時間3月5日、まだ雪の降るウィスコンシン州ミルウォーキーで開催されたRAWでロンダ・ラウジーの『レッスルマニア34』での対戦カードが決定、ロンダ&カート・アングルがWWEの権力者トリプルH&ステファニーと対戦する。またアスカがナイア・ジャックスとの再戦に挑み、腕十字でナイアを返り討ちにした。
◆ロンダ、レッスルマニアの対戦カードが決定
ロンダ・ラウジーのレッスルマニアでの対戦カードが決定した。カート・アングルGMとステファニーコミッショナーがリングで口論をしていると、そこにロンダが登場。平手打ちされたステファニーに「私が対戦相手を決められるのよね。レッスルマニアの対戦相手はあなたよ」と、対戦相手にステファニーを指名した。するとそこへトリプルHが登場して「そんな対戦は認められない」と主張するも、今度はアングルが「トリプルHとステファニーはセカンド契約で試合ができるはずだ。トリプルHとステファニーはレッスルマニアでロンダ、そして俺と対戦する」とミックスタッグ戦を一方的に決定した。この行為に激怒したステファニーがアングルにビンタを食らわせようとすると乱闘に発展。アングルはトリプルHにアンクルロック、ロンダはステファニーを抱え上げるとサモアンドロップを炸裂して権力者2人を蹴散らした。
WWE最大の祭典「レッスルマニア34」は日本時間4月9日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。
Respect your olympians. Or we’ll make you respect us. See you at #WrestleMania34 pic.twitter.com/ujjVDVJw14
— Ronda Rousey (@RondaRousey) 2018年3月6日
◆アスカ、ナイアを返り討ち
アスカはナイア・ジャックスとの再戦に挑んだ。試合序盤、アスカは攻撃をことごとくナイアに弾き返されると強烈なサモアンドロップを決められて劣勢に立たされる。しかし、隙を突いてアスカが腕十字でナイアを捕らえると、ここからはお互いの意地を賭けた攻防を展開。ナイアはパワーでアスカを持ち上げてパワーボム、さらにはコーナーポストに打ち付けて回避を狙うも、関節技を意地でも外さないアスカ。最後はアスカが腕十字でナイアからタップを奪って勝利した。
After suffering another loss to @WWEAsuka, @NiaJaxWWE needed some comforting… #RAW pic.twitter.com/M6X6NTbPX9
— WWE (@WWE) 2018年3月7日
◆シナが中邑、スタイルズとのトリプルスレットWWE王座戦を予告
先週AJスタイルズに勝利したジョン・シナはPPV「ファストレーン」の6パックチャレンジWWE王座戦の出場を獲得。シナがリングに登場すると「ファストレーンで勝利して17度目のWWE王座戴冠を果たす。そしてAJスタイルズはリマッチ権を行使して、レッスルマニア34のWWE王座戦は中邑真輔、シナ・ジョン、AJスタイルズでのトリプルスレットで勝負したい」と6パックチャレンジ戦の勝利、さらにレッスルマニアでの対戦カードを予告した。そこに突然現れたゴールド・ダストとの試合でもアティテュード・アジャストメントを決めて快勝し、PPV「ファストレーン」に向けて弾みをつけた。PPV「ファストレーン」は日本時間3月12日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。
◆ヒルビリー・ジムが2018年のWWE殿堂入り
WWEは日本時間3月6日、ヒルビリー・ジムの2018年度のWWE殿堂入りを発表した。2018年度の殿堂者としてはゴールドバーグ、ダッドリー・ボーイズ、アイボリー、ジェフ・ジェレットに続き第5人目となる。今回殿堂入りが発表されたヒルビリー・ジムは1984年にWWEデビュー。ジーンズの繋ぎ姿に笑顔のひげ顔。大きなカントリーボーイとして、多くのWWEユニバースに愛された。ハルク・ホーガンに見いだされ、トレーニング受けると持ち前の怪力に技術が加わり、類稀な才能を開花させた。90年にリングを去るまで多くの名試合を残したヒルビリー・ジムだが、中でも93,173名もの来場者を誇ったレッスルマニア3で行われたキングコング・バンディとのシックス・パーソン・タッグ・チーム・マッチが記憶に残る。その後もWWEで仕事を続け、2014年にはWWEネットワークのリアリティ番組「レジェンド・ハウス」でまた新たな一面を見せ、多くのユニバースを笑顔にした。
なお、『WWE殿堂(WWEホール・オブ・フェーム)』はWWEを含め、スポーツエンターテイメント業界で顕著な活躍をした人物を表彰する制度。選手だけでなくマネージャーやプロモーターなどの関係者、さらにWWEに登場したタレントや著名人なども表彰されている。
殿堂入りセレモニー『WWEホール・オブ・フェーム2018』は、米国現地時間4月6日にルイジアナ州ニューオリンズのスムージー・キング・センターで行われる。その模様は日本時間4月7日にWWEネットワークで生配信される。
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・ヒルビリー・ジムがWWE殿堂入り、ロンダ・ラウジーRAW毎週登場に
🙌🙌🙌 for the incredibly strong, courageous, and talented women of @WWE, who continue to steal the show every opportunity they get. #WomensEvolution #HereWeAre
— Stephanie McMahon (@StephMcMahon) 2018年3月4日
◆Symphony of Destruction エニウェア・フォール戦
なんのことかピンと来ている世界中のメタルヘッドは、「さっさとメガデスを流せ!」と思ったに違いないが、権利の関係でそうはいかず。しかし、メガデスはWCWには出てきたんだけど・・・(ゴールドバークの入場曲)。
今宵のアライアスは、ギターだけでなくピアノも弾き、ドラムも叩いて多才なところを見せるが、例によってストローマンにやられて担架のお仕事。病院送りにされた。
◆アカデミー賞対抗の第3回MIZZIES大賞
映画『シェイプ・オブ・ウォター』が、ミズ主演の『マリーン 5』を押さえて作品賞(らしい)。黒人映画『ゲット・アウト』に掛けて、カート・アングルは「出てこい(ゲット・アウト)」と、前夜のジミー・キンメルのパロディをかます。
お疲れ様賞:セス・ロリンズ65分ガントレット、フィン・ベイラーRAW王座24時間後返上
最悪の裁定判断賞:カート・アングル(隠し子カミングアウト他)
It's time for the 3rd Annual #Mizzies, and #ICChampion @mikethemiz is here to hand out a very special award… #RAW pic.twitter.com/l5nS3CCRfE
— WWE (@WWE) 2018年3月6日
生涯功労賞:ペドロ・モラレスのIC王座保持記録に近づいてきた自分を言おうとしているウチに、コケにされたセス・ロリンズ、フィン・ベイラーが登場。「ここは日本と違って、毎日、毎日巡業しているWWEだ!」と、フィン・ベイラーに嫌味を言う。そのままザ・ミズ&ミズトラージ組とのタッグ戦に。
『レッスルマニア』のインターコンチ戦は、セス・ロリンズ、フィン・ベイラーとのトリプル・スレッドになることが発表された。
◆エンディングはポール・ヘイマン毒舌、ロマン・レインズ善玉化仕込み演説
Paul @HeymanHustle's message to @WWERomanReigns: The #BigDog simply CAN'T HAVE @BrockLesnar's #UniversalChampionship! #RAW pic.twitter.com/VYihk7iYoo
— WWE (@WWE) 2018年3月6日
■ WWE RAW
日時:2018年3月5日(現地時間)
会場:アメリカ・ウィスコンシン州ミルウォーキー BMO ハリス・ブラッドリー・センター
<ハンディキャップマッチ>
○セス・ロリンズ、フィン・ベイラー
ピンフォール
●ザ・ミズ、ミズトラージ
<シングルマッチ>
○ブレイ・ワイアット
ピンフォール
●ライノ
<シンフォニー・オブ・ディストラクション・エニウェア・フォールマッチ>
○ブラウン・ストローマン
ピンフォール
●アライアス
<シングルマッチ>
○ベイリー
ピンフォール
●マンディ・ローズ
<シングルマッチ>
○ジョン・シナ
ピンフォール
●ゴールダスト
<タッグマッチ>
○シェイマス、セザーロ
ピンフォール
●リバイバル
<シングルマッチ>
○アスカ
腕十字
●ナイア・ジャックス
【関連サイト】
WWEオフィシャルサイト:http://www.wwe.co.jp/
WWEネットワーク: http://network.wwe.com
※生放送終了後、ビデオオンデマンド方式で視聴可能。
※WWEネットワークは英語でのサービスで、日本語字幕はなし。
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DAZNオフィシャルサイト: http://www.dazn.com/
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J SPORTSオフィシャルサイト: http://www.jsports.co.jp/
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