2月21日(水)東京・後楽園ホールで開催されたILFJラウェイ日本シリーズ2018年第1弾『ラウェイinジャパン 7 勇気~YUKI~』。今大会はミャンマー選手と日本選手の4vs.4対抗戦に日本人空手家vs.オーストラリア・プロレスラー、日本人選手vs.韓国選手の全6試合という組合せに。緬日対抗戦ではILFJ大会連続参戦中でラウェイへの熱意もある渡慶次幸平がラウェイ5戦めにして初勝利をあげ、MMA選手でUFC参戦経験もある清水俊一はメインで軽量級トップクラスのトゥン・ルイン・モーと引分けた。ラウェイ2戦めのキックボクサー晴矢はラウェイ67kg近辺トップクラスのソー・リン・ウーに2RKO敗け、ILFJ日本大会5戦めの蓮實光だがジェイ・ジン・ピョーに序盤から劣勢を強いられ4R4ダウンKO敗けとなり、対抗戦は日本側1勝2敗1分となった。
次回大会『ラウェイinジャパン 8』は6月29日後楽園ホールが予定されている。
■ ラウェイ日本シリーズ2018年第1弾『ラウェイinジャパン 7 勇気~YUKI~』
日時:2018年2月21日(水) 午後6時30分開始
会場:東京・後楽園ホール
※3月10日(土)午後1時30分(日本午後16時)よりミャンマー地上波MNTVにて特番として録画放送決定。
<メインイベント 第6試合 ラウェイ63kg契約 3分5R>
△清水俊一(総合格闘技宇留野道場)※ラウェイ初出場-62.70kg
時間切れ引分
△トゥン・ルイン・モー(ミャンマー/LWC2016年&2017年60㎏王者・25戦14勝0敗11分)※2大会連続3回目の来日‐61.90㎏
MMA選手の清水は、離れては細かい打撃をあてて、近付けばタックルで倒し、投げを使いトゥン・ルイン・モーを怯ませるが、終盤になってトップギアとなったトゥン・ルイン・モーの攻撃に5R終盤は防戦一方になるが持ちこたえ、時間切れ引分となった。
ドローの為、両者に二階俊博・自民党幹事長杯が授与された。
<第5試合 ラウェイ73kg契約 3分5R>
●ミン・テット・アウン(ミャンマー/20戦10勝4敗6分)-69.15kg
2R 2分47秒 ※左ハイキックからパンチでダウン後タイムを要求するも脚のダメージのため棄権
○渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)-73.20kg※200gオーバー2度目の計量73kgでパス
ラウェイ継続参戦して闘いにも適応してきた渡慶次は序盤から重い左ミドル、ローキックをヒットさせペースを握り、2Rには左ハイキックで吹き飛ばしてからのパンチでダウンを奪い、ミン・テット・アウン側からタイムを要求するも脚のダメージは深く試合を棄権。渡慶次がラウェイ5戦めにして初勝利を掴んだ。ミン・テット・アウンは3年前まで50㎏台で昨年も63-67㎏で試合をやっていた軽量の選手であるのが完全な勝利をおさめた渡慶次の次戦には期待がもてる。
<第4試合 ラウェイ70kg契約 3分5R>
○ソー・リン・ウー(ミャンマー/ゴールドベルト王者2回、ラウェイ69kg級世界王者・71戦40勝1敗30分)-66.65kg
2RKO 32秒 ※左フックによるダウン後タイムを要求するも回復できずセコンドよりタオル投入
●晴矢(キックボクシング G-STORY) ※ソーリンウーとの対戦に晴矢選手が名乗り-69.25kg
9月のラウェイ初戦では70㎏トップクラスのピャン・トゥエに秒殺された晴矢は、67㎏近辺トップクラスのソー・リン・ウーとの対戦を志願してのラウェイ再挑戦。1R序盤は強打をヒットさせる場面もあったがソー・リン・ウーの首相撲からの頭突きで左瞼をカット、これでペースを握ったソー・リン・ウーは2R左フックでダウンを奪う、晴矢側からタイムの要求があるがダメージが深く試合続行不能となりソー・リン・ウーの完勝に終わった。
※プレゼンテーターは千葉真一
<第3試合 ラウェイ100kg契約 3分4R>
●YABU(心武館)-98.85kg
3R 56秒 ※出血によるレフェリーストップ
○クリス・ヴァイス(オーストラリア・プロレス)※ラウェイ初出場-96.95kg
昨年9月大会でプロレスラーのハートリー・ジャクソンをローキックで倒したYABUに弟分のクリス・ヴァイスがラウェイで挑戦。序盤からパンチで攻めたてYABUを追い込み顔面出血に追い込むが、YABUは耐え、ローキックを返していく。9月大会ではハートリー・ジャクソンがスタミナ切れをおこしたところを競り勝った内容だったがハートリー・ジャクソンはスタミナ切れをおこさずパンチを打ち込み続け、止血タイムもとったYABUを滅多打ちにして出血が酷くなったのを見てレフェリーがストップをかけた。しかしサンドバッグ状態となってもYABUは最後まで倒れなかった。
※プレゼンテーターはミスター・マリック
<第2試合 ラウェイ63kg契約 3分4R>
○ファン・チャンファン(韓国:ROAD FC チームフィニッシュ)※ラウェイ初出場-62.10kg
2RKO 1分01秒 ダウン後のタオル投入
●福田泰暉(TEAM-STAKE) ※ラウェイ初出場‐62.40㎏
韓国から2人めの参戦となるファン・チャンファンは元々韓国のキック選手であり、MMAには転向したばかりの選手。リーチをいかした攻撃で福田を攻め立て、膝で効いところを一気に攻めたてダウンを奪う、ダメージ深い福田をみてタイムよりもセコンドはタオルを投入してファン・チャンファンが韓国人選手初のラウェイ勝利者となった。
<第1試合 ラウェイ66kg契約 3分4R>
○ジェイ・ジン・ピョー(ミャンマー/2015年ゴールドベルト60kg王者、2016年ゴールドベルト63.5kg準優勝・74戦32勝5敗37分)※2016年10月大会以来2回目の来日-65.95kg
4RKO 2分19秒 ※累計4ダウン
●蓮實光(パラエストラ栃木)65.60kg
序盤から一方的な展開となり、2Rには鼻血を流し、3Rには防戦一方になったところでタイムを使用(ダウン1)、再開後も左ハイキックでダウンを奪われ、4Rパンチでダウン1追加、投げつけられて立ち上がるのが遅いところを見てレフェリーはダウンを宣告。累積4ダウンでKO敗けとなり、蓮實には厳しい内容の敗北となった。
※ミャンマー選手戦績は1月20日現在のもの
※全6試合MTBF(ミャンマーラウェイ連盟)公認純ラウェイルール
▼12・19-21 3日連日開催!『ラウェイ・チャレンジ・ファイト カレン・ニューイヤー・フェスティバル』
’18年01月04-11日合併号1・4新日Lion’sGate国際プロGカブキDeepRizinラウエイ
▼12・10『4th AIR KBZ AUNG LAN CHAMPIONSHIP』ヤンゴン大会
’17年12月21日号鷹の爪3新日全日タッグ力道山新日本キックKnockOutラウェイPan
▼11・15『ラウェイ グランプリ ジャパン 2017』後楽園ホール
’17年11月23日号新日決算全日ゼウスWWS存続ゼロワンPURE-JガッツPanラウェイ暴行
▼11・2『FIGHT FOR HOME』タウングー大会
’17年11月09日号大仁田引退マスカラス藤波辰爾長州力新日崔領二PURE-J前田五郎
▼9・28『ラウェイinジャパン5 NEXURISE』後楽園ホール大会
’17年10月05日号UFC日本DDT買収ゲームショー潜入雫有希ポーゴ伊勢崎暗黒ラウェイ
▼6・16『ラウェイinジャパン4 FRONTIER』TDCホール大会詳細版
’17年06月29日号ポーゴ訃報スターダム新日猪木闇ラウェイ日本KnockOut町田光
▼4.18ラウェイ・グランプリ・イン・ジャパン2 ~GRIT~2017後楽園ホールラウェイinジャパン 3
’17年04月27日号RIZINチャンカン折原昌夫W1江幡睦UFCヤオ魔界ラウェイ巌流島
▼2・16ラウェイ・グランプリ・イン・ジャパン2 ~LEGACY~2017後楽園ホール
’17年02月23日号チャボ寝屋川wweTV泉田純KnockOut青木真也ラウェイBellator
▼10・27ラウェイ・グランプリ・イン・ジャパン2016後楽園ホール
週刊ファイト11月3日号巌流島ノア関内ラウェイ初浅野金六マサ斎藤大阪謎新日キック
▼初参戦・高橋奈七永KO勝利!トゥントゥン・ミン無念の敗退!
週刊ファイト12月22日号新日2017高橋ラウェイ三沢光晴Gサスケ鷹の爪UFC新日キック
▼紅闘志也 ラウェイ・ジャパン2総括
週刊ファイト3月2日号真壁刀義20周年全日Jr.開幕テレ朝中井りんROAD FC訃報嵐UFC
▼紅 闘志也 メインの現vs.元ラウェイ外国人王者対決は引分!3階級でベルト戴冠! 『第2回ラウェイ・ワールド・チャンピオンシップ』
’17年08月31日号NXTサマースラム究極龍3