ライト級王者森井洋介&那須川天心参戦! 2・12 KNOCK OUT FIRST IMPACT開催決定!

◎2月12日(月・祝)大田区総合体育館にて『KNOCK OUT FIRST IMPACT』の開催が決定した。

 第1弾参戦選手として半年ぶりにとなる神童・那須川天心が決定!
 さらに2018年からスタートする『KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級トーナメント』の開催も決定!

 参戦選手として、不可思、水落洋祐、山口裕人、健太、前口太尊が決定している。
 両国大会が満員札止めとなっただけに、開催が近付くと入手困難が予想されるので、チケットぴあで開始となった特典付き入場券の先行申し込みで早めに確保しておきたいところだ。

■ KNOCK OUT FIRST IMPACT
日時:2月12日(月・祝) 開場16:00 開始17:00
会場:大田区総合体育館

◆アクセス 〒144-0031 東京都大田区東蒲田1-11-1 TEL:03-5480-6688
京急線、梅屋敷駅徒歩5分
京急蒲田駅徒歩7分
JR線・東急線、蒲田駅徒歩15分

◆主 催  株式会社キックスロード
◆協 力  株式会社RIKIX 株式会社ブシロード

◆入場料金(消費税込み)
アリーナS :25000円(当日25500円)
アリーナA:15000円(当日15500円)
アリーナB:10000円(当日10500円)
1FスタンドA:8000円(当日8500円)
2FスタンドB:7000円(当日7500円)
2FスタンドC:円(当日5,500円)
小中高(当日のみ)2,000円(当日のみ)
2017年12月11日(月)11:00~12月18日(月)11:00までチケットぴあにて先行受付※特典付き
2017年12月23日(土)より一般販売開始
チケットぴあ
0570-02-9999(Pコード 837-812)
http://w.pia.jp/t/knockout-fi/

■ KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級トーナメントスケジュール
2月12日(祝・月):大田区総合体育館 1回戦2試合
4月14日(土):カルッツ川崎 1回戦2試合
6月8日(金):後楽園ホール 準決勝
8月19日(日):大田区総合体育館 決勝戦

◎キックボクシング「KNOCK OUT!」TOKYO MXにて12月29~31日まで3日連続放送が決定!
29日と31日は年末拡大版の60分放送! 年間ベストバウトを含む特集を放送予定!
「年の瀬にキックボクシングKNOCK OUT!を是非!! 」

◆放送日時◆
12月29日(金) 22:30~23:30 (60分)
12月30日(土) 22:00~22:30 (30分)
12月31日(日) 11:00~12:00 (60分)

 番組はTOKYO MXが提供する無料の動画配信サービス「エムキャス」でも、テレビと同じ時間に配信! スマホアプリ、パソコンにて、全国どこからでも視聴可能。
エムキャスのURL https://mcas.jp/
BS11でも毎週土曜日の27:30より放送中! 

TOKYO MXの番組ページ
http://s.mxtv.jp/sports/knock_out/

エムキャス公式サイト
https://mcas.jp/

BS11の番組ページ
http://www.bs11.jp/sports/knock-out/

◎KING OF KNOCK OUT 2017一夜明け会見詳報

 中野坂上キックスロードにて、KING OF KNOCK OUT 2017一夜明け会見が行われた。
 両国での勝者、初代ライト級王者森井洋介、江幡塁、不可思、水落洋祐、重森陽太、町田光が登場、小野寺プロデューサーを交えての会見では、勝利して一夜明けということで各選手リラックスムード。

 先ずは町田、重森、江幡、3選手が登場。

 冒頭、小野寺Pが改めて両国大会の成功を報告、
「色々な選手が出場し、色んなことがあり、素晴らしい1年の締めくくりになった。トーナメントに手応えもあった。来年も驀進して進んでいく! 」
と、力強く決意表明。
 続いて各選手が前日の試合を総括し、質疑応答になった。


町田光
「憧れの男と決闘をしました! 人生の財産となりました。いつ倒れてもおかしくないぐらい爆腕はスゴかった。ガードの上からフックを効かされて、今も頭がもの凄く痛い」
と、思わずゾクッとする発言。すかさず小野寺Pが
「(爆腕は)重かった?」
と尋ねると、
「重かったですね」
と即答。また、
「フィニッシュのハイキックは狙っていたのではなく、セコンドの声に反応して出た」
とのこと。

 来年の抱負を訊かれ、
「昨日の試合で改めてボクシングの難しさを感じた。リングの上でもっと自由に動けるようになりたい」
「森井洋介の入場を観ていて悔しかった。森井を倒せるのは僕しか居ないと思っているが、重森は相性がいいのではないか?と思う。僕は、今は未だ挑戦に値しないと思っているので、力をつけたい」
と、反転攻勢を宣言した。


重森陽太
「結果にこだわって試合をして、結果を残せた。ワンステップ新しいステージで闘える様になった。大物相手でも結果を残せることが解った。この先に求められるのは、どんなに強い相手でも倒しきることだと思うので、闘い方、モチベーションのもっていきかたも解ってきたので、今後もKNOCK OUTという大会なので、KOにこだわって試合をしていきたい」
「(マキ・ピンサヤーム戦は)ローからいこうという作戦通りにはいかなかった。ただ、柔軟性をもとうと思っていて、考えながら動けた」
と、就活中の学生らしく、慎重に言葉や表現を選んでの総括を披露。

小野寺Pからウエイトに関して訊かれ、
「丁度よかったです、スゴい調子よかった」
と即答。
 そして身長は181cm(公称177cmで逆サバ! )と明かすと、小野寺Pを、
「元は53kg級で、今は61.5kg、よく落としてたね」
と驚愕させた。
 ベスト体重がライト級と判明したことで、小野寺Pは
「今後はライト級中心で色々考えられる」
と、含みのある言葉を笑顔で漏らした。
 そして町田から振られた森井戦に関しては、
「相性はいいと思う。(森井の)パンチの回転は速いが、2発目を触られなければ大丈夫かなと思っている。(試合を)組まれれば、練習して仕上げれる範囲にはいると思っている」
と、自信を覗かせた。


江幡塁
「初めてのリングで勝つことができてホッとしています。(宮元啓介は)しぶといイメージがあり、油断していたわけではないが、タイ人と闘ってきた中で、ハングリーな選手と闘って倒してきたので、もっと早く倒せると思っていた。日本人とタイ人の違い、プライドを感じた。絶対倒されない気持ちを感じた。やっていてアレ?っと思った。フィニッシュブローが何回も決まってるような、普通なら崩れ落ちてくような感覚があった。やりながら、本当に面白い試合だな、面白い選手だな、面白い興行だなと思いました」
と、試合中の心情を吐露。

 宮元の得意技、三日月蹴りに関しては
「前蹴りぐらいかなと思っていたので普通に捌いて…と思ってたら、想像以上に違う距離からはいってくるなと…勉強になった。(今後も参戦して)色んな選手と闘うのが楽しみになった」
 試合後、放送席の那須川天心と拳を合わせた時には
「一緒に盛り上げてく選手なので、機会あったら対戦しましょうと話した」
とのことで、次戦も
「タイミングさえ合えば」
と前向き。
 試合後、兄の江幡睦の待つ後楽園ホールに駆け付けた時には、
「自分が勝ったことも忘れるぐらい夢中でセコンドについた」
とのこと。

続いて、不可思、水落洋祐が登場。

水落
「強い選手相手に勝つことが出来て安心しました」
試合の展開について
「下から崩していこうと思っていて、ちょっとづつと我慢していった。事前の作戦通りになった」
スーパーライト級トーナメント参戦を聴き
「滅茶苦茶嬉しい。メンバーも、階級を上がってきたり、落としてきたり、なかなか見れない組み合わせだなと」
ライト級トーナメントに対する対抗意識は?
「そんなにない。盛り上がったんで、あれ以上に盛り上げられるようにしたい」
トーナメントで闘いたい相手は?
「不可思に負けてるんでやりかえしたい」

小野寺P
「毎回激闘の水落選手、タイの激闘男(ポンネサー・シットモンチャイ)と予想通りの激闘で、見せ場を作った相手を、体重差は若干あっても、危なげなく倒したのは流石。スーパーライトのトーナメントも間違いなく中心になっていくと思います」


続いて不可視。
「(金原正徳に)良いところを出させず、圧倒して倒したかったんですけど、思ったより手こずって、勝てたが、悔しい試合になった」
ここで小野寺Pが
「やりずらかったと思う。技術的にもそうだし、MMAの選手を、キックボクシングのチャンピオンとして迎え撃つ難しい試合。負けるわけにはいかない難敵を倒したところは成長に繋がると思う」
と、金原ー不可思戦を解説。

スーパーライト級トーナメントに関しては
「絶対俺が巻こうと思ってる。ベストな体重なんで、言い訳も出来ないし、巻かなきゃいけないと思ってます」
と、必勝を宣言、ライト級にに対する対抗意識に関しては
「意識してない。自分の階級が盛り上がるように」
と、断言。

金原戦について、そのやりにくさについて尋ねられると、
「闘い方は思ってたとおりではあったが、距離が思ってたより遠かった。遠い距離で踏み込んでくるとの予想より、さらに一歩遠かった。2R位まで距離が合わず、自分の方が上だという意識があって、向こうの闘い方に乗ってしまい、相手のやり易い試合をやってしまった。3R位で、もう一歩踏み込んだら当たるのが解ってきた。とにかく、キックボクサー相手で感じたことが無いぐらいの距離の遠さを感じた。パンチにしてもキックにしても、キックボクサーとは狙ってくるところの違いとか、こんな所を狙ってくるのか! と、驚きがあった」
と、苦戦の要因を冷静に分析、中々倒れなかった金原を
「ローが訊いてる感触はあったのに、そこを誤魔化しながら最後まで倒れなかったのはスゴいと思う」
と、評価した。

スーパーライト級トーナメントの対戦相手にに関しては、
「1回やった相手はあんまりやりたくないタイプ。でも自分としてはスッキリ勝ててないんで、水落選手とはもう一回やりたい」
と、水落にエールを贈って締めた。

「歯が折れているので笑いたくない」と不可思。激闘の傷跡が微かに覗く

 そして大会のメーンとブシロード10周年をトーナメント優勝で締めた森井が登場。

「初代のベルトっていうことで1年間やって来て、最高の相手と最高の舞台で闘えてこのベルトを巻けたのは本当に嬉しかった」
小野寺Pの「寝れた?」
には、
「全然…6時ぐらいまで寝れなかった(興奮して?)はい」
と、即答。

「(ベルトを巻いた時は)最高だな、日本一だなと思って巻きました」
「(小林コーチ、藤原敏夫さんからはなにかいわれたか?)よくやったな…ぐらいですかね」
「(小林コーチは「このぐらい当然の顔」にみえたが)あとでウルッときてましたね…自分も心の汗が。泣いてはいなんですけど」
に、小野寺Pは
「コメントで困ったら泣いたらいいよ」
と、今後も落涙を勧める。
 そして勝次との試合に触れ、
「勝次という相手がいたからさらにグレードが上がった。MVPだと思う」
と、小野寺Pが総括すると、森井は試合を振り返り 
「1Rはやりにくかった、緊張感、殺気があって手を出せない、お互い入れなかった。2Rで効いたのが一発あって、そこしかないなという感じでいけた」
 と、勝因を分析。
 ここで小野寺Pは
「何してくるか解んない勝次にフックが当たったところでアッパーを打てるのが森井のスゴさ」
と、森井の技術面を解説。
 一方森井は優勢になっても油断できない勝次の凄みを
「ハイキックも肘も打ってくるんで、集中を切らさないようにしてた。インターバルで落ち着かないように、小林さんに張ってもらって、闘魂を注入してもらった」
と、言及した。

 KNOCK OUTに参戦してから相手の攻撃を受けなくなったとの指摘には
「人生かかってると思って、集中できるようになった。お客さんも大勢観てくれてるし」
と、分析。
 キックスロード『KNOCK OUT』の大きな改革の1つである、チケット販売から解放されたことが好ファイトに繋がっていることを伺わせた。 

「打たせず打つ、そして倒す」
という、師である藤原敏男からの伝統を目標にやっているとし、
「希望が叶った。それをイメージしてたのでその通りになった。試合前、アップ中からだが全く動かなくて慌てた。キレの良さが出てこなくて、過去にあった悪夢が甦ったが、試合では動けたので、良かった」
と、試合を振りかえり、
 試合後の「強い外人当ててください」の真意を
「来年30という節目なんで、今がピークなのか、なりかけなのか解らないが『時は来たな』って感じ」
と、用意してきた台詞を述べたが自分で言って吹き出す茶目っ気をみせた。

 次戦について、小野寺Pは、
「タイのチャンピオンとか…一度負けてる梅野源治?」
と、因縁の相手の名前を出したが、森井は
「(過去に勝ったからといって)いきなりチャンピオンとはやれないよ。っていう話しなんで…立場は逆になった。俺とやりたいなら日本人2~3人KOしてもらわないと…」
と、王者の風格を漂わせる。

 賞金に関して、
「親孝行…(自分へのご褒美は?)破格の賞金て聴いて考えてたんですけど…足んないなと」
と、300万円という金額にまさかの不服申し立てをし、会見場が爆笑する事態に。

 苦笑いの小野寺Pは、改めてタイトルマッチについて
「防衛期限は区切っていないので、トーナメントのような試合を組んだり、この選手なら挑戦させてやってもいいものだということがあればタイトルマッチを組む」
と、発言。
 森井は、狙われる立場になったがとの質問に、
「もっと上を目指してるんで、追う立場でいたい。このベルトがスタート」
と、宣言。
また、試合後の
「一番スゲえのはKNOCK OUTなんだよ」
との咆哮は、かつて小林コーチが、
「一番おもしれえのはキックボクシングなんだよ」
とリング上で絶叫したのをアレンジしたとのこと。

 最後に、小林コーチから小野寺Pが
「森井が優勝したら名前は変えてやってくれ。といわれていた」
と、野良犬返上で、新たな二つ名を冠することを提案、当の森井は
「愛着はあったんですけど、小林さんがそういってもらえるんなら…」
と、会見を締めくくった。

 KO率の高さ、KNOCK OUTの環境によって華開いた立場などを鑑みても、小野寺Pが話していた
MR.KNOCK OUT
は相応しいように思う。

 そして両国大会で発表となった大田区大会に話題が移り、小林コーチにオファー済みの森井の参戦には、初耳の森井が
「ホントすか?」
と驚く場面もあった。
 ムエタイという競技自体には、小野寺P自身競技者として評価する部分はあるが
「一般の人へボクシングを知って貰って、ブームをおこすのが目標」
である『KNOCK OUT』とは「一般への広がりという面では、なかなか厳しい」と齟齬があると認め、今後はなんらかの対応を検討中の模様。
 そして、
「新たな1年の開幕戦に新たな選手を、トーナメントが始まるスーパーライト以外の階級にも招聘、活躍の場を作っていって、1年間のストーリーを想像したい」
と、宣言して会見を締めくくった。


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週刊ファイト6月29日号 ポーゴ訃報スターダム新日猪木闇ラウェイ日本KnockOut町田光

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