[ファイトクラブ]μ’s活動再開記念! アイドルとプロレスの非近似性

[週刊ファイト10月6日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼μ’s活動再開記念! アイドルとプロレスの非近似性
 text by こもとめいこ♂
・AKS的アイドルとプロレスが似ているとの誤謬 
・ブシロードが大正解! アニメ≒プロレス、声優≒プロレスラーの方程式
・えみつん登場でラブライバー歓喜! μ’s9±0の奇跡
・アニメファンとプロレスファンが、2017年の今、しなければならない事


 9月21日(木)〜24日(日)千葉県の幕張メッセにて、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会主催による『東京ゲームショウ2017』が開幕、36の国と地域から609の企業と団体が出席、1317タイトルのゲームタイトルが出展された。

 日本最大級のゲーム総合情報サイト『4Gamer.net』のブースでは、昨年に引き続きDDTプロレスとガッチリタッグを組み、設置したリング上で、ビジネスデイから一般公開日まで4日間プロレスの試合を提供した。

 通路を挟んでブシロードがブースを構える眼前ということで、現在交流のないDDT側に何か含むところがあるのかと思われたが、4Gamer.netシニアエディター吉岡氏によると
「全くの偶然」
 ショウのブースは大規模出展社がまず決定し、その後抽選によって中小に空いたスペースが割り振られる為で、内心はブシロードと反対側の角を狙っていたとのこと。
 また、ブシロードでもゲーム部門は特にプロレスファンはいないため、交流もなく、木谷社長が登場した10時半には試合も行われておらず、すれ違いに終わった。

 しかし、DDT側はイベント中は再三ブシロードブースをネタにし、一方、ブシロードブースに出演した佐々木未来は、イベント中反対側のプロレスが気になっていたと心境を吐露している。

ケツの向いている先はブシロードブース

 DDT側はいつもの試合をゲームショウに持ち込み喝采を浴びる一方、最大のサプライズ、サイバーエージェントグループへの参画の発表は同社の公式サイトからとなった。
 片や、ブシロードサイドのサプライズは、大ヒット作『ラブライブ! 』の新作ゲーム『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバルALL STARS』の発表であり、会見での初代主人公グループμ’sの高坂穗乃香役、えみつんこと新田恵海の登場で、Twitterのトレンドでも話題をさらった。

 
 ここのところ、『豆腐プロレス』に歩調を合わせるように、「アイドルとプロレスの近似性」が盛んに喧伝されるようになったが、現状のAKS的アイドルが何であるかを知り、プロレスファンであればそれには違和感を感じざるをえないだろう。
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