週刊マット界舞台裏’11年4月21日号 ブッチャー光と闇 ゆずポン胸殺

 武藤敬司の出場こそなかったが、秋山準(ノア)と永田裕志(新日本プロレス)の参加でガ然、盛り上がった全日本プロレスの『チャンピオン・カーニバル』。後楽園5連戦の最終戦、4月13日の優勝決定戦でBブロック1位の真田聖也(全日プロ)を撃破した、Aブロック1位の永田が初制覇を果たした。
 4月7日号で優勝者を1人ズバリ予想した『週刊ファイト』元編集長・井上譲二氏だったが、2年連続で優勝予想ははずれてしまった。

 そこで今週はその腹いせ(?)に、IWGPヘビー級戦で棚橋弘至に負けたばかりの永田が優勝という意外なC・カーニバルの結果をウラ読みするとともに、今年のC・カーニバルを見ていて思わず武藤敬司にゲキを飛ばしたくなった。

 

 ノアを退団した選手たちはすでにそれぞれ第2の人生を歩み始めている。菊地毅なんかいまやメジャーからインディーまであらゆる団体から引っ張りダコで、ノア所属時代より活躍している。
 
 そんな中、さっぱり消息が伝わってこないのが百田光雄氏だ。ノア退団の際にも現役続行を明言しているものの、上がったのは天龍プロジェクトのリングのみ。しかし天龍プロジェクトが、大将の天龍が足を負傷してしまったため、現在は活動休止状態。百田氏は一体何をしているのか? そんな百田氏にちょっと気になる情報が飛び交い始めた!

 業界関係者も注目していたターザン山本氏やジミー鈴木氏のブログがどんどんトーンダウンする中、4月7日に開設された週刊プロレス顧問・宍倉清則氏のブログ『生きていることが奇跡!! 宍倉清則のいまのキモチ』が大人気を博しているという。
 なにせ週プロモバイルでの連載が終了してしまい、ファンから連載終了を惜しむ声が聞かれていた矢先に、まさかのブログ開設である。キャリア27年。「ジチョー」のニックネームで週プロ読者に知られる宍倉氏だが、一方でナゾの部分も多い。例によって、井上記者が宍倉氏の“正体”を暴く!

 2010年のバックナンバーを振り返る『マット界舞台裏アーカイブス2010』では、今年の『チャンピオン・カーニバル』が“ミスターIWGP”永田裕志の優勝という意外な形で幕を閉じた全日本プロレスについて取り上げている。
 一年前の全日プロは、唯一集客力のある武藤が怪我により、長期欠場してしまったため、『チャンピオン・カーニバル』には参戦出来ず。そのため興行的には散々な結果になってしまい、お先真っ暗の状態だったのだ。しかし、全日プロにはこの大ピンチを乗り切る秘策があったというのだ。


 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、WWE殿堂入りで盛り上がる、アブドーラ・ザ・ブッチャーを前からも後ろからも特集。長いキャリアの多くを日本で過ごしてきただけあって、日本に於ける全盛期の名勝負をプレイバックした。お馴染みのファンク兄弟やジャイアント馬場だけでなく、ハーリー・レイス、ダスティ・ローデス、ワフー・マクダニエルなどアメリカマット界の大物とも日本で大流血戦を演じている事も網羅しており、資料的価値は高い。

 タダシ☆タナカからは、ブッチャーにまつわる衝撃的な事実を暴露したドキュメンタリー映画の原稿が入稿された。他のマスコミは一切触れていない内容なので、ここでこれ以上の記載は避けたい。読んでびっくり仰天して欲しい。ブッチャーだけでなく、プロレス業界全てを巻き込む問題作なのだ。
 WWE殿堂入りでブッチャーのプレゼンターだった宿命のライバル、テリー・ファンクが兄ドリーと組んで、ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田と戦った名勝負も振り返り、ブッチャー特集に華を添えた。4人ともブッチャーのライバルだっただけに、あの時代にタイムスリップして欲しい。

 昭和プロレスファンに捧げる企画として、昭和プロレスの必殺技を振りかえる企画もスタート。第一回目は、“ミスター・プロレス”ことハーリー・レイスのダイビング・ヘッドバットだ。なにしろ自ら"石頭"を自慢する元NWA世界王者である。

 関西方面にも強いミルホンネットが今週送る試合レポートは、女子プロレス界に革命を起こしている『スターダム』の大阪大会。グラビアアイドルから転身で大きな話題になっている“ゆずポン”こと愛川ゆず季が、いよいよ関西進出。おっぱいを攻められてみみず腫れになりながらも、プロレスラーとして脱皮しようとする彼女の頑張りを見逃すな! 豊富な写真で『スターダム』の魅力に迫っている。

 格闘技界の御意見番、古吉進一郎からは、日本人選手が世界に挑んだ、ボクシング三大タイトルマッチと、総合格闘技ストライクフォースの結果を踏まえて、激文が届いた。日本格闘技界に突きつけられた”ポツダム宣言”とは?そして我々ファンはどうすべきなのか?この文章を読んでもらいたい。

 連敗続きの"野獣"ボブ・サップがIGFで復帰戦を行うが、その相手も本誌3月31日号で発表の18日前にすっぱ抜いた通り。そして、このカードが意味するものは?勝敗は?謎は全て読めばわかる。

 世界の格闘技を紹介するコーナーからは中国の太極拳を紹介。中国4千年の歴史を持つ神秘の格闘技の秘密を解き明かす。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼秋山ではなく永田が優勝! C・カーニバルの結果をウラ読みする!
▼消息が伝わってこない百田光雄氏に気になる情報が…
▼キャリア27年にしてブログを開設した宍倉清則氏の正体を暴く!

<アーカイブス2010>
▼武藤が全治6カ月で絶体絶命の全日プロだが、大ピンチを乗り切る秘策あり!?

<ファイト!ミルホンネット編集部>
◆WWE殿堂入り!黒い呪術師ザ・ブッチャー特集
▼“黒い呪術師” アブドーラ・ザ・ブッチャー 血戦10番勝負
・全てが反則かノーコンテンスト?血だるま決着の顛末
・テリー、シークからローデス、レイスまで:友情と裏切りの経緯

▼ブッチャーの光と闇〜ドキュメンタリー「Don‘t Bleed on Me」公開衝撃
 by タダシ☆タナカ
・ブッチャー最大のタブー、絶対に表に出ない裏事情
・流血小道具、ジュース問題の是非を問う問題作
・マット界に衝撃が走る!戦々恐々の関係者たち

▼名勝負は永遠に〜ファンク兄弟vs.ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田
・師匠ファンク兄弟に挑む若き日の鶴田
・衝撃の結末、勝者はどちらのチームに?

▼伝説の必殺技 ハーリー・レイスのダイビング・ヘッドバット
・語り継がれる必殺技、これぞヘビー級の空中殺法

▼4・3 スターダム大阪初見参は熱気の超満員札止め!
 photo & text by 西尾智幸
・スターダム関西進出は超満員
・美闘陽子、スターダム期待の大型新人登場
・今回の主役は、ゆずポンではなく世IV虎
・ゆずポン、みみず腫れ。レスラーとして急成長!

▼ボクシング3大世界戦とストライクフォース4・9決戦「希望と現実」
 by 古吉進一郎
・長谷川・川尻、主役たるべき存在が敗れてしまった
・4・9SF は”ポツダム宣言”を突きつけられたのと同じ

▼名誉挽回ボブ・サップx ルーキー角谷正義キックIGF4・28『GENOMU.15』
・野獣復活へ キックルールで出陣、真の意味を暴露
・震災日本へ恩返し。みんなに元気と勇気を与えたい

▼世界の格闘技紹介 第2 回 太極拳(中国)
・中国4千年の歴史の中に脈々と受け継がれてきた格闘技
・太極拳を広めた楊露禅。燕を手で捕えて金縛りに!超人的な伝説

▼タブー満載企画「海外情報局.84」
 WWEエッジ引退 川尻惨敗SF 成功 UFCブラジル スコット・ホール入院
・エッジ引退発表4・11『RAW』詳細ルポ+『スマックダウン』王座返上
・好評『Strikeforce: Diaz vs. Daley』 川尻無残・青木復活・高谷惜敗
・『Bellator 40』ニック・トンプソン引退 北米シーンの厳しさ垣間見る
・8・27UFCリオ大会:ダナ「メインはアンデウソン・シウバvs.岡見勇信」
・TNA 宣戦布告ハルク・ホーガンx新スターMr.アンダーソン因縁勃発
・スコット・ホール悲劇の顛末オーバードース(薬物過量投与)で入院


★合わせて読めばさらに楽しめる!
ドーム大会消滅のウワサもある中、新日プロが水面下で検討している驚きの1・4継続プラン
橋本大地を取り囲む者たちに生じるギャップ
ノアの秋山準『2011チャンピオン・カーニバル』決定の舞台裏
地震の影響により団体存亡寸前(?)の全日プロ
新間寿氏の誕生パーティーに猪木が?

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なぜ新日プロ後楽園大会で負けたばかりの永田が『C・カーニバル』優勝だったのかをウラ読みする!
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週刊マット界舞台裏'11年4月21日号 ブッチャー光と闇 ゆずポン胸殺

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