■　「ダブプロレス・21世紀のお楽しみ」第1弾
日時：8月23日(金）
会場：道頓堀アリーナ

ローカルインディー屈指の切れ者、ダブプロレス代表５０４改めＧＵＮＳＯ
　ダブプロレスの主な特色は試合中に音楽を流しながら試合中の展開や会場の空気などによってＤＪがより音楽を変化させていき、レスラーと観客との一体感をさらに高めていこうとする実験的なものである。このようなプロレスの斬新な方法論があってもいいだろう。
　かつて剛竜馬率いる剛軍団の怪奇軍団の試合中にオカルトチックな音楽が流れっぱなしであったというのがあったが、ダブプロレスの方法論は洗練されておりそれとは当然異なる。
　そして知る人ぞ知るインテリレスラー、カブキキッドの言葉を借りれば「プロレスがプロレスに納まらなくなる瞬間を共有しよう！」となる。
ダブプロレスについて4ページにわたり秀逸な文章が掲載されている「現代風俗・プロレス文化～歴史・表現・エロス・地域・周縁」／現代風俗研究会編（新宿書房）の第4部・プロレスの可能性－体験としてのプロレス　　塩見俊一
　音楽の盛んな広島県のクラブに遊びに来ている若者なんかがプロレスを知るきっかけになったのが地元発のダブプロレス。むしろプロレスの範疇にとどまらずにひとつのカルチャーとして注目して欲しい格好の素材であるという事は付記しておきたい。
＜第1試合＞
●藤澤忠伸
　7分32秒　ローリングクレイドルホールド
○内田祥一
＜第2試合＞
●ヒデ久保田
　8分11秒反則
○カブキキッド
＜第3試合＞
YO－HEY、●一平
　12分19秒　ムーンサルトプレスからの体固め
○HAYATA、タダスケ
＜第4試合＞
ＧＵＮＳＯ、○カブキキッド
　18分14秒　体固め
●ヤス久保田、ヒデ久保田

試合前にはダンスショータイム

試合巧者同士の一戦は内田に凱歌
プロレスラー内田祥一の店「ＢＢＢ」

音楽が鳴り響いた第2戦、ヒデ久保田のセコンド、ヤス久保田がレフェリーに暴行。試合にも乱入してカブキ・キッドの助立ちにＧＵＮＳＯが現れその流れでもう1試合が組まれる事となった

試合が始まる前、YO-HEY,一平のその名もギンギン・ボーイズのコミカル映像が流される。入場時、突如立ち上がった女性客とノリノリのダンスシーン。１階はパーティー形式仕様でテーブルにイスという形なので入場シーンが更に映える

ギンギンボーイズの千円札？なしてその価値は？

試合はＨＡＹＡＴＡが一平を制した。一平は関西ローカルシーンではおなじみの某マスクマンの正体である。


音楽が鳴り響いた第４戦、軽快に動き回る５０４、ヒデ久保田にドロップキックをヒットさせる

リングサイドに積み立てられた椅子に飛ばされ餌食になったカブキ・キッド

ハードバンプも流血もござれのカブキキッド、大苦戦をい強いられたが

ＧＵＮＳＯの好アシストを得て見事勝利をものにした。
次回大会は9月13日（金）には、いよいよ魁、ラ・パロマ登場、さらに９月２７日（金）
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