いよいよ、『Strikeforce: Diaz vs. Daley』が開催される。メインは、悪童ニック・ディアスが、イギリスの爆撃機、ポール・デイリーを迎え撃つウェルター級タイトルマッチだ。

(C)Strikeforce-Zuffa, LLC
※リアルタイム中はリロードしてお楽しみください。
『Strikeforce: Diaz vs. Daley』
日時：2011年4月9日
場所：アメリカ　カリフォルニア州サンディエゴ
＜メインイベント　ウェルター級タイトルマッチ　5分5R＞
○ニック・ディアス
（1R　4分57秒　TKO）
●ポール・デイリー
ズッファ社が買収した事によって、ダナ・ホワイトと因縁があるデイリーは参戦拒否を仄めかしたが、どうやら参戦するらしい。下馬評では、当然ディアス有利だが、デイリーはどこまで食い下がる事が出来るか？
なんと最初、優勢だったのがデイリー。フックでディアスからダウンを奪い、パウンドを叩きこむ。なんとか凌いだディアスが逆襲、打撃で優位に立つが、またデイリーがフックでディアスを倒すというシーソーゲームに。しかし、最後はディアスがアッパーでデイリーからダウンを奪い一気呵成にグランドで殴り続け、ラウンド終了残り3秒でレフリーがストップ。ディアスが見事にTKO勝利で、王座を防衛した。
＜ライト級タイトルマッチ　5分5R＞
○ギルバート・メレンデス
（1R　3分14秒　TKO）
●川尻達也
現在4連勝中のメレンデスが約１年ぶりにタイトルマッチに臨む。対戦相手は日本の川尻達也だ。
試合は打撃でメレンデスが圧倒、距離をとればパンチ、近づけば膝蹴りで川尻を一方的に追い込む。川尻は苦し紛れにタックルするも潰されて、メレンデスがパウンド、肘打ちの雨あられ。川尻動けずレフリーがストップしてメレンデスTKO勝利となった。最初から最後までメレンデスが圧倒し見事に防衛を果たした。
＜ライトヘビー級　5分3R＞
△キース・ジャーディン
（ドロー　0-1）
△ゲガール・ムサシ
ゲガール・ムサシの相手であったマイク・カイルが怪我により欠場となり、代役としてキース・ジャーディンが抜擢された。
ジャーディンはなんと「ロッキー」のテーマ曲で入場。UFC時代の映像を煽りに使い復帰を盛り上げる。
打撃勝負ではムサシに分があるので、テイクダウン狙いのジャーディンは、必死で組みつき、不格好でもなんとかテイクダウンを繰り返すが、ムサシもすぐに凌いで立ち上がる。その攻防の中で、ムサシはSFでは反則になっているグランドで下から相手の顔面を蹴り上げるペタラーダを行ってしまい反則が取られてしまう。
その後もスタンドではムサシ有利も、ジャーディンがケージに押し込みテイクダウンを繰り返す。3Rにはムサシの金的も取られ、ジャーディンが打ち合いに付き合わない為、ムサシはテイクダウン戦法に切り替え、圧倒するも、前半ジャーディン、後半ムサシでポイントを取り合ってドローとなった。
＜ライト級　5分3R＞
○青木真也
（1R 1分33秒　チョークスリーパー）
●ライル・ビアボーム
パット・ヒーリーに敗れ総合初黒星を喫したビアボームが、日本の青木真也を相手に復帰戦に臨む。
組んでケージに押し込んだのはビアボームだが、青木が小外掛けでテイクダウンでグランドに引き込みバックを制してチョークで極めて一本勝ちした。
青木は勝利に興奮して、マイクを求めるが、進行の問題もあるのか却下されてしまった。
アンダーカード
＜145ポンド（65.8kg）＞
○ロバート・ペラルタ
（判定）
●高谷 裕之
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