『UFC Fight Night 24: Nogueira vs. Davis』 リアルタイム速報

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(C)UFC-Zuffa, LLC
※リアルタイム中はリロードしてお楽しみください。
『UFC Fight Night 24: Nogueira vs. Davis』
日時:2011年3月26日
場所:アメリカ ワシントン州シアトル
<メインイベント ライトヘビー級 5分3R>
○フィル・デイヴィス
(判定 3-0)
●アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ
当初はティト・オーティスがホジェリオと対戦する予定だったが、怪我で欠場。代わりに抜擢されたのがレスリングエリートで、総合8戦全勝のホープ、デイヴィスと、ホジェリオに取っては、非常に嫌なカード変更になった。
“ミスター・ワンダフル”とポール・オンドーフと同じニックネームをもつデイヴィスは逆三角形の物凄い肉体美を誇っている。
しかし、試合は、老獪なホジェリオがデイヴィスのタックルを切りまくり翻弄。ボクシング勝負になるとホジェリオ有利でペースを掴んでくる。逆にデイヴィスはタックルに失敗しスタミナ消耗してく。しかし2R中盤になんとかテイクダウンに成功したデイヴィスは、パウンド、膝蹴りで反撃。これでペースを掴んだのか、3Rも必死でテイクダウンして上をキープするデイヴィス、決め手はないものの、着実にポイントを稼ぎ判定勝ちした。
<セミファイナル ウェルター級 5分3R>
○アンソニー・ジョンソン
(判定 3-0)
●ダン・ハーディー
イギリス出身、モヒカンのパンク野郎ハーディーとカン・リーの弟子でもあるジョンソン。
元々、レスリングベースの黒人選手であるジョンソンの方がレスリングが上、すぐにテイクダウンして上からパウンドとレスリング出身選手得意の攻めでハーディーを追い詰める。そのままラウンドが進んでも、すぐにテイクダウンし、金網際に押し込むジョンソン。ハーディーも下から仕掛けるがジョンソンが極めさせず、そのままジョンソンが判定勝ちした。
<ウェルター級 5分3R>
○アミール・サダロー
(2R 3分27秒 TKO)
●ダマルケス・ジョンソン
The Ultimate Fighter 7ミドル級トーナメント優勝者であるサダローとThe Ultimate Fighter 9ウェルター級トーナメント準優勝のジョンソンとTUF出身者同士の対決。
1Rこそ、テイクダウンにも成功し、ややジョンソンのペースだったが、2Rにサダローの猛反撃。膝蹴りから、グランドで上をキープし、パウンドの連打。最後はマウントポジションからの肘連打で、ジョンソン完全に動けなくなり、レフリーがストップ。サダローが豪快に勝利した。
<フェザー級 5分3R>
○ジョン・チャンソン
(2R 4分59秒 ツイスター)
●レオナルド・ガルシア
WEC時代、2010年ファイト・オブ・ザ・イヤーにも選ばれたカードの再戦だ。その時はガルシアが2-1で判定勝ちしている。
序盤こそ静かな打撃戦だったが、1R中盤にチャンソンがテイクダウンを奪うと、その後はチャンソンのペースで膝蹴りで追い詰め、グランドで攻め続ける。その勢いのまま2Rもグランドで上をとり、パウンド、肘でペースを握るチャンソン。ガルシアが嫌がって背を向けるとバックを奪うチャンソン。そのままチョーク狙いだが、なんとツイスター(グランドコブラ)に切り替えてタップを奪ったチャンソンが勝利。見事に雪辱を果たし、UFC初勝利を飾った。
ツイスターはエディ・ブラボーが考案した技だが、UFCで決まり手になるのは、おそらく初めてだろう。
アンダーカード
<ヘビー級 5分3R>
○マイク・ルソー
(2R 5分00秒 TKO)
●ジョン・マジソン
<ライト級 5分3R>
○マッケンス・セミザール
(1R 3分18秒 チョークスリーパー)
●アレックス・カサレス
<ウェルター級 5分3R>
○ジョン・ハザウェイ
(判定 2-1)
●クリス・マクレイ
<バンタム級 5分3R>
○マイケル・マクドナルド
(判定 3-0)
●エドウィン・フィゲロア
<ヘビー級 5分3R>
○クリスチャン・モアクラフト
(2R 4分10秒 ギロチンチョーク)
●ショーン・マコークル
<ウェルター級 5分3R>
○ジョニー・ヘンドリックス
(1R 1分35秒 TKO)
●TJ・ウォルドバーガー
<ミドル級 5分3R>
○アーロン・シンプソン
(判定 3-0)
●マリオ・ミランダ
<ライト級 5分3R>
○ニック・レンツ
(3R 2分24秒 ギロチンチョーク)
●ウェイロン・ロー
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