パンクラスism自主興行超満員札止め 砂辺vs.清水ドロー、近藤は立ち上がってゴングを聞く、男・桜木裕司輝く

 パンクラスのism主催興行がディファ有明で開催され、1670人の超満員となり大盛況だった。この大会の全容と詳細は金曜9日昼頃発売の『週刊マット界舞台裏12月16日』に収録されます。ご期待下さい。

■ PANCRASE 2010 PASSION TOUR
日時:12月5日(日)開場14:30 開始16:30
会場:ディファ有明 1670人超満員

▽本戦第二部
<メインイベント第9試合 ライトヘビー級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ5分3R>
101205pan9A.jpg
 プロ興行のチャンピンがコロコロ変わってもよろしくない、余り差がなかればドロー裁定というのは納得のいくことだ。砂辺vs.清水戦もドローだったので整合性からも結果はこれでいいのであろうが、川村新社長はKOか一本を取らねばならない試合だったのに、ご覧の通りリング上の終末風景は前回と同じく川村が泣き崩れるだけ。
 初代タイガー直伝のローリング・ソバットを何度も叩きこみ光り輝いたのは桜木裕司だった。
 記録は王座防衛として残るのであろうが有終の美を魅せたのは憂国の志士で間違いない。

△川村 亮(パンクラスism/王者)
 判定 1-0 ※大薮=30-30、福田=28-29、千葉=29-29
△桜木裕司(掣圏会館/挑戦者・同級1位)

<セミファイナル第8試合 ミドル級 キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ5分3R>
101205pan1404.jpg
左ミドルを叩きこみ、Cage Forceでの金網戦とは違うホームの意地を見せつけた近藤だが…
101205pan1484.jpg
ミドルからハイに軌道の変わるキックで道場では岡見勇信と互角とも漏れ伝わる藤井を追い込む

101205pan1539.jpg
『起き上がるんだ!近藤』~3R、最後の10秒で近藤は立ち上がる。もちろん勝ってベルトを巻いたのは藤井陸平だ。しかし、若くて強靭な肉体を誇る、実質世界ランカー相手に近藤は最後まで打ち合った。約束の地で真実は明かされたのである。
●近藤有己(パンクラスism/王者)
 判定 0-3  ※福田=28-30、小菅=29-30、和田=29-30
○藤井陸平(和術慧舟會RJW/挑戦者・同級5位)

<第7試合 フライ級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ5分3R>
101205pan7A.jpg
2Rに砂辺が1ポイント取ったように思えたのだが、3R終盤に指が目に入り試合が中断した印象が悪かったのか判定はドローに。セコンドの石井大輔は「提訴する」と息巻いていたが…
△清水清隆(SKアブソリュート/王者)
 判定 1-1 ※千葉=27-29、小菅=29-28、和田=29-29
△砂辺光久(TEAM reversaL/同級1位/挑戦者)

<第6試合 フェザー級5分3R>
101205pan10A.jpg
皆に愛されたアライケンジが引退!
○鹿又智成(パラエストラ八王子/同級1位)
 1R24秒 ※レフェリーストップ(鹿又のチョークががっちり入るもアライはタップせず)
●アライケンジ(パンクラスism/フェザー級2位)

<第5試合 ウェルター級 2010鳥生三番勝負第3弾5分3R>        
●KEI山宮(GRABAKA/同級1位)
 KO 1R 4分51秒 ※左ハイキック
○鳥生将大(パンクラスism/同級7位)

<第4試合 ライト級5分2R>
△大石幸史(パンクラスism/同級1位)
 判定 1-1 ※福田=20-20、小菅=19-20、和田=20-19
△永田克彦(新日本プロレス NEW JAPAN FACTORY)※初参戦

<第3試合 アテナルール52kg契約5分2R>
○WINDY智美(パンクラスism)
 判定 2-0 ※福田=20-19、大薮=19-19、小菅=20-19
●ベティコ(和術慧舟會 RJW) ※初参戦、内藤晶子から改名

<第2試合 ウェルター級5分2R>
○梁 正基(STAND/同級6位)
 KO 1R23秒 ※右ストレート
●渡辺大介(パンクラスism)

<第1試合 ウェルター級5分3R>
○佐藤豪則(Laughter7/同級2位)
 判定3-0 ※和田=30-28、千葉=30-28、大薮30-28
●鈴木槙吾(ALLIANCE/同級4位)
101205pan1066.jpg
4年間ラウンドガールを務めた入江姉妹が引退! 踊るポンポコリンのグラフ集は『マット界舞台裏』にたっぷり収録いたします。

▽本戦第一部
<第7試合 ライトヘビー級5分2R>              
●福田雄平(HIDE’S KICK)
 判定 3-0 ※20-19 20-19 20-18
○増田裕介(AACC)※本戦初出場

<第6試合 ウェルター級5分2R>              
草・MAX(TEAM TACKLER)
 ノロウィルス嫌疑により中止
西坂タツヒコ(ノヴァ・ウニオン・ジャパン)※初参戦

<第5試合 ライト級5分2R>
●高橋克典(GRABAKAジム/2010年NBTライト級準優勝)    
 TKO 1R3分33秒 ※パウンド
○徳留一樹(パラエストラ八王子)

<第4試合 ライト級5分2R>              
○太田純一(GOKITA)
 一本 1R 2分56秒 ※三角十字固め
●小野明洋(チームタイゴン)

<第3試合 ライト級5分2R>
○冨樫良介(ALLIANCE)
 TKO 1R 3分42秒 ※パウンド
●竹川光一郎(和術慧舟會トイカツ道場)※本戦初出場

<第2試合 フェザー級5分2R>
○川那子祐輔(秋本道場jungle junction)
 判定 2-0 ※20-20 20-19 20-19
●斎藤正臣(高田道場)

<第1試合 フェザー級5分2R>
●伊藤尚司(CORE)
 判定1-2 ※千葉=20-19、松宮=19-20、谷内=19-20
○中村謙作(吉田道場)

<パンクラスゲート第4試合ライト級プロ昇格トーナメント決勝戦70.3kg以下5分1R延長3分>
○JON SHORES(ロデオスタイル)
 1R3分7秒
●佐々木 渉(Laughter7)

<パンクラスゲート第3試合フェザー級プロ昇格トーナメント決勝65.8kg以下5分1R延長3分>
○青山祐大(ALLIANCE)
 ※ジャッジ3者とも10-9
●藤井伸樹(Laughter7)判定 3-0

<パンクラスゲート第2試合バンタム級プロ昇格トーナメント決勝戦61.2kg以下5分1R延長3分>
●林 紘之(和術慧舟會H・T・W)
 判定 3-0 ※福田=8-10、千葉=9-10、松宮9-10
○窪田泰斗(KIBAマーシャルアーツクラブ)

<パンクラスゲート第1試合 フライ級56.7kg以下5分2R>
△島袋 力(CORE)
 ※パンクラスゲート通常ルールより判定なし
△木内崇雅(和術慧舟會駿河道場)

週刊マット界舞台裏’10年2月18日号~2・7パンクラス近藤有己勝利、砂辺光久王座陥落、バンタム級川原誠也対赤井太志朗
週刊マット界舞台裏’10年2月25日号~2・7パンクラス久松勇二xKEI山宮
別冊ミルホンネット046 4・4坂口一族の誇り 4・3outsider 4・10GRACHAN
別冊ミルホンネット047 格闘百花繚乱 ASTRA 10.4.29パンクラス SRC K-1MAX NJKF
別冊ミルホンネット051 10.6・5北岡悟復活 無念KEI山宮 耳削ぎ禍グラフ 海外情報局
別冊ミルホンネット054 格闘百花繚乱②7.3DEEP48 7.4パンクラス修斗SRC ASIA
週刊マット界舞台裏’10年8月19日号~8・8パンクラス芸達者道ハードKEI山宮の試練
別冊ミルホンネット059 激闘の獅子へ情熱と戦慄の墓標 10.8.22SRC 9.5パンクラス
週刊マット界舞台裏’10年10月14日号+新☆四角いJ 北岡離脱 マッスル
週刊マット界舞台裏’10年11月18日号~11・3パンクラスISAOがウマハノフをチョーク葬