週刊マット界舞台裏’10年10月14日号+新☆四角いJ 北岡離脱 マッスル

 全日本プロレスの次回ビッグマッチ、10・24横浜文化体育館で最も注目度の高い試合は、メインの諏訪魔VS船木誠勝の三冠ヘビー級戦を差し置いて、武藤敬司がカズ・ハヤシのベルトに挑戦する世界ジュニア・ヘビー級選手権だろう。
 なにせ大方のファンは武藤が当日までに、リミットの105キロ以下に減量できると思っていないためだ。もし規定の体重にならなかった場合、全日プロの社長でもある武藤はどう落とし前をつけるのか?という責任論を楽しみにしているファンもいる。また一方で、プロレスメディアの“出方”にも関心が高まっている。

 今、1番元気がある団体はドラゴンゲートかDDTと言われているが、生存率で言えばIWAジャパンがダントツだろう。昔と比べて興行規模を縮小したからでもあるが、何と言ってもオーナーの浅野起州氏がほとんど道楽的に同団体を運営しているところがIWAジャパンの強味。
 とはいえ、インディー団体であることには変わらないIWAジャパンが、あの団体と全面対抗戦を行うことが決定!しかも相手の団体からは、現役ヘビー級王者まで出陣してくるといのだからただ事ではない!IWAジャパンとその団体の関係もクローズアップされつつある。

 テレビの報道番組や一般紙においては相変わらず「政治とカネ」が話題の中心になっているが、「プロレスとカネ」はもはや遠い昔の話。プロレス・ムック本でもビックリするほどのカネの話は報道されていない。すでに書き尽くされてしまったのか?
 いやいや、ほかのプロレスラーはともかく、アントニオ猪木のカネにまつわるエピソードならまだまだ残っている。猪木の場合はカネにまつわる話があまりにも多過ぎて、中にはデマもたくさん混じっているようだ。だが、『マット界舞台裏』に書かれているエピソードは「まさか!」と思う関係者やファンもいるかもしれないが、かなり信ぴょう性の高い話である。今回はニュースソースがどこなのかまでお教えしよう!

 今週の『マット界舞台裏アーカイブス2009』では、実はこっそり購読している業界関係者をも驚かせた、全日本プロレスの『世界最強タッグ決定リーグ戦』の出場選手を事前にスッパ抜いてしまった件を振り返っている。
 なんと言っても井上記者の場合は、この手の記事にはよくあるあいまいなぼかしはなく、はっきりと選手名を記載した記事を発表した点がほかとは違う。さらに2008年の最強タッグリーグに比べて、出場メンバーが際立って豪華になった理由についてもきっちり取材されている。

 今号のファイト!ミルホンネット編集部担当ページは、プロレスの向こう側を見せてくれたマッスル坂井の引退興行、「マッスルハウス10」の完全レポート。マッスルシリーズは、プロレスのタブーに踏み込んだ興行故に、既存のプロレスマスコミからすると書けない事だらけで、簡単な試合結果だけでお茶を濁している。しかし、マッスルと同じくプロレスの向こう側を見据えているタブーなきミルホンネットは違う、興行の、マッスル坂井の本質に迫った鋭いレポートで、他とは違うという事を是非、ご覧頂きたい。
 そして、梶原一騎24回忌追悼記念興行「新☆四角いジャングル〜ミスター格闘技降臨!!〜もっともっと梶原一騎〜」の渾身レポート。真樹日佐夫先生の作家生活50周年でもある今大会はKO続出したキックの試合をメインに、空手VS中国拳法の異種格闘技あり、プロレスありの豪華な大会となった。特にKOシーンを完璧に捉えた迫力ある写真は、一流カメラマンを派遣したミルホンネットだけの特ダネスクープだ。
 同じく、格闘技興行をもう一本!北岡悟が衝撃の一本勝ち、そして試合後にパンクラス離脱宣言をして、大きな話題になっている「パンクラス10・3ディファ有明」も収録だ。血だるまになった北岡が鬼の形相でギロチンチョークを極める名シーン、そしてリング上での涙のアピール、更には試合後の記者会見も豊富な写真と、詳細なレポートで、北岡の本質に迫っている。あの事件に少しでも興味があるなら、読むしかないだろう。
 また、朝青龍が断髪式、パーティの模様も大特集。プロレスラーと紹介された元横綱の曙、亀田興毅、石井慧から国際プロレスの元レフェリーの遠藤光男、そして一宮章一などプロレス・格闘技人脈の参加をスクープしているのはミルホンネットのみ。勿論、パーティでのアントニオ猪木、闘魂ビンタも取り上げており、資料的な価値は計り知れない。

 バックナンバーも売上急上昇! この機会に是非ダウンロードしてお読みください。

<今週の見出し>
▼ジュニア転向を宣言した武藤に、減量失敗の危機!?
▼生存率ダントツのIWAジャパンと、あの団体との関係は……
▼まだまだあるぞ! 猪木のカネにまつわるエピソード

<アーカイブス2009>
▼昨年と大違い!今年の『最強タッグ』に出場する豪華メンバーをスッパ抜く!

<ファイト!ミルホンネット編集部>
▼プロレスラー引退してもマッスルは終わりなき旅を続ける

▼新☆四角いジャングル
〜ミスター格闘技降臨!!〜もっともっと梶原一騎〜
「K-1ソウル大会をぶっ飛ばせ!」10・2新宿FACE超満員の大盛況
・作家生活50周年の真樹日佐夫先生
・44歳同士対決は黒田英雄がUKF世界王者に
・庵谷"出美流漫"鷹志が完勝、テープジュンUKF日本フェザー級王者
・今大会屈指の5R激闘は少年ムエタイ戦士ユウx童顔のヒットマン勇児
・異種格闘技交流試合 空手VS中国拳法
・バトルロイヤル・チャンピオンベルト争奪戦はスーパーライダーが優勝
・『新☆四角いジャングル』実写版公開+ラップ歌RESISTANCE

▼パンクラス10・3ディファ有明
劇的展開「1000倍Risk! 1000倍返し」とは何か?
・北岡悟が弘中邦佳にフロントチョークを極めるもism離脱を表明
 「大晦日に出たい」〜死ぬほど笑える「岡見の試合はビデオ早送り」
・日高郁人よ「今はそれぞれお互いのリングで熱い闘いをやっていこう!」
 伊藤崇文が旧友に回答 拳法の達人サボウ・ミルチャを眠らせる
・SRC大澤茂樹がパンクラス連続参戦表明、高田道場・斎藤正臣フック一閃
・12・5第6回ism主催興行〜砂辺、川村、近藤のテーマは情熱のリベンジ
・佐藤豪則「師匠(桜庭)がああいう形で負けたので一本勝ちで嬉しい」
・稲垣組の富田浩司順調、小さい松永義弘が勝った筈だが、長岡弘樹復帰

▼朝青龍が断髪式 A猪木から遠藤光男まで380名の意味と意義

▼タブー満載企画<海外情報局.58>
ディアスSF登場 シナ屈辱台本フジメグ勝利DREAMギャラ未払い醜聞
・10・9Strikeforce NディアスxKJヌーンズ頂上対決 カルバンも登場
・『Hell in a Cell』謎の観客乱入 ジョン・シナ屈辱Nexus加入の顛末
・WEC51軽量級絶対王者 圧倒的な強さを誇るジョセ・アルドに注目
・Bellator31日本選手に明暗 藤井恵一本勝ち 吉田善行TKO負け
・桜庭に快勝ハレック・グレイシー DREAMギャラ未払い怒りの告発
・ミルホン既報通りWWEバティスタMMA転向を否定 リング復帰へ

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武藤減量の行方とIWAジャパンとノアの気になる関係に迫る!

週刊マット界舞台裏'10年10月14日号+新☆四角いJ 北岡離脱 マッスル

商品コード inouejojiz196

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