今週の「マット界舞台裏」は、武藤減量の行方とIWAジャパンとノアの気になる関係に迫る!

10.10.14BUTAIURA.jpg 今週の『マット界舞台裏』の巻頭記事は、全日本プロレスの次回のビッグマッチ、10・24横浜文化体育館で最も注目度の高いカズ・ハヤシの世界ジュニアヘビー級のベルトに挑戦する武藤敬司が、当日までにリミットの105キロ以下に減量できるかどうかというネタだ。
 試合2週間前の10日の後楽園ホール大会に出場した武藤だが、腹回りの肉が絞られて減量は順調とのこと。ただし試合後、武藤は報道陣に対して頑なに現在の体重を明かさなかったようだ。
 武藤は40歳台になってからウエートがアップし、ピーク時は130キロ近くあったと言われている。
 それだけに、いくら腹回りが多少絞れても105キロ以下というのは、かなりハードルが高いと言っていいだろう。
 ヒザの悪い武藤では走り込んで体重を落とすということも出来ないため、ジュニアヘビー級転向は簡単なことではない。詳しいことはぜひ今週号の巻頭記事を読んでいただきたい。
 また、今週号では珍しくIWAジャパンの記事も掲載されている。
 昔と比べて興行規模を縮小したことで、生存率で言えばインディー団体の中でナンバー1となっているIWAジャパンだが、何と言ってもオーナーの浅野起州氏がほとんど道楽的に同団体を運営しているところが強味。
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 とはいえ、なかなか興行日程が発表されず、一部のファンの間では活動休止もウワサになったのだが、何と一発逆転(!?)某メジャー団体との全面対抗戦を発表してファンを驚かせた。
 IWAジャパンと対抗戦を行うその団体とは、何とプロレスリング・ノアのことだ!
 しかも、5VS5全面対抗戦を行うIWAジャパン10・29新宿フェイス大会には、ノアから現GHCヘビー級王者の杉浦貴まで参戦することが決まったというのだからビックリ!
 ノアがIWAジャパンと対抗戦をやるというだけで驚きなのに、GHC王者まで貸し出す理由とは何なのか?
 どうも単に浅野社長とノアの仲田龍GMが“友好関係”にあるから、という単純な理由だけではないようだ・・・
週刊マット界舞台裏'10年10月14日号+新☆四角いJ 北岡離脱 マッスル