怪力世界一男 マリウス 総合格闘技初黒星!

busin.jpg
週刊マット界舞台裏’10年5月06日号 vol.35  マリウス・プジアノウスキー総合2連戦5・21『武神』ティム・シルビアなどで、以前からミルホン・ネットで特集を組んでいる、怪力世界一男、マリウス・プジアノウスキー。
先日も週刊マット界舞台裏’10年5月20日号 vol.37  怪力世界一男マリウス・プジアノウスキー辛勝で、日本の他のメディアでは報じていないポーランドで開催された『KSW13』で初代DEEPメガトン王者の川口雄介に勝利した試合を写真付きで大特集して好評だったが、そのマリウスがティム・シルビアに完敗するニュースが入ってきた。
試合間隔の短さなどを危惧した話などは、週刊マット界舞台裏’10年5月06日号 vol.35  マリウス・プジアノウスキー総合2連戦5・21『武神』ティム・シルビアで読んでもらうとして、開催が危ぶまれた、この大会も無事に開催。
メインでマリウス・プジアノウスキーは、元UFCヘビー級王者のティム・シルビアと対戦した。
試合前半は、マリウスがローキックでシルビアをぐらつかせると、打撃を嫌いすぐに組みついてテイクダウン。一度は成功しバックを取るも、すぐに金網際でシルビアに立たれると、ここでマリウスは失速。
シルビアの首相撲からの膝蹴りやジャブに翻弄され、スタミナ切れもあり防戦一方の展開になった。
2Rに入ると、スタミナ切れで立っている事もしんどいのか、なんとマリウスは昔の柔術家の様に自分から寝転ぶという失態を演じる。勿論、柔術家の様に寝技で極めてやろうという引き込みではなく、疲れて動けないので寝転んだだけのマリウスの運命はもう決まった様なものだ。
シルビアが、襲い掛かり、グランドで上からパウンドを叩きこむと、マリウスはあえなくタップして、シルビアのTKO勝利となった。
シルビアは、レイ・マーサーに9秒でKOされ、著しく評価を下げたが、世界的に知名度の高いマリウス・プジアノウスキーに勝利した事によって再起のきっかけにしたいところだ。腐っても元UFC王者の意地を見せてくれた。
逆にマリウス・プジアノウスキーは、以前からスタミナが心配されていた通り、最悪の結果に。
9月には、同じポーランドの英雄である、パウエル・ナツラと英雄対決が組まれているのだが、この結果を受けて再起出来るか気になるところだ。
来週発売の「マット界舞台裏」でもこの試合は特集すると共に、今後もマリウス他、日本のメディアが報じない海外のDEEPな情報満載でお届けするので、是非、ご購読下さい。
また、セミファイナルで行われる予定だったトラビス・ビューvs.チェ・ムベはムベの欠場で、ビューの対戦相手がジョシュ・バーンズに変更になり、ビューが秒殺KO勝利。
最近の『戦極』マットでは不運続きだったが、その後、アメリカでは3連勝。本来は実力者だけあって復調は嬉しい事だ。
『武神』2010.5.21 アメリカ マサチューセッチュ州ウォチェスター
<メインイベント MMAルール 5分3R>
○ティム・シルビア
(2R 1分43秒 TKO)
●マリウス・プジアノウスキー
<セミファイナル MMAルール 5分3R>
○トラビス・ビュー
(1R 0分34秒 KO)
●ジョシュ・バーンズ
<MMAルール 5分3R>
○ハファエル・ナタル
(1R 4分12秒 KO)
●トラビス・ルター
<MMAルール 5分3R>
○マイク・キャンプベル
(判定 3-0)
●イーブス・エドワーズ
<MMAルール 5分3R>
○ロキシー・マドフェラ
(判定 2-1)
●タラ・ラローサ
週刊マット界舞台裏’10年4月08日号 vol.31 怪力世界一男マリウス・プジアノウスキーMMA挑戦ポーランドKSW
週刊マット界舞台裏’10年5月06日号 vol.35  マリウス・プジアノウスキー総合2連戦5・21『武神』ティム・シルビア
週刊マット界舞台裏’10年5月13日号 vol.36  UKSW13怪力世界一男マリウス・プジアノウスキーMMA直前情報
週刊マット界舞台裏’10年5月20日号 vol.37  怪力世界一男マリウス・プジアノウスキー辛勝