TNAタッグ王者スコット・ホールまたも酒で暴れて逮捕

 悲しいニュースが飛び込んできた。スコット・ホールが現地時間5月14日1時43分、フロリダ州ChuluotaにあるHitching Post Barのバーテンダーの通報により駆け付けた警官により逮捕された。
 大酒を食らい、目は充血していたという。バーテンダーが「もう帰ってくれ」と諭したのに聞き入れず、罵りだしたための通報だった。また、警官に従おうとしなかったため、逮捕に踏み切ったと、オーランド・センチナル紙が伝えている。あまりに大柄のため、2つの手錠が使われたのだそうだ。

 スコット・ホールのアルコール依存症は有名で、今までにもリング内外で多く問題を起こしてきている。
 一説には、離婚による、子供の親権が母親に移った寂しさから、酒に溺れてしまったと言われており、一時期は、親友のケビン・ナッシュやトリプルHの力添えでアルコール依存症のリハビリ施設に入院もしていたが、現在も完治には程遠い状態だ。

 試合のすっぽかしは元より、こうした酒による喧嘩や飲酒運転などで何度も逮捕されているが、プロレスラーとしてのカリスマ性、その存在感には凄いものがあり、またケビン・ナッシュの力もあって、何度も復活を遂げている。
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 5月13日の『TNA iMPACT!』ではサモア・ジョーに急襲され、失神しているタッグ王者マット・モーガンを見ると現れたナッシュとホール。
以前、ナッシュが入手した『タッグタイトル挑戦契約書』を使用し、ナッシュ&ホールはまんまとタッグ王者になった。

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