第2代DOVE認定世界ヘビー級チャンピオン ”Mr. HIROSHIMA”魁 インタビュー

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――ベルト奪取おめでとうございます。
魁 ありがとう。とにかく、宮本は強かった。その一言ですね。伊達に2年間ベルト持っとらんわ。
――その宮本を倒しての戴冠ですが。
魁 感無量じゃね。二年前、決定戦で負けて、一回挑戦して負けて。自分たちで作った団体の、自分たちで作ったベルトなんじゃけど、とにかく遠い存在じゃった。それが今、自分の手に入って。ずいぶん回り道になってしもうたけどね。社長の504からも、「負けたら次はない」っていわれとったし。何より地元のファンのみんなの期待がすごかったから。それに応えられて嬉しい。
――試合を振り返っての感想をお願いします。
魁 宮本裕向には、ほんとに穴がなかった。攻めが強くて、受けも巧くて、飛び技もある。まだ若いから体力もあるし、デスマッチで鍛えたタフネスもすごい。でもたった一つ、ぶつかる力っちゅう部分では勝負できる。そこに賭けて、それが結果に結びついて。ただ、もう一回やったらわからんよ。ぎりぎりやった(笑)。
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――試合後、ファンやレスラーが祝福にリングに集まりましたが。
魁 ああ、ワシは幸せもんじゃなぁと思ったよ。お客さんが喜んでくれとるところを、すぐ近くで見れたのも嬉しかった。こんなに盛り上がって、こんなに楽しい空間はほかにはないじゃろうね。最高やったよ。
――チャンピオンとして背負うものができましたが、今後は?
魁 そうじゃね。ベルトを取ったのはひとつのゴールで、それでまた、今から新しいスタートじゃね。次の興行から防衛戦が組まれるじゃろうし。負けられんね。チャンピオンとして挑戦はどんどん受けていくし、ワシがいい試合して勝つことがダブプロレスの発展にも繋がることじゃから。
――最後に一言どうぞ。
魁 ダブプロレスは広島に地盤を置いて、試合内容や演出で、見に来てくれたお客さんに満足してもらえるように頑張っとります。次は12月に、毎年恒例の「バンプバンプレボリューション」が広島であります。ぜひ見に来てください。絶対損はさせません!
闘竜 会報187号
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