9/28 広島「ダブプロレス」 宮本裕向、長期政権から陥落! Mr.広島「魁」が第二代王者に!

9月28日、広島市の広島県立産業会館で行われたダブプロレスの「瀬戸内サマーボム」は、立ち見も出る超満員の大盛況となった。
メインイベントはDOVE認定世界ヘビー級タイトルマッチ。チャンピオンは2年間の長期政権、大日本プロレスなどでの活躍も目覚しい若きデスマッチャー、666所属の宮本裕向。挑戦者はダブプロレスの永久機関、Mr.広島こと魁(サキガケ)。この二人が、時価100万円オーバーのシルバー製のベルトをかけての熱戦を争った。
1003-1.jpg 試合は双方の場外弾も飛び出し、激しい立ち上がり。攻守がめまぐるしく入れ替わるものの、場外に組み上げられた椅子の上にトップロープから叩き落された魁が追い込まれる展開に。
そこから宮本は得意の展開に持ち込み、ムーンサルトプレスを狙うものの魁が剣山で逆転。一気呵成に攻め込むものの、今度は宮本がスプリングボードエルボーで逆転! ヤンキードライバー、ムーンサルトと必勝パターンに持ち込む。
しかし魁は、以前3カウントを奪われたこの波状攻撃をカウント2でクリア。スピアーの連発に活路を見出し、フィッシャーマンバスター、ラリアット、そしてスライディングラリアットと繋いで、見事ベルト奪取となる3カウント!
1003-2.jpg戦前、「今の宮本には穴が無い。でも、上り詰める今を逃せばベルト奪回のチャンスは無い。たった一つ、自分の突進力に賭ける。」と語った魁だが、文字通りの試合となった。
ベルトを失った宮本がリングを去る中、観客がリングを取り囲み、魁の声に応じてベルトを狙うレスラーがリングに上がる。
そして、最後はレスラー、観客が一体となっての「3、2、1、ダブプロレス!!」の大音声で幕を閉じた。
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第三試合の6人タッグでは、この日名古屋と広島で3試合を行った佐々木貴が、右脚、椅子の上へのパワーボムとDガイストの波状攻撃でカブキキッドを葬り去った。
試合後、「広島が好きになった!まだまだいくぞ!」という佐々木貴に対して、ダブプロレスの上田504が広島弁で猛アピール。会場を大いに盛り上げた。
ダブプロレス「瀬戸内サマーボム」試合結果
2008年9月28日 18:30開始 観衆406人(超満員)
第一試合マイトガイ・アキラデビュー戦
×マイトガイ・アキラ【9分00秒GTドライバー→体固め】○新泉浩司
第二試合
×金田一HOGO【7分53秒ハイキック→片エビ固め】○隼田陽平
第3試合
レイパロマ&趙雲子龍&○佐々木貴
【20分05秒イス上へのD-ガイスト→体固め】
サウザー&×KABUKIKID&504
セミファイナル
HANZO&×SUSUMU
【12分44秒垂直落下ブレーンバスター→体固め】
○アステカ&KAZE
メインイベント
DOVE世界ヘビー級タイトルマッチ60分一本勝負
(挑戦者)○魁
【13分46秒スライディングラリアット→体固め】
(王者)×宮本ヤンキー裕向
※初代王者が4回目の防衛に失敗。魁が第二代王者となる。
kabukikid
闘竜 会報187号
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