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6月17日（現地時間）にカリフォルニア州フレズノで『Bellator 156: Galvao vs. Dantas 2』が開催された。
UFCに次ぐ世界2番目のMMA団体であるベラトールだが、エース格のキンボ・スライス氏がお亡くなりになり残念で仕方がない。しかし、ベラトールはレジェンドやビッグネーム路線、キックボクシング、そして通常のMMAという3つの要素が上手く重なり合い、競技化が進むUFCと別の魅力で溢れている。そんな中、今大会では通常のMMAがメインとなるバンタム級王座戦が組まれた。王者マルコ・ロウロと挑戦者エドゥアルド・ダンタスは同門のノヴァ・ウニオン対決（ロウロは現在、ロングアイランドMMAに移籍している）となっている。同門だが、過去に対戦しており、その時はダンタスが勝利。世界中の軽量級王座を独占しているノヴァ・ウニオンだけに、同門でも試合を行なっており、普段は仲が良く尊敬しあっていても、試合となれば全力で戦うという訳だ。試合は、ダンタスの打撃が冴え渡り、ロウロは打撃に対応出来ず、判定でダンタスが勝利。見事に王座に返り咲いた。
■ Bellator 156: Galvao vs. Dantas 2
日時：2016年6月17日（現地時間）
場所：アメリカ・カリフォルニア州フレズノ
＜バンタム級王座タイトルマッチ＞
○エドゥアルド・ダンタス（ブラジル／挑戦者）
判定 3-0
●マルコ・ロウロ（ブラジル／王者）
＜ウェルター級＞
○チディ・ンジュクアーニ（米国）
3R 2分39秒 TKO
●チアゴ・ジャンボ（ブラジル）
＜ミドル級＞
○ジョン・ソルター（米国）
1R 4分03秒 三角締め
●ブランドン・ホージー（米国）
＜ミドル級＞
○クリス・ハニーカット（米国）
判定 3-0
●ミッケル・パルロ（デンマーク）
6月17日（現地時間）にコネチカット州マシャンタケットで『World Series of Fighting 31: Ivanov vs. Copeland』が開催された。
UFC、ベラトールに次ぐ全米第三のメジャーMMA団体として定期的に大会を開催するWSOFだが、今大会は神々の階級、ヘビー級王座戦がメインに組まれた。
王者のブラゴイ・イワノフは、コマンドサンボで当時最強と言われていたエメリヤエンコ・ヒョードルに勝利した事で一躍、世界中の格闘技ファンに知れ渡り、MMAデビューを果たした。日本でも戦極で藤田和之に勝利している。その後、ベラトールを経て、WSOF入りして、遂に王座まで上り詰めた。対する挑戦者ジョシュ・コープランドはUFC参戦経験もある。試合は、イワノフがいつもの重い打撃でコープランドを金網に追い詰め有利に試合を進めていくも、イワノフも被弾して額から出血に追い込まれる。それでも、ひたすら前に出て、試合を有利に進めていたイワノフが見事に判定勝ちで王座防衛となった。
■ World Series of Fighting 31: Ivanov vs. Copeland
日時：2016年6月17日（現地時間）
場所：アメリカ・コネチカット州マシャンタケット
＜ヘビー級王座タイトルマッチ＞
○ブラゴイ・イワノフ（ブルガリア／王者）
判定 3-0
●ジョシュ・コープランド（米国／挑戦者）
＜ライト級＞
○ジェイソン・ハイ（米国）
2R 4分08秒 TKO
●マイク・リッチ（カナダ）
＜ウェルター級＞
○ジョン・ハワード（米国）
判定 3-0
●マイケル・アラント（米国）
＜フェザー級＞
○シェイモン・モラエス（ブラジル）
判定 3-0
●ルイス・パロミーノ（ペルー）
＜ミドル級＞
○フィル・ハウス（米国）
1R 2分52秒 TKO
●ジョシュア・キー（米国）
6月17日（現地時間）にインディアナ州ハモンドで『RFA 39: Barcelos vs. Moffett』が開催された。
RFAはAXSTVで全米に生放送されている為、北米中堅MMA団体でも注目度が高く、レガシーFCと共にこのRFAで王者になるとUFCやベラトールというメジャー団体との契約出来る事が多い。そんな中、今大会は、フェザー級王座戦が組まれた。前王者であるジャスティン・ローレンスがベラトールと契約を勝ち取って返上した為、王座決定戦で勝利したのが現王者であるハオーニ・バルセロスだ。修斗ブラジルで実績を積み、RFA入りし、北米メジャー団体との契約を狙っている。対する挑戦者は北米ローカル大会で実績を積んできたボビー・モフェットだ。試合は、バルセロスが圧倒して判定勝ち。王座防衛を果たした。
■ RFA 39: Barcelos vs. Moffett
日時：2016年6月17日（現地時間）
場所：アメリカ・インディアナ州ハモンド
＜フェザー級王座タイトルマッチ＞
○ハオーニ・バルセロス（ブラジル／王者）
判定 3-0
●ボビー・モフェット（米国／挑戦者）
＜フェザー級＞
○マイク・サンチアゴ（米国）
3R 2分27秒 TKO
●ルイス・サルダーニャ（米国）
＜ライトヘビー級＞
○ジョーダン・ジョンソン（米国）
3R 2分37秒 リアネイキドチョーク
●ショーン・アッシャー（米国）
＜バンタム級＞
オード・オスボーン（米国）
アントニオ・サンチェス（米国）
＜ウェルター級＞
○ボビー・ナッシュ（米国）
1R 0分40秒 TKO
●ディレイ・デイビス（米国）
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