ベン・アスクレン 貫禄のアジアデビュー一本勝ち5・30『ONE FC 16: Honor and Glory』

onefc16
140531onefc
(C)ONE FC
2014年5月30日に、アジア最大のMMA大会である『ONE FC 16: Honor and Glory』が本拠地シンガポールで開催された。

今大会、最大の目玉はメインに登場する、元ベラトール王者であるベン・アスクレンだ。NCAAディビジョン1王者であり、北京五輪にも出場する輝かしいレスリングの実績をもち、MMA転向後も無敗のまま、ベラトール・ウェルター級王者となった。ベラトールに敵がいなくなり、王座を返上して離脱、UFC移籍を希望したが、条件面で折り合わずOne FCと契約した。指一本フックすればテイクダウンすることが出来ると言われている圧倒的なレスリング力で、ウェルター級最強という声まであるアスクレンが、遂にOne FCデビューとなったのだ。

対戦相手はアゼルバイジャンのバフチヤル・アバソフで、サンボの王者という事だが、MMAでの実績はアスクレンが上、王座戦の前の調整試合という感じだ。しかし、試合開始直後、なんとアバソフが先にテイクダウンを決める。MMAでははじめてテイクダウンされたアスクレンが、グランドコントロールに長けており、すぐに上を取り返すとあとはワンサイドゲーム。最後は肩固めで一本勝ちしたアスクレン、次はいよいよ王座獲りとなりそうだ。

また、K-1MAXで活躍したジャダンバ・ナラントンガラグも参戦し、得意の打撃でホノリオ・バナリオから判定勝ちしている。



ONE FCオフィシャルホームページ

■ ONE FC 16: Honor and Glory
日時:2014年5月30日
場所:シンガポール

<メインイベント ウェルター級>
○ベン・アスクレン
 1R 4分11秒 肩固め
●バフチヤル・アバソフ 

<ライト級>
○ヴィンセント・ラトゥール
 1R 3分16秒 KO
●エディ・アング

<フェザー級>
○ジャダンバ・ナラントンガラグ
 判定 3-0
●ホノリオ・バナリオ

<ライト級>
○カロス・フォドー
 1R 3分29秒 キムラアームロック
●ウィリー・ニ

<フェザー級>
○メイジャー・オーバーオール
 1R 2分08秒 KO
●ブルーノ・ピッチ

<ヘビー級>
-チャイ・ルイス・ペリー
 ノーコンテスト
-アラン・ンガラニ

<フライ級/5分3R>
○ラディーム・ラーマン
 2R 2分40秒 TKO
●レイモンド・タン

電子書籍版はマット界舞台裏6月12日AJP秋山社長黒い呪術師Z1xW1小島NWA激震WNCデス+魔界騒乱に掲載されました。

【格闘技充実!ミルホンネットONE-FC関係】
週刊マット界舞台裏’11年9月15日号 アジア最大MMA大会One FC吉田善行始動
マット界舞台裏’12年02月23日号・アジア最大One FC2グレイシー新世代にBサップ完敗
マット界舞台裏’12年04月12日号One FC3川尻達也 今成正和 中西良行 白井祐矢
マット界舞台裏’12年07月05日号One FC4 水野竜也 今成正和完敗
マット界舞台裏’12年09月13日号 One FC 5 元UFC王者対決無効試合
マット界舞台裏11月29日号EMCOMK1桜庭社長年収全日最強OneFC小川Glory抽選曙肉屋
▼ONE FC身売り話流布の背景事情を徹底検証
マット界舞台裏4月18日号ノアWM29殿堂Glory6有明8OneFC長州売名REINA白石事情特報
マット界舞台裏6月13日号全日亀裂武藤運命考葛西大仁田RISING大日本IWA ONE-FC9
マット界舞台裏9月26日号K1Glory戦争白石企業再生スティムボート新日江幡双子長瀬館長
マット界舞台裏12月19日号リアルジャパン新日D広島PモラレスWWEシスコ会見新日キック
’14年5月15日号横アリ展望W1仙台GENTARO復帰WNC葛西Z1後楽園みちのくBロジャース