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10月12日（現地時間・放送日）に放送された『RAW』は、次回PPV大会「ヘル・イン・ア・セル」で王座と現場監督を賭けて対戦するセス・ロリンズとケインの抗争が過熱した。この王座戦で敗れれば、ロウ大会の現場監督を解任されるケインだが、現時点ではまだ番組を取り仕切る権利をもっているので、今大会のメインでロリンズとケインのランバージャックマッチを決定してしまったのだ。当然、ロリンズは対戦を嫌がり、庇護者であるトリプルHもケインに、その試合に反対と告げるが、フライトの遅れで会場に来れないので、強制出来ない。ロリンズは必死でビッグ・ショーに助けてくれと泣きつくが良い返事をもらえなかった。そしてケインはトリプルHが反対するので、自分はメインに出ない、ロリンズの相手は適切な代りを見つけると告げていった。
これでほっとしたロリンズだが、メインが始まると出てきたのは、なんとケインの別人格であるデーモン・ケインだったのだ。逃げ回るロリンズだが、ランバージャックの為、逃げれずケインに滅多打ちにされる。なんとかビッグ・ショーがロリンズについてくれるものの、まともに試合すれば、ロリンズがケインに勝てる訳がなく、最後にツームストン・パイルドライバーを食らって敗北した。そもそもロリンズはまともに戦えばブロック・レスナーやスティングに勝てないのだが、上手く反則やアクシデントを使って王座を防衛している。ケイン相手も、そうした反則などのずるいやり方で王座を防衛すると言われているが果たして…。近年、WWEは王座はまだ若い選手に箔をつけさせる為に王座を持たせ、王座以上の価値になったレジェンドには持たせないストーリーとなっているのだが、格的にロリンズよりずっと上のケインもその役割になってしまうのだろうか？
また、ルセフに大問題が発生した。現在、ストーリー上ではサマー・レイとの恋愛アングルが進行していたが、ここにきて、ストーリーではなく現実でルセフとラナが婚約した。この現実をストーリーにリンクさせ、サマー・レイがルセフに二股をかけられていたとキレて、ルセフをビンタしたのだった。ルセフは恐ろしいロシアからの侵略者というこわもてなキャラだったのが、これで二股する最低の男というキャラになってしまったが、今後、どうなるのだろうか？今後のWWEマットから目を離せないだろう。
■ WWE RAW
日時：2015年10月12日（現地時間・放送日）
場所：アメリカ・イリノイ州シカゴ
＜ランバージャックマッチ＞
○デーモン・ケイン
ピンフォール
●セス・ロリンズ
＜タッグマッチ＞
○シャーロット、ベッキー・リンチ
ピンフォール
●ブリー・ベラ、アリシア・フォックス
＜シングルマッチ＞
○ライバック
ピンフォール
●ルセフ
＜シングルマッチ＞
○ロマン・レインズ
カウントアウト
●ブラウン・ストローマン
＜タッグマッチ＞
○シェイマス、キング・バレット
ピンフォール
●ネヴィル、セザーロ
＜タッグマッチ＞
○ダッドリーボーイズ
ピンフォール
●アセンンション
＜US王座タイトルマッチ＞
○ジョン・シナ（王者）
ピンフォール
●ドルフ・ジグラー（挑戦者）
＜シングルマッチ＞
○ニッキー・ベラ
ピンフォール
●ナオミ
＜タッグマッチ＞
○ニュー・ディ
ピンフォール
●ディーン・アンブローズ、ランディ・オートン?
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