(C)Bellator
9月25日（現地時間）にテキサス州ヒダルゴで『Bellator 143: Warren vs. Davis』が開催された。
お祭りであったダイナマイトの翌週だが、良いカードが揃った。メインはジョー・ウォーレン元王者のジョー・ウォーレンとL.C.デイビスが激突。ウォーレンは山本KIDに勝利、デイビスは所英雄に勝利と、有名日本人選手にも勝利している。試合は、ウォーレンが得意のテイクダウンからグランドで上をキープする展開を続けポイントを稼ぎ続けて判定勝ち。ウォーレンのゲームプランが完全に成功したという感じだ。
そして今大会で最も注目なのは元極真空手世界王者、元K-1戦士であるエヴェルトン・テイシェイラのMMAメジャーデビュー戦だ。テイシェイラは地元ブラジルのローカル大会でMMA3戦3勝という実績があるが、北米メジャー、生中継される大きな大会には初参戦となる。対戦相手のヴィニシウス・ケイロスは同じブラジル人で、ベラトールだけではなくUFCにも参戦経験があり、手強い相手だ。試合は、極真王者相手にスタンド打撃で勝負したくないケイロスはテイシェイラに組みついて金網に押し込みテイクダウン。なんとか立ち上がったテイシェイラだが、その後もケイロスにテイクダウンを奪われ、グランドで下になると何も出来ず、最後はケイロスの肩固めでテイシェイラはタップ。ケイロスが見事に一本勝ちし、テイシェイラは多くの課題を残した苦いメジャーデビューとなった。
■ Bellator 143: Warren vs. Davis
日時：2015年9月25日（現地時間）
場所：アメリカ・テキサス州ヒダルゴ
＜バンタム級＞
○ジョー・ウォーレン
判定 3-0
●L.C.デイビス
＜ミドル級＞
○ケンドール・グローブ
3R 2分27秒 TKO
●ジョーイ・ベルトラン
＜フェザー級＞
○エマニュエル・サンチェス
判定 2-1
●ヘンリー・コラレス
＜ヘビー級＞
○ヴィニシウス・ケイロス
2R 4分0秒 肩固め
●エヴェルトン・テイシェイラ
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