【写真追加】怪物ケインが王座死守のSロリンズ暴行!スティング負傷『WWE ナイト・オブ・チャンピオン2015』

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 9月20日(現地時間)にテキサス州ヒューストン『WWE Night of Champions 2015』が開催された。
 今大会ではWWE世界ヘビー級王座とUS王座の二冠王であるセス・ロリンズが、それぞれのタイトルマッチを行う、つまり1日で2試合行うという過酷な条件での試合となった。しかもWWE世界ヘビー級王座への挑戦者は、ハルク・ホーガンと共に近代プロレスを造ったプロレス界の象徴(ジ・アイコン)であるスティング、US王座への挑戦者は、前王者にしてWWEの顔と言えるジョン・シナだ。シナは当然、前王者としてリマッチの権利を行使し、スティングは、いつもWWEの支配者であるトリプルHの庇護の元、ズルばかりして王座を防衛しながら、ブルーノ・サンマルチノ、アンドレ・ザ・ジャイアント、そしてスティングの親友だったアルティメット・ウォリアーらと同格と傲慢な発言を繰り返すロリンズへ制裁で立ち上がったのだ。前哨戦でも、ロリンズはスティングのスコーピオン・デスロックに悲鳴を上げてタップしている。

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 まずセミファイナルで行なわれたUS王座戦は熱戦が続いたが、シナがクリーンにロリンズにAAを決めてフォール勝ちで王座を奪った。ロリンズはもう嫌だとWWE王座を持ってスティングとの試合をせずに逃げようとするとシナが捕まえてリングに戻す。そして、スティングが入場してきたのだった。スティングは一方的にロリンズを痛めつけ、ロリンズは入場ゲートに逃げて試合を放棄しようとするも、スティングに捕まり滅多打ち。なんとかスペイン語実況席にスティングを落としてロリンズが息を吹き返すも、再びスティングに逆転され、スティングはコーナー最上段から場外でのダイブまで見せたのだった。しかし、試合中にスティングがアクシデントで背中を痛めたらしく、レフェリーがブレイクする緊急事態に(ストーリーではなく実際のアクシデントで負傷したとアナウンスされている。その為、予定より早く試合を終わらせた。一時は重傷説も流れたが、検査の結果、骨折などはなく、むちうち症と診断され、スティングは現在、家に戻っている)。それでもスティングは不屈の闘志でロリンズにスコーピオン・デスロックを極めタップ寸前まで追い詰めるも、最後はロリンズが隙をついて丸めこんで王座防衛。しかし、直後にいつでも王座挑戦出来る権利MITBを持つシェーマスが乱入してきたのだった。シェーマスは疲れているロリンズにブローキックで攻撃し、すぐに王座戦だとレフェリーに指示。だが、その瞬間、今度は赤い怪物ケインが登場してきたのだった。ケインはロリンズと同じく悪の権力軍オーソリティだったが、役立たずだとロリンズに三行半を突き付けられ姿を消していた。ここでケインが出てきたのでシェーマスは慌てて逃げる。仲間割れしたのにロリンズを助けたのかと思いきや、ケインはロリンズを捕まえてチョークスラム!更にシェーマスにもチョークスラム、そしてロリンズを再び捕えてツームストン!素顔から再びマスクをつけ赤い怪物に戻ったケインの今後はいかに?

 ローマン・レインズとディーン・アンブローズのザ・シールズのパートナーは公式に発表されていなかったが、サプライズとして登場したのは、あのクリス・ジェリコだった。ジェリコはじっくりレスリングが出来るハウスショーにだけ参戦し、通常のRAWやPPV大会には参戦しないという、いわば、ブロック・レスナー、スティング、アンダーテイカーとは逆のパターンの契約をしているが、ここでPPV大会にサプライズとして登場したのだった。しかし、そのジェリコがブラウン・ストローマンに捕まって敗れるという波乱が。試合後、シールズの2人とジェリコに不穏が空気が流れたのだが、この3人の絡みは今後のストーリーに続くのだろうか?

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 また、番組オープニングのIC王座戦は王者ライバックに、北米インディーの帝王としてWWEに乗り込み、いきなりジョン・シナを倒した元US王者、前NXT王者のケビン・オーエンズが挑んだ。試合は、目潰しからの丸めこみフォールでオーエンズが新王者に。これでオーエンズはWWE入りしてUS、NXTに続きIC王座まで奪うという快挙を成し遂げた。

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 タッグ王座戦は、ニュー・ディに、これまたレジェンドであるダットリーボーイズが挑戦。王座返り咲きを狙うダットリー・ボーイズが猛攻するも、ニュー・ディ側の乱入で反則勝ち。王座の移動はならなかったものの、ダットリー・ボーイズは腹いせに3Dテーブル葬で溜飲を下げていた。

 ディーバズ王座戦は、ニッキー・ベラにリック・フレアーの娘であるシャーロットが挑戦。見事に父親譲りのフィギュアエイトでベラを破ったシャーロットが悲願の新王者に輝いた。

■ WWE ナイト・オブ・チャンピオン2015
日時:2015年9月20日(現地時間)
場所:アメリカ・テキサス州ヒューストン

<WWE世界ヘビー級王座タイトルマッチ>
○セス・ロリンズ(王者)
 丸めこみ⇒ピンフォール
●スティング(挑戦者)

<US王座タイトルマッチ>
○ジョン・シナ(挑戦者)
 AA⇒ピンフォール
●セス・ロリンズ(王者)

<6人タッグマッチ>
○ワイアット・ファミリー(ブレイ・ワイアット&ルーク・ハーパー&ブラウン・ストローマン)
 レフェリーストップ
●クリス・ジェリコ、ロマン・レインズ、ディーン・アンブローズ、

<ディーバズ王座タイトルマッチ>
○シャーロット(挑戦者)
 フィギュアエイト
●ニッキー・ベラ(王者)

<タッグ王座タイトルマッチ>
○ダッドリーボーイズ(挑戦者)
 反則 ※反則なので王座移動ななし
●ニュー・デイ(王者)

<シングルマッチ>
○ドルフ・ジグラー
 ジグザグ⇒ピンフォール
●ルセフ

<IC王座タイトルマッチ>
○ケビン・オーエンズ(挑戦者)
 目潰し⇒ピンフォール
●ライバック(王者)

<KICKOFFショー>
○スターダスト、アセンション
 ピンフォール
●ネヴィル、ルチャ・ドラゴンズ

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