(C)CMLL

　9月11日（現地時間）にメキシコ・アレナメヒコでCMLL アレナメヒコ金曜定期戦が開催された。
　鳴り物入りでCMLL復帰したLAパークが観客と口論になり暴言を吐いたとして契約解除となってしまった（そしてドクトル・ワグナーJr.も欠場という異常事態になった）が、入れ替わる様にレジェンドであるスペル・パルカがCMLL電撃復帰。スペル・パルカはボラドールJr.の父親でボラドールとして活躍していたが、1995年にミステリオッソとのマスカラ戦（敗者覆面剥ぎマッチ）に敗れマスクを脱いだ。しかし1997年には従兄であるLAパークの弟分スペル・パルカとしてマスクマン再デビューしてブレイクしたのだった。スペル・パルカとしても2003年にイホ・デル・エル・サントとのマスカラ戦に敗れマスクを脱いだものの大物レジェンドとして現在も存在感を示している。そして遂にCMLL復帰となった今大会の試合、当初はメインだったが、LAパークが欠場となった為、セミとなった。相手はロス・インゴベルナブレスと対戦した。しかし、試合は2-1で敗れてしまい、LAパーク、ドクトル・ワグナーJr.と絡む為にCMLL復帰したのに、肝心の2人がいなくなった為、元気がないスペル・パルカだった。

　メインでは、遂にCMLL年間最大イベント『アニベルサリオ82』でマスカラ戦を行うアトランティスとラ・ソンブラがタッグで激突。アトランティス入場時に襲いかかる悪のラ・ソンブラ軍。ソンブラは更に不意打ちやマスク剥ぎなど卑怯な事ばかり繰り返し、最後は自分でマスクを脱いでアトランティスに手渡し、レフェリーにマスクを取られたとアピールして反則勝ちをもぎ取った。テクニコにも関わらず、あまりに卑怯なソンブラに対し怒りのアトランティスが、来週のマスカラ戦で決着だと迫ると、ソンブラは盟友ルーシュと共にアトランティスを襲いマスクを剥いでリンチ。あきれ果てる程の卑劣な行動に観客も激しいブーイング、そしてドン。この２人の最終決着戦、マスカラ戦の決着はどうなるのだろうか？

■　CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時：2015年9月11日（現地時間）
場所：メキシコ・アレナメヒコ

＜6人タッグマッチ＞
○ラ・ソンブラ、サンダー、レイ・エスコルピオン
　2-0
●アトランティス、ウルティモ・ゲレーロ、エウフォリア

＜6人タッグマッチ＞
○ルーシュ、マルコ・コルレオーネ、マキシモ
　2-1
●スペル・パルカ、ボラドールJr.、バリエンテ

＜6人タッグマッチ＞
○ネグロ・カサス、バルバロ・カベルナリオ、エチセロ
　2-1
●ラ・マスカラ、ティタン、ストゥーカJr.

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