(C)TNA
6月5日（現地時間・放送日）に『TNA iMPACT!』が放送された。
今放送のメインではマット・ハーディー、レオン・スレーター、マイク・サンタナのベビーフェイス軍が、ライアン・ネメス、ニック・ネメス、フランキー・カザリアンのヒール軍と全面対決となった。マットとスレーターは、ザ・ネメス（ニック＆ライアン・ネメス）の保持するTNA世界タッグ王座へ挑戦するも、あと一歩で王座獲りを逃しているだけに、リベンジマッチとなる。
今回は、ベビーフェイス軍がこれまでのうっぷんを晴らす様な猛攻。最後はサンタナがライアンを葬りフォール勝ちしてベビーフェイス軍が圧勝した。
タッグマッチながら、現Xディビジョン王者の怪物ムースから直接フォールを奪ったので王座挑戦権を得たエリック・ヤング。ムースに挑戦し、必殺のパイルドライバーを繰り出し、勝利寸前のところで、ムースのセコンド、JDCがムースの足をロープに引き寄せ阻止。その隙にムースがヤングに反則のローブローから、必殺のスピアーを決めフォール勝ちして王座防衛を果たした。試合後、ヤングは腹いせに手下のノーザン・アーモリー（ジューダス・イカロス＆トラヴィス・ウィリアムズ）と共に、なんと観客（に扮したインディーレスラー、ダディ・デイビス）に暴行するという暴走をしてしまったのだった。
トリック・ウィリアムスに王座を奪われたジョー・ヘンドリーがインタビューに答えた。他団体所属選手に王座を流出させてしまった事をファンに謝罪すると共に、必ず奪還したいとアピール。しかし、王座挑戦権は、まず盟友イライジャが持っているので、イライジャを応援するとした。そこにフランキー・カザリアンが現れ、王座流出させたヘンドリーを罵り、次回PPV大会アゲインスト・オール・オッズ2025でのヘンドリー対カザリアンを盛り上げたのだった。
また番組ディレクターのサンティーノ・マレラは、ディレクターを辞任する事を発表。そして、次回PPV大会アゲインスト・オール・オッズ2025で抗争中のロバート・ストーンとシングルマッチを行い、勝者はディレクター就任、敗者はTNAを去るという条件マッチが決定した。
■ TNA iMPACT!
日時：2025年6月5日（現地時間・放送日）
会場：アメリカ合衆国TVテーピング
＜6人タッグマッチ＞
○マット・ハーディー レオン・スレーター マイク・サンタナ
体固め
●ライアン・ネメス ニック・ネメス フランキー・カザリアン
＜モンスターボールマッチ＞
○シア・ブルックサイド
体固め
●ローズマリー
＜タッグマッチ＞
○マギー・バイ・エレガンス ヘザー・バイ・エレガンス
体固め
●ハーレー・ハドソン マイラ・グレース
＜Xディビジョン王座タイトルマッチ＞
[王者]○ムース
体固め
[挑戦者]●エリック・ヤング
＜シングルマッチ＞
○インディ・ハートウェル
体固め
●ターシャ・スティールズ
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