[週刊ファイト6月19日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼WWEナオミMITBセス・ロリンズ権利ベッキーIC戴冠クビR-Truth復帰
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タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・LA同日時間差開催MITBも昼の部’World Collides’はYouTube配信
・女子MITBナオミ!Sバッケル掛け持ち ジュリア ロクサーヌ アレクサ
・伝説94年比較不可オクタゴンjr.のみAAAからも参戦 ドミニクIC防衛
・アイルランド同郷対決2 ベッキー・リンチIC奪取-ライラ・ヴァルキュリア
・33分+捻った展開進化止まらず!Cゲイブル2試合目E.G.アメリカーノ
・セス・ロリンズ勝利Bestmatch賞+ソロ・シコアに牙向くJファトゥ特典付
・トリは大会ポスターThe Last Time is Nowジョン・シナ組タッグCローズ
・対するタッグYEETジェイ・ウーソ&コディ・ローズ+隠し玉R-Truth復帰
・1週間前解雇WORKにあらず!ファンの声にニック・カーン社長再雇用
■ WWE Money in the Bank: Los Angeles
日時:6月7日(現地時間)
会場:米カリフォルニア州イングルウッド Intuit Dome
観客:17,069(主催者発表)
【試合結果】
<第1試合 女子MITBラダー戦>
権利獲得:ナオミ
25分15秒 ブリーフケース捕獲
他の参加者:リア・リプリー、ステファニー・バッケル、ロクサーヌ・ペレス、ジュリア、アレクサ・ブリス
<第2試合 インターコンチ王座戦>
○ドミニク・ミステリオ w/リブ・モーガン
4分55秒 フロッグ・スプラッシュ
●オクタゴンjr.
<第3試合 IC王座挑戦Last Chance戦>
[王者]●ライラ・ヴァルキュリア
15分20秒 タイツ掴んでの丸め込み
[挑戦者]○ベッキー・リンチ
<第4試合 男子MITBラダー戦>
権利獲得:セス・ロリンズ w/ポール・ヘイマン
33分35秒 ブリーフケース捕獲
他の参加者:ロリンズに加えRAWよりペンタ、エル・グランデ・アメリカーノ
SmackDownよりアンドラデ、LAナイト、ソロ・シコア
<第5試合 タッグ戦>
ジェイ・ウーソ ○コディ・ローズ
23分43秒 クロスローズ
●ジョン・シナ ローガン・ポール
LA同日時間差開催MITBも昼の部’World Collides’はYouTube配信
<第1試合 女子MITBラダー戦>
権利獲得:ナオミ
25分15秒 ブリーフケース捕獲
他の参加者:リア・リプリー、ステファニー・バッケル、ロクサーヌ・ペレス、ジュリア、アレクサ・ブリス
―― LAが開催としては初になるMITBですが、トリプルH総監督が「MITBは好きじゃない」と口を滑らせて内外で非難されたことに加えて、R-Truthが契約期間終了にて更新しないとなって、これまた内部の選手たちだけでなく、ファンからも叩かれていたタイミングでのPLE大会です。
オフレコ オマケにWWE傘下となったAAAとの合同興行、まぁ実質はTNAとの業務提携と同じく、実質はNXTブランドとAAAの共催なんだが、このWorlds Collideが現地昼の12時から。一部選手にお客も移動可能な4時(東部時間は夜7時)からのMITB同日開催にしたんだが・・・。
―― なんといっても『レッスルマニア』にてWWEがAAAの救済買収を発表して以来、初の米本土大会となるから業界の注目度が高かっただけでなく、それこそメキシコ他、全世界に見て貰おうとYouTube無料配信に踏み切ったんで、間違いなく今週イチバン大きな大会になった。
▼WM初日AAA買収発表 JウーソJファトゥ戴冠 Sロリンズ&Pヘイマン
―― よって、WWE本隊なのにMITBは見た人数が限られてしまいましたね。それにもともと、悪い意味での「打ち合わせプロレス」の典型であるロイヤルランブルとかMITB、あるいはバトルロイヤルでもいいんですが、誰を勝たそうとしているかがミエミエになってしまうんですよ。
オフレコ まぁ全部わかってみている側なら、どいつが途中で段取り忘れて立ち往生したかとか、どのspotは失敗だったかまで、意地悪な見方、楽しみ方はあるんだけどな。
―― そもそも本誌がLA拠点の西海岸担当通信員マイク・ラノが情報入れてくれたんで、LA在住のパワーカップル、ベッキー・リンチとセス・ロリンズが朝のニュース番組で広報までやってたから、この二人が勝つことも普通に想定出来ました。
▼LA現地4日KTLA5chお天気予報コーナー MITB宣伝セス&ベッキー
オフレコ しかし、女子の方は予想やってなかったというより、あまり考えてなかったんで、始まって「やっぱりリアにするのかなぁ~」とか思って見てたんだけど・・・
女子MITBナオミ!Sバッケル掛け持ち ジュリア ロクサーヌ アレクサ
―― ステファニー・バッケルは、チャド・ゲイブルと二人、Worlds Collideからの掛け持ち参戦でした。あの、おまたに頭挟んでマットに打ち付けるDevil’s KISS、今度はジュラルミン製ハシゴの上でやったから、アリーナの遠くの客にも見栄えがよくて受けてましたね。
オフレコ イチバン大柄になる”マミー”リア・リプリーは、何度もハシゴに打ち付けられるやられ役。産休からの復帰戦となるアレクサ・ブリスは、あまり攻防に参加せずにまぁ顔見世やろう。
―― やっぱり要所で光ったのはロクサーヌ・ペレスでしょう。ジュリアは・・・まぁ悪くはなかったんですが、なにしろこんな反則OKのラダーマッチは日本ではやったことなかったのでは?
オフレコ 男女平等にしないといけないというか、ロイヤルランブルもMITBも、必ず男女のカードが組み込まれるようになって、それだけで長いなぁ、嫌だなぁと思ってしまうんだが・・・。第1試合の25分強、長くは感じなかったな。結構、面白かったんじゃないか。
―― ナオミはご存じのように、黒人、正確にはサモア系の「マイノリティは給料面で差別されている」とか訴えて、サーシャ・バンクス(現メルセデス・モネ)引き込んで大会当日のボイコットやらかしたんですが・・・。でも、サモア系こそ優遇されてるんじゃないんですか?(笑)。
オフレコ 夫のジミー・ウーソともども大酒飲みで、職場に酒臭いまま現れて、それを黙認した当時エージェントのアーン・アンダーソンまで処分されたとかもあったな。それでR-Truthと違って誰にも同情されないまま解雇となって・・・。しかしTNAではスグにチャンピオンにして貰ったりと、結構ラッキーなキャリアなんだけどな。
―― なんか、「そろそろ子供産みたい、プロレスは辞めにしたい」と一部で漏らしていたから、これは最後の花道なのかもですね。
オフレコ ティファニー・ストラットンか、イヨ・スカイへの挑戦権を得たことになるな。