[週刊ファイト6月12日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼RIZIN韓国メインはサトシがウォンビンを秒殺失神勝利!
対抗戦は日本が勝ち越すが韓国選手の強さが際立つ
(c) RIZIN by ケーシー
・RIZIN WORLD SERIES in KOREA激闘の記録
・秒殺一本勝ち!サトシが韓国で魅せた
・韓国大会、浮き彫りになる日本勢の課題
・日本のMMAのあり方を考える時が来たのではと思う
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RIZIN WORLD SERIES in KOREA激闘の記録
■ RIZIN WORLD SERIES in KOREA
日時:2025年5月31日(土)`14:00開始
会場:韓国・仁川 PARADISE CITY
<第11試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)>
●キ・ウォンビン
1R 0分50秒 リアネイキッドチョーク⇒テクニカルサブミッション
○ホベルト・サトシ・ソウザ
<第10試合 RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)>
●キム・スーチョル
3R 判定 0-3
○佐藤将光
<第9試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)>
大原樹理 ジョニー・ケース
1R 2分22秒 ノーコンテスト
※ジョニー・ケースが0.33kgの体重超過によりノーコンテスト扱い。
<第8試合 RIZIN MMAルール:5分3R(49.0kg)>
●シン・ユリ
3R 判定 0-3
○ケイト・ロータス
<第7試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)>
●キム・シウォン
3R 判定 0-3
○宇佐美正パトリック
<第6試合 RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)>
○ヤン・ジヨン
3R 0分19秒 グラウンドパンチ⇒レフェリーストップ
●金太郎
<第5試合 RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)>
○ジ・ヒョクミン
2R 4分13秒 グラウンドパンチ⇒レフェリーストップ
●武田光司
<第4試合 RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)>
○ソン・ヨンジェ
3R 1分28秒 スタンドパンチ⇒KO
●中原由貴
<第3試合 RIZIN MMAルール:5分3R(63.0kg)>
○クォン・ヨンチョル
1R 2分46秒 グラウンドでの膝打撃⇒レフェリーストップ
●三浦孝太
<第2試合 RIZIN キックボクシングルール:3分3R(67.5kg)>
ジョ・サンヘ vs. 宇佐美秀メイソン
3R 判定 0-0 引き分け
<第1試合 RIZIN キックボクシングルール:3分3R(62.0kg)>
○カン・ボムジュン
3R 判定 3-0
●井上聖矢
秒殺一本勝ち!サトシが韓国で魅せた
メインはサトシがウォンビンを秒殺失神勝利!対抗戦は日本が勝ち越すが韓国選手の強さが際立つ。
5月31日に韓国・仁川パラダイスシティで行われた RIZIN WORLD SERIES IN KORIA日韓対抗戦は5勝4敗1分1無効試合となったが、サトシがメインでウォンビンを極めた以外は全員判定勝ち。逆に韓国勢の全てKOかTKO勝利。やはりお国柄か日韓対抗戦に対する思いとそれぞれの団体を背負って闘った思いがRIZINの選手より遥かに上回っていた。
<第11試合:RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)>
●キ・ウォンビン
1R 裸絞め
○ホベルト・サトシ・ソウザ
韓国大会にRIZINライト級絶対王者のサトシが出陣。相手はグラジエーター王者でROAD TO UFCで雑賀ヤン坊選手にKO勝ちしているウォンビン。男祭りでクレベルがシェイドラエフのパンチにKO負けしている事から一抹の不安があった。しかしサトシの最近の充実ぶりは我々の予想を超えていた。ストライカーのウォンビンに対してタックルフェイントのニータップからの右ストレートを放ち、当たらないと見るや続けざまにもう一発右ストレートを連発する。これでウォンビンはフラッシュダウン。素早く追撃のパウンドを打ちまくるサトシ。パウンドで決まらないと見るや寝技に移行。バックから首をいつの間にか取って相手の身体の角度をコントロールして、これまたいつの間にか足も4の字ロックしてチョークを極めた。
ウォンビンも逃れようとしたが途中で力尽き目を見開いたまま落ちてしまった。
ニータップからのパンチは練習でもやっているとボンサイジムの鈴木琢仁が呟いていたので日頃から使っているのであろう。いつも思うがサトシは感じるままに相手の動きに合わせて最適な技を出し、相手の動き方によって自然に身体が仕留める動きをしているように見える。今のサトシは最強である。
<第10試合:RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)>
●キム・スーチョル
3R 判定
○佐藤将光
予想はしていたがはるかに超える極上のMMAを佐藤とスーチョルが魅せてくれた。試合の煽りVでのDJ OZMA「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」がまた良くテンションが上がった。打撃から組みの展開、テイクダウンからグラウンドの攻防。佐藤は打撃で有利に立ちスーチョルの打撃を上手くかわす。
2Rのパンチのラッシュで佐藤がスーチョルを出血させたのが最終的に判定に響いたのではと予想。試合後の二人は幸せそうで、特に佐藤は試合後インタビューで今後の展望を聞かれ、これからもMMAを楽しんで行きたいと答えた。本当にMMAが好きなんだと感じファンが増えたのではと予想する。
<第9試合:RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)>※ジョニー・ケース 330g体重超過
●大原樹理
1R ノーコンテスト
○ジョニー・ケース
久しぶりのジョニー・ケースは2回連続の体重オーバーで対抗戦に水を差した。韓国代表の大原だが前回よりも体調は良さそうなケース。リーチは大原のほうが長いはずだがパンチが当たるのはケースのほう。
ケースの左ジャブが面白いように当たる。最後は右のオーバーハンドが大原の左こめかみにヒット。大原1歩も動けず。