[ファイトクラブ]香川春爛漫!四国初上陸のRIZIN.50は激闘に次ぐ激闘で大盛り上がり!

[週刊ファイト4月10日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼香川春爛漫!四国初上陸のRIZIN.50は激闘に次ぐ激闘で大盛り上がり!
 photo:ケーシー&RIZIN公式 by ケーシー&編集部編
・ケーシー画伯が香川上陸!地方興行へ向かう格闘技を愛する男
・高岡宏気が飴山聖也をチョークで仕留める!オープニング一戦を制す
・カーライルを泉武志が完封!Jバーネット帯同も勝利ならず判定負け
・前田吉朗が横内三旺を一本葬!地元香川で“最初で最後”の復帰戦に花を添える
・エドポロキングがマウントからパウンド連打!逆転TKO勝利
・井上直樹が元谷友貴との死闘を制し王座防衛!接戦判定に決着


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ケーシー画伯が香川上陸!地方興行へ向かう格闘技を愛する男

 春の香川に舞い降りた格闘技の祝祭──それが「RIZIN.50」である。あなぶきアリーナに集った満員の観客が目撃したのは、単なる勝敗では語れぬ、選手たちの生き様と魂のぶつかり合いだった。四国初上陸とは思えぬ豪華カードが並び、熱狂が連鎖し、桜の季節にふさわしい“格闘技の花々”が次々と咲き誇ったあの日の記憶を、見事に文章に焼き付けたのが──筆者・ケーシー画伯である。

 本コラムは、その一夜の熱量を、まるで会場の空気ごと閉じ込めたような筆致で描き切っている。しかしそれは、単なる試合の振り返りにとどまるものではない。ケーシー画伯が注ぐのは“記録”ではなく“記憶”だ。リングに立つ選手たちの表情、入場曲に宿るメッセージ、セコンドの動き、観客のざわめき──すべてを画伯は見逃さず、あたかも試合が映画のワンシーンであるかのように、情景豊かに記している。

 その視点は鋭く、時に優しく、そしてなにより温かい。技術や戦績といった表層ではなく、「なぜこの選手がここにいるのか」「どんな想いでこの一戦に臨んだのか」──そういった背景を丁寧に掬い上げ、読み手に自然と感情移入させてくれる。まるで選手一人ひとりに、スポットライトが均等に降り注ぐようなコラムである。

 地方大会としては初のナンバーシリーズという位置付けにもかかわらず、各カードの熱量は首都圏大会となんら遜色なく、むしろ地方開催ならではの“地元との一体感”が随所に現れていたことも見逃せない。選手たちの動きと応援がひとつになった瞬間、そこに生まれたのは「試合」ではなく「出来事」だった。そしてケーシー画伯は、その“出来事”を文章というかたちで封じ込め、後世に残る記録として昇華させている。

 さらに、セコンドの構成や入場曲、会場音響に対する独自の考察など、現場でしか気づけない“観戦者ならでは”の視点が散りばめられているのも本コラムの魅力である。文章を追うごとに、その時の音や光、歓声が追体験できる──それはケーシー画伯という観察者の感性の賜物である。

 試合をすでに観た人にとっては、あの瞬間の“熱”をもう一度胸に呼び起こしてくれる読み物として。これから映像を観る人にとっては、試合の背景を豊かに彩るガイドとして。読み終えるころには、あなたも「RIZIN.50」という一夜に、確かに立ち会っていたような感覚を覚えるはずだ。

 ただの大会レポートではない。これは、格闘技という舞台で繰り広げられた、幾人もの人間の“想いの軌跡”である。

 ぜひこの記憶の記録に、静かに読んで欲しい。

 筆者・ケーシー画伯が見つめた「春爛漫の香川」は、あなたの心にもきっと、何かを残してくれる。

 さあ、次項より、お待ちかね、ケーシー画伯渾身のRIZIN記事である。

高岡宏気が飴山聖也をチョークで仕留める!オープニング一戦を制す

■ RIZIN.50
日時:2025年3月30日(日)
会場:香川・あなぶきアリーナ香川

 3月30日(日)に香川のあなぶきアリーナで開催されたRIZIN.50は、地方大会とは思えない豪華なカードが並び、素晴らしい闘いが続き超満員の観客が酔いしれた。

 実際の桜はまだ七分咲きだったが、会場内は満開の桜が咲き誇った。


<OPENING FIGHT 第2試合:RIZIN MMA特別ルール 5分2R(57.0kg)>
○高岡宏気
 2R 3分04秒 一本(リアネイキッドチョーク)
●飴山聖也

 今大会オープニングファイトで唯一のMMAの試合。
 修斗四国大会の常連の高岡と、前田吉朗のジムで頭角を現してきた飴山。
 以前DEEP大阪で飴山の試合を観たが、当て感が素晴らしく4連続1RKOは納得がいき、今大会期待していた。

 試合は序盤、打撃で攻める飴山に対し、ところどころタックルでテイクダウンを狙う高岡の展開。
 会場で観ている時は気づかなかったが、1R中盤で放った飴山のカーフキックで右足を痛め、その後はキックをしなくなり、試合後、松葉杖をしている飴山の姿があった。

 2Rは高岡がグラウンドで優位な体勢を取り、飴山が凌いでいく展開だったが、バックを取られチョークを狙われる。
 1回目はなんとか凌いだが、2回目のチョークで無念のタップ。

 師匠の前田の前で勝利を掴めなかった飴山。
 修斗のランカー高岡のグラウンドの強さが目立った。

<全選手入場式>

 なかなか地方大会のLANDMARKではお目にかかれないナンバーシリーズの入場式が香川で初お披露目。
 地元香川のファンも楽しんだと思うが、最後の爆発はたまアリで慣れてるはずが、いつもの1.2倍の爆発音があったように感じた。
 あなぶきアリーナの構造上、音が響きやすく造られているのではと予想する。

カーライルを泉武志が完封!Jバーネット帯同も勝利ならず判定負け

<第1試合:RIZIN MMAルール 5分3R(61.0kg)>
○魚井フルスイング
 判定 2-1
●赤田プレイボイ功輝

 キックからMMAに転向した赤田と、MMAのベテランの域になりつつある魚井との闘い。
 記者会見、公開計量と盛り上げてくれた2人の闘いが始まった。

 驚いたのは赤田がなんと朝倉未来の「君がいれば」に乗って入場してきたことだ。
 セコンドの平本が企んだと思われる。

 魚井はいつもの「車買ったぜー」で始まる「Run魂Run」で静かに入場。
 試合は、サウスポー同士の打撃の応酬。

 キック仕込みの綺麗なワンツーを打つ赤田と、いつものオーバーフックでフルスイングで打つ魚井。
 赤田は魚井のパンチを交わしていくかと思いきや、ボディへのフルスイングが当たり魚井が攻勢に出る。

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