[ファイトクラブ]海外情報局.821 RVDサブゥー追悼UFCベガスONEテングヌンTNA

[週刊ファイト5月29日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼海外情報局.821 RVDサブゥー追悼UFCベガスONEテングヌンTNA
 他媒体にないタブーなき聖域:知覚の扉を開け!2025年5月16日~2025年5月22日
・ロブ・ヴァン・ダム(RVD)がサブゥー追悼!家族からのメッセージも発表
・ジェフ・ハーディー前哨戦勝利!ネメス兄弟粉砕TNA iMPACT!
・強打テングヌン逆転KO!メイン両者ボーナス再戦KO 中嶋愛樹斗2-1勝 ONE FF
・ドミトリー・メンシコフ(ロシア)ドーピングKO勝も無効試合 6ヶ月出場停止
・マイケル・モラレスがメインでTKO勝ち!UFCラスベガス106
・アレクサンダー・ポペックが再戦でTKO勝ち!OKTAGON 71
・パヴェル・ダイリドコTKO勝ちでヘビー級王座防衛!BRAVE CF 94
・ミスティコ率いるスカイチームがトリオ王座を獲得!CMLL金曜日
・エル・イホ・デル・サント引退ツアー!6人タッグで快勝!


週刊ファイトの海外詳報はファイトクラブ

▼WMイヨ防衛 ドミニク善 タッグ女子ベッキー&ライラ Jシナ戴冠コディR

[ファイトクラブ]WMイヨ防衛 ドミニク善 タッグ女子ベッキー&ライラ Jシナ戴冠コディR

▼WM初日AAA買収発表 JウーソJファトゥ戴冠 Sロリンズ&Pヘイマン

[ファイトクラブ]WM初日AAA買収発表 JウーソJファトゥ戴冠 Sロリンズ&Pヘイマン

▼Dynastyフィラデルフィア世界最高峰質第1試合 3way 黒人最高年俸

[ファイトクラブ]Dynastyフィラデルフィア世界最高峰質第1試合 3way 黒人最高年俸

▼ONE:172 Post Fight 惨敗の武尊 負傷していた 海人vs.グレゴリアン中止顛末・波紋

[ファイトクラブ]ONE:172 Post Fight 惨敗の武尊 負傷していた 海人vs.グレゴリアン中止顛末・波紋

ロブ・ヴァン・ダム(RVD)がサブゥー追悼!家族からのメッセージも発表

 サブゥーがこの週末に逝去したという知らせは、プロレス界に深い衝撃を与えた。彼の死は、私たちが人々を生きているうちにもっと讃え、大切にすべきだということを改めて気づかせてくれる、非常に現実的な出来事となった。

 短い時間ながら彼と知り合えたことに、そしてその誠実さや優しさに触れられたことに、私は永遠に感謝している。

 サブゥーは間違いなくプロレス業界を変えた人物であり、その革新性は同業者たちには十分理解されていたが、主流メディアからは十分な評価を受けてこなかったのもまた事実である。

 今夜放送される『Dark Side of The Ring』では、サブゥーの叔父であり伝説のレスラーである“ザ・オリジナル・シーク”の特集が組まれている。ロブ・ヴァン・ダム(RVD)とサブゥーのインタビューもフィーチャーされ、両者はシークから受け継いだリング上での基礎や精神性について語っている。

 2024年2月26日に配信されたポッドキャスト『1 Of A Kind With RVD』で、サブゥーは叔父から学んだもっとも大切な教えについてこう語っている。

「俺は自分が誇れることをやったときだけ笑った。誇れないことはやりたくなかったから避けてた。叔父さんがいつも言ってたんだ。『誇れないことはするな』って。もちろん、誇れないことをしてしまったこともあるよ。でも、それ以上に誇れることもしてきた。橋を焼いたこともある。あのときは自分が正しいと思ってたし、燃えてる橋を見ながら『ハハ、燃えてるぞ、クソくらえ』って笑ってたよ(苦笑)」

 またサブゥーは、1990年代半ばにWWE(当時WWF)から「ザ・サルタン」への転身を持ちかけられたときのことも振り返っている。のちにこのギミックはリキシに引き継がれた。

「『もし1994年に“サルタン”を引き受けてたら、もっと成功してたんじゃないか?』って聞かれるけどさ、たしかに金はもらえただろう。でも、それじゃ自分を誇れなかった。他人が考えたことをやらされてたんだろうし、自分じゃなくなってただろう。俺はその頃、自分の力で勢いをつけてきたし、それを維持したかった。助けなんていらなかったんだ。WWEの力じゃなく、自分の流れで進みたかったんだよ」

 サブゥーは、妥協することなく自分のスタイルを貫いた男だった。その姿勢こそが、彼を唯一無二の存在にした。サブゥーという名の下に戦い、流血し、テーブルを割り続けた彼の魂は、これからも世界中のプロレスファンの記憶の中で燃え続けていくだろう。


サブゥの家族からのメッセージは以下の通りです:

2025年5月11日、世界は伝説のプロレスラー、サブゥーを失いました。

オリジナル・シークの甥であるサブゥーは、世界中のプロレス界を変革した先駆者でした。日本やアメリカのインディー団体での活躍を通じて、プロレスの風景は一変し、後の“アティチュード・エラ”や“ECW”、さらには“AEW”の誕生へとつながりました。これらはすべて、サブゥーという唯一無二の存在がいたからこそ生まれたものです。

リングを降りたサブゥーは、謙虚で、気さくで、ユーモアにあふれる人柄でした。彼の存在は、内面においても、試合においても、周囲の人々に多大な影響を与えました。

サブゥーは今、愛する母、叔父、そしてメリッサと再会することでしょう。

このGoFundMeは、彼の葬儀費用を賄うために立ち上げられたものです。どんな形でも、寄付やシェアをしていただけることに心から感謝します。

唯一無二の伝説、そしてかけがえのない人間であったサブゥーを、共に讃えましょう。

ジェフ・ハーディー前哨戦勝利!ネメス兄弟粉砕TNA iMPACT!

(C)TNA

 5月15日(現地時間・放送日)に『TNA iMPACT!』が放送された。

 今放送のメインではジェフ・ハーディー対ニック・ネメスのハーディー兄弟とネメス兄弟、因縁対決がシングルマッチで組まれた。前TNA世界タッグ王者のザ・ハーディーズ(マット&ジェフ・ハーディー)は、同じく兄弟タッグチームのザ・ネメス(ニック&ライアン・ネメス)に王座を奪われたが、前王者の権利としてリマッチ権があった。しかし、次のPPV大会の会場がカナダなので、過去の犯罪歴からジェフはカナダに入国出来ない。そこで、マットはレオン・スレーターと組んで、王座挑戦となり、試合出来ないジェフは、今放送でタッグ王座戦の前哨戦としてニックとシングルマッチを行う事になったのだった。マットもジェフも一流レスラーであるザ・ハーディーズに対し、兄ニックは一流だが、弟のライアンはトップ選手とは呼べないザ・ネメス。だが、愚弟のライアンが相手ならともかく、ニックはジェフと比べても遜色のない実力者なので、試合は白熱した展開となる。もっとも観客はジェフに大声援で、最後はニックの必殺デンジャーゾーンをかわした、ジェフがツイスト・オブ・フェイトから必殺のスワントーン・ボムを決めて波状攻撃でフォール勝ちとなった。試合後、怒ったザ・ネメスはジェフを襲うが、そこにマットと組むという大抜擢を受けたスレーターが救出に入り、いよいよ王座戦に向け動き出したようだ。

 TNAの王と嘯き、TNA世界王座を狙っているフランキー・カザリアンがマイクアピールを行った。そして同じく現TNA世界王者ジョー・ヘンドリーと抗争している提携団体WWEのトリック・ウィリアムズを呼び出したのだった。そしてウィリアムズは今度は、ヘンドリーを呼び出すと、ヘンドリーとイライジャが現れた。一触即発となった事態を受け、番組コミッショナーのサンティーノ・マレラが登場。次回PPV大会でヘンドリー、イライジャ対ウィリアムス、カザリアンのタッグマッチを決定するが、そこにNXTのロバート・ストーンが登場し、難癖をつけたのだった。TNAとWWE NXTが激しくクロスオーバーした形となった。そして前哨戦として、2025年5月22日放送回で、ヘンドリー、イライジャはストーンの用意するタッグチームとまず対戦する事となった。

記事の全文を表示するにはファイトクラブ会員登録が必要です。
会費は月払999円、年払だと2ヶ月分お得な10,000円です。
すでに会員の方はログインして続きをご覧ください。

ログイン