[週刊ファイト5月1日期間 [ファイトクラブ]公開中
▼WMイヨ防衛 ドミニク善 タッグ女子ベッキー&ライラ Jシナ戴冠コディR
photo by George Napolitano
タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・ステファニー開会宣言!イヨ・スカイ勝利ビアンカ・ベレア+リア・リプリー
・ドリュー・マッキンタイアSlayerケリー・キングg入場ダミアン・プリースト
・インターコンチDirtyドム善玉ターン!Fベイラー ペンタ Bブレイカー
・ケビン欠場XはTNAジョー・ヘンドリー 20回目WMランディ・オートン
・9画面分割入場のローガン・ポール、Kクロス絡むもAJスタイルズ撃破
・ベイリー欠場Xベッキー・リンチ復帰 ライラとダブリン組女子タッグ王者
・ストコンSオースチン観客数合計124,693人発表もバギー車事故かも
・The Last Time is Now悪ジョン・シナ17度世界王者!コディ・ローズ戦
・前日の反省から3時間42分終了、花道帰る3分だけpost-show扱い
■ レッスルマニア41
日時:4月20日(現地時間)
会場:米ネバダ州ラスベガス アレジアント・スタジアム
観衆:63,226人(Sold-out=主催者発表)
ステファニー開会宣言!イヨ・スカイ勝利ビアンカ・ベレア+リア・リプリー
<第1試合 トリプルスレッド世界女子王座戦>
[王者]○イヨ・スカイ
14分25秒 ムーンサルト
[挑戦者]●ビアンカ・ベレア
もう一人はリア・リプリー
―― いよいよ『レッスルマニア』千秋楽です。ステファニー・マクマホンの開会宣言からでした。国家吹奏やってないのはプラスだと思います。
オフレコ アホか。大相撲とかのシリーズなら千秋楽やけど、二夜連続なら末日と言うんや。
―― ただ、これまでの集大成の祭典ですから、やっぱりシーズンズ・フィナーレですよ。もっともアスカ然りで、日本人選手がタイトル落とす役割の印象があったんですが、今回は・・・
オフレコ 会場スポンサーGoodyearの飛行船に乗ってラスベガスを空から観覧とかの事前ビデオもあったからな。安定して質の高い試合がやれるから作る側の信頼が厚い。
―― 出てきた順番はチャンピオンのイヨから。重要な第一試合ですからトップバッターの入場は大きい。それからビアンカ、マミーの順番でした。
オフレコ 選手コールはビアンカ、リア、イヨだった。これはいけるなと思ったよ。最初からイヨがムーンサルト、ビアンカがKOD、しかしリアがカットしてと、めまぐるしく立体的な試合がスタジアムの天井桟敷席にも届く展開にしていた。
―― フィニッシュはビアンカがKODでリアをフォールするんですけど、そこにイヨがムーンサルトで宙を舞うと。いわば漁夫の利なんですが、二人を潰します。どっちをフォールしても良かったんですがビアンカが寝ました。リアは、まだタイトル狙っているということなんでしょう。
オフレコ 前日に続き各界の有名人が紹介されていく。UFCバンタム級王者のメラブ・ドバリシビリ(グルジア)を、実況はマーブ・ダビリッシュと発音していたなぁ・・・。
ドリュー・マッキンタイアSlayerケリー・キングg入場ダミアン・プリースト
<第2試合 Cin City Street Fight>
○ドリュー・マッキンタイア
13分55秒 クレイモア
●ダミアン・プリースト
―― 小さいイオに続いては、ドリュー・マッキンタイアとダミアン・プリーストという、大男同士によるSin City Street Fight・・・要するにステップぶつけたり、凶器使用ありになります。
オフレコ なんといってもプリーストの入場。Slayerのケリー・キングがギターを弾いた。
▼来賓席鋼鉄神リック・ルービンSMWスモーキー・マウンテン裏オーナー
―― Slayerは解散したことになってますから”元”ですね。これで初日、プロデューサーのリック・ルービンが紹介された理由が繋がりました。
オフレコ いかに「メタルとプロレスが三度の飯より好き」というデモグラフィックが、大きく重なっていることか。中邑真輔の入場曲をニタ・ストラウスが奏でた『レッスルマニア34』も記憶に残るけど、Living Colourに続いてケリー・キングやから、2025年は特典ボーナスが凄い。
―― ステップをリング内に入れて、ドリューがダミアンをジュラルミンにDDTとか、ハードコアの試合展開です。
オフレコ プリーストがアンダーテイカーの拝み渡りをしようとして、場外に2台並べたテーブルにマッキンタイアを突き落としたり(写真左)、ド派手の攻防でバチバチの内容やった。
―― 最後は、コーナーのターンバックルに挟み込んだチェアめがけて、ダミアンの頭をぶつけて、そこにクレイモアで顔をサンドイッチにするという荒技です。第2試合は激しさがテーマでした。
オフレコ 客席の紹介は、”UFC解説者”の肩書きになっているダニエル・コーミエも紹介されてたな。
インターコンチDirtyドム善玉ターン!Fベイラー ペンタ Bブレイカー
<第3試合 Fatal 4way インターコンチネンタル王座戦>
○ドミニク・ミステリオ
10分30秒 フロッグ・スプラッシュ
●フィン・ベイラー
他にペンタ、ブロン・ブレイカー
―― なにがビックリって、予想もクソも、そもそも「こんなカードがあったんだ」くらいにしか思ってなかったカードが始まって、まさかのDirtyドミニク・ミステリオのベビーフェイス・ターンがあり、インターコンチ王座交代ですからねぇ。
オフレコ 確かに不意打ちというか、期待してなかったFatal 4way戦だったのが・・・。
―― まず、ドミニクがマスクかぶって出てきた。ペンタもいるから、ルチャリブレに敬意なんでしょう。まぁ、彼はアメリカで生まれ育っているんですけどね。
オフレコ ドミニクが親父の619やっても、フィン・ベイラーが手で受け止めてお約束の技を受けないとかを挟みつつ、カリートが介入してくるんだけど、ブロン・ブレイカーが2つの放送席を飛び越える突進スピアーでカリートを潰した。ただ、最初からドムが試合の軸というか主役であり、ベルト奪取なんだから破格の扱いやな。
―― なにしろ昨年の『サマースラム』、マミーのリア・リプリーを裏切って、リブ・モーガンとKISSする絵の記憶が残ってますから。
▼リブ・モーガン防衛リア・リプリー親父のみならずマミーも裏切るドミニク
オフレコ 最後はベイラーのクーデクラがブロンに決まってフォールに入るんだが、そこにドムのフロッグ・スプラッシュが飛んでくる。
―― 第1試合と同じく漁夫の利なんですが、これまたどっちをフォールしてもいいんですけどベイラーを押さえました。決別ですね。
オフレコ UFCからは元ウェルター級暫定王者のコルビー・コビントンが顔見世なんだけど、正直笑ったのは俳優のディーン・ノリス62歳の紹介かな。大ヒットTVシリーズ『ブレイキング・バッド』の、あの身内が犯人だと見抜けない間抜けな警官や。他でも、やたら警官役が多いんだけど、どれもドジ踏むことになる設定ばかり。