2月14日(金)タイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された『ONEルンピニー/フライデーファイツ97』でバンテージ・ムエタイ「THAI FIGHT」のカッチューアではほぼ外国人選手にKO勝の戦績を誇るムエタイ重量級の雄テングヌン・フェアテックス(タイ)をKOした(トップ写真)ドミトリー・メンシコフ(ロシア)は、2023年にONEと契約し、6月10日「ONE Fight Night 11」のデビュー戦でいきなりムエタイ・ライト級タイトル戦に臨んだが、王者レギン・アーセル(スリナム/ONEキックボクシング同級王者)にKO敗け。その後3連続KO勝でトップ選手の地位を確立したが、契約翌年の2024年は5月4日「 ONE Fight Night 22」でシンサムット・クリンミー(タイ)にKO勝した1試合のみで“年間1試合のみではモチベーションを維持できない”と2月14日の試合を最後にすると法的通知を送り、脱退を発表していた。その為、強豪テングヌンにKO勝したにもかかわらずパフォーマンスボーナスはなく、公式動画にハイライトもアップされなかった。
リンク内 非公式試合ハイライト有
しかしドミトリー・メンシコフは試合後のドーピング検査で禁止薬物であるフェニルピラセタムの陽性反応が出た為、失格。試合結果も無効試合となり6ヶ月間の出場停止処分を受けたが退団を発表しているので、次戦は他団体になるか?
Source:バンコクポスト
テングヌンのONE公式プロフィールページでもドミトリー戦は無効試合となっている。
ドミトリー・メンシコフ/Дмитрий Меньсиков/Dmitry Menshikov
国籍:ロシア
生年月日:1997年12月1日(27歳)
身長:180㎝/
戦績34戦30勝22KO3敗1無効試合(ONE3勝3KO1敗1無効試合)
・2017 Tatneft Arena Cup-80kgトーナメント準優勝