[ファイトクラブ]ドラゴンゲート最後の愛知体育館!吉岡勇紀が無残に丸刈り!

写真提供:ドラゴンゲート公式

[週刊ファイト5月15日期間 [ファイトクラブ]公開中

▼ドラゴンゲート最後の愛知体育館!吉岡勇紀が無残に丸刈り!
 (C)ドラゴンゲート 編集部編
・菊田円がZ-Bratsに電撃寝返り、衝撃の裏切りが揺るがせた金網決戦
・悪の化身YAMATO、毒と絞殺で王座V7!Jリーとの激戦を制す
・地元名古屋でU-Tが悲願のブレイブゲート初戴冠!涙の大逆転劇
・ドラゲー愛知体育館大会!激闘の記録
・愛知県体育館の60年に幕、名古屋城と共に歩んだ“スポーツと平和”の聖地を讃える


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菊田円がZ-Bratsに電撃寝返り、衝撃の裏切りが揺るがせた金網決戦

 2025年5月5日に愛知県体育館で開催されたドラゴンゲートのビッグイベントにおいて、今大会最大の注目カードであった「マスカラ・コントラ・カベジュラ金網6WAYマッチ」が衝撃的な結末を迎えた。この試合は、Z-Bratsのシュン・スカイウォーカー、箕浦康太、ISHINと、D’Courageの吉岡勇紀、ドラゴン・ダイヤ、菊田円という二大ユニットの主力同士による総力戦であり、金網の上部に掲げられた旗を奪い合い、最後まで旗を獲得できなかった者が敗者としてマスクを剥がされるか髪を切られるという、まさに名誉と誇りを懸けた決戦であった。

 試合序盤から両陣営は殺気立った雰囲気の中、凶器の持ち込み、セコンドの乱入、金網内での壮絶な乱戦と、混沌とした展開が続いた。ISHINはスプレー攻撃で先に旗を奪い脱出、ドラゴン・ダイヤも味方の支援を受けて脱出に成功する。途中、Z-Bratsのギアニー・ヴァレッタが介入し試合はさらに混乱を極めたが、GM斎藤了によって退場させられるも、箕浦康太がパウダー攻撃で金網からエスケープを果たす。

 残されたのはシュン・スカイウォーカー、吉岡勇紀、そして菊田円の3人。1対2の状況となったシュンは数的不利を強いられ、吉岡からフロッグスプラッシュを食らう。場内の誰もが吉岡の勝利を確信したその瞬間、戦況は一変する。なんと菊田が突如として味方であるはずの吉岡の頭部にパイプイスを叩き込んだのである。この一撃により吉岡は完全に無防備となり、菊田はそのままシュンとがっちり握手を交わし、Z-Brats入りを正式に表明。吉岡を残して2人は金網から脱出した。

 敗者となった吉岡は、その場で髪を切られるという屈辱を受けることとなるが、菊田はさらに悪辣で、無理やりダイヤにバリカンを握らせて髪切りを執行させた。リング上でのこの儀式は、勝負というよりも処刑のような空気を漂わせ、観客の動揺と怒りを誘った。そして極めつけには、黒幕としてすべてを操ったシュン・スカイウォーカーが吉岡の顔を踏みつけながら「お前たちはこのリングから消えろ。見る資格はない。黙って帰れ、バカヤロー」と吐き捨て、会場を騒然とさせた。

 かくして、この金網6WAYマッチは、レスラーとしての名誉だけでなく、人間としての誇りすら揺るがされるような展開となった。誰よりも仲間を信じ、誰よりも真っすぐ戦ってきた吉岡勇紀が最後に味わったのは、リング内での敗北ではなく、信頼していた仲間からの裏切りという心の斬撃であった。そしてこの瞬間、ドラゴンゲートというリングの主導権は、完全にZ-Bratsへと渡ったのである。

悪の化身YAMATO、毒と絞殺で王座V7!Jリーとの激戦を制す

 愛知県体育館で開催された『DEAD or ALIVE 2025』のメインイベントの一つ、オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合で王者YAMATOは挑戦者ジェイソン・リーを迎え撃ち、壮絶な攻防の末、見事に王座7度目の防衛を果たした。この一戦は、4月19日の神戸大会でジェイソン・リーがルイス・マンテとの次期挑戦者決定戦を制し、その勢いのままツインゲート王座との2冠を目指して挑んだものであり、さらに前哨戦ではYAMATOにスリーパーでギブアップ勝利を収めるなど、勢いは完全に挑戦者側にあった。しかしYAMATOはその借りを試合の最中に徹底的に返し、巧妙かつ凶悪な戦術でジェイソンを封じ込めた。

 この日のYAMATOは、目元にペイントを施した“悪いYAMATO”としてリングに登場。ジェイソンのドロップキックで先制を許すも、リング下からの奇襲によって流れを奪い返すと、執拗な足攻めを起点に試合を掌握していく。反撃に転じたジェイソンは、DDTやダイアモンドカッター、さらには胴締めスリーパーなど多彩な技で王者を追い詰めるも、YAMATOもアンクルホールドや延髄斬りで応戦し、一進一退の展開が続いた。


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