[ファイトクラブ]異色のコラボ‼ ボートレース×ドラゲー試合&ウナギ・サヤカトーク

[週刊ファイト2月13日]期間 [ファイトクラブ] 公開中

 2日、兵庫県尼崎にてプロレスイベントが行われた。ドラゴンゲート✕ボートレース尼崎として、レース場の特設リングで2試合行われた。
 更に、ウナギ・サヤカのトークショーもあり、寒空のこの日、尼崎はプロレスファンで熱くなった!

▼異色のコラボ!! ボートレース✕ドラゲー試合&ウナギ・サヤカトーク
 photo & text by 西尾智幸
・特設ステージ前にリングを設置
・ウナギさり気なく豪華な衣装で登場
・尼崎出身が試合を制す
・意外な吉田隆司のチビっこ人気
・5000円負けたー!
・気がつけば膨れ上がる観衆
・プロレス教室、豆まきファンサービス充実
・選手の売店の光景に思う


異色のコラボ!! ボートレース✕ドラゲー試合&ウナギ・サヤカトーク

 2月2日、ボートレース尼崎にて、プロレスイベントが行われた。そういえば、2017年1月にも大阪・住之江のボートレース場で、入場口の手前で棚橋弘至、真壁刀義、そしてタレントの渡辺直美の3名でトークショーがあり観に行った記憶がある。集客の為にボートレーサーのトークショーは勿論、お笑い芸人、キャラクターショーなど様々なジャンルよりゲストを招き集客に努めているようだ。
 かく言う筆者も、ボートレースは一度もやったことがないし、舟券の買い方も分からないが、今回はプロレスイベントでドラゴンゲートの提供が2試合。そして、ウナギ・サヤカのトークショーも2回あるという事で足を運んでみた。
 今回は、2試合しかないし、先に試合の結果報告をアップしているので、試合にポイントを当てるのではなく、イベント全体としてどんな感じであったかを、筆者の所感でお伝えしたい。

ドラゴンゲート×ボートレース尼崎!意義ある他業種交流プロレス発展

 レース場の中の屋外ステージ、つまり入場料を払っての試合観戦だ。阪神電車「尼崎センタープール前」駅を降り、新聞を持ったお父様がたについていく。方向音痴なもので、これが確実だろうと思い(笑)。
 競馬場のように、入場券を買うのかと思いきや、駅の改札のようなゲートに100円玉を入れるとオープンする。てか、安っ! とはいえ初めてなもんで、こんな事でも緊張しながら入場した(笑)。
 入ると右側にはすぐリングが見えた。席は、リングサイドに各2列だけ設けてあった。まずウナギのトークショーで開始15分前だったが、既に満席であとは立ち見の状態。前の女性が小柄だったので、その後ろからでも十分に見えた! その段階で100人以上は集まっていたと思う。
 数日前は雨予報だったが、前日は曇りに変わっていた。しかし、途中から更に暗くなり、雨が降ってもおかしくない感じの空。広場ゆえ、屋根がないので最後まで持ちこたえて欲しいが・・・。後ろのプールでは、ボートが水上を走る大きな音が聞こえる。

 12時過ぎ、まずMCの平井佳織アナが登場。挨拶から諸注意になると、「私は肖像権フリーですが、ウナギさんは肖像権の問題上、撮影禁止とさせて頂きます」と・・・。

 え? 今はプロレスの試合は、ジャンジャン撮ってSNSにハッシュタグを付けてアップして下さい! 団体によっては、短い動画ならそちらも撮影OKでーすなのに!
 確かに、住之江の時も撮影禁止だったが、それは渡辺直美が一緒にいるからだと思っていた。
 ウナギ側の申し出なのか、ボート場のルールなのか? 何れにせよ、取材で行ったわけではなかったので、カメラは鞄にしまった。
 すぐにウナギ登場。ニットの帽子も可愛く、普段着もさすが派手目のコーデ。よく見たら、Louis Vuittonですやん! さすが、ギャン期以降最高月収600万の選手(笑)。
 15分程だったと思うがあっという間に終了。トークの内容も、プロレスラーになったキッカケや、2月16日に後楽園での里村芽衣子とのワンマッチ興行の宣伝など、はやり一般向けのライトなトークであった。

Ⓒボートレース尼崎Instagramより
 ちなみに、筆者の後ろ姿も写っております(笑)。

 12時半からはドラゲーの第1試合、シングルマッチがスタート。対戦するのは、望月ジュニア対地元尼崎出身の田中良弥!

 真冬で日差しもない中で、裸で闘わないといけないというだけで、もうデスマッチ状態! マットもキンキンに冷えてやがる・・・だろうに!
 しかし、そんな事は微塵も感じさせないのがプロ! 田中の華麗な空中殺法に対し、どちらかと言うと力技が多かったジュニアだったが、最後はクロスセイバーを決めた田中が勝利をもぎ取った!

 案外、通りすがりで何気なく観ているボートファンより、ガッツリ目なプロレスファンの方が多かったように思えた。声援も多かったし、試合の楽しみ方を知っている感じであった。
 あと、お子様連れが多かったのも、やはりプロレスファンなのか?
 そして、12時50分頃から、ちびっこ相手のプロレス教室が始まった。教室と言っても、何かを教えるわけでもなく、ただリングに上げて子供たちが嬉しそうにしているだけだが(笑)。
 突然、吉田隆司がみんなにかかってこいとなるものの、全員に押されてダウンし、これまた全員でフォールと言う場面はあったが、教室という限りは大阪プロレスのように、スクワットから始まって最後は子供全員vs.1人の選手試合というところまで持って行って貰えると参加している子供たちも、もっと楽しめたと思うが。

 実際、20人以上リングに上がっていたと思うし、集合写真もあるのだが、子供全員にモザイクかけた写真を上げるのもなんだかなぁと思ったのでこの程度で。案外吉田人気凄かった!

 それでも、みんな楽しそうだったし、親御さんも必死にリングサイドから我が子を撮影している光景も微笑ましかった。
 
 それはそうと、第1試合を端っこで観戦していたウナギ。プロレス教室の時は、我が子を見るかのように、リングサイドまで出ていき、何人もの小さな子供を抱いて、それを親御さんが写真を撮っていた。って、それは撮っていいんかい!(笑)。
 明らかに、めっちゃ子供好きな、うなちゃんでした!

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