[ファイトクラブ]2年前の雪辱オープン・ザ・ドリームゲート菊田円 ドラゴンゲート愛知県

 マット界に絞っても、さまざまな興行が関東だけでも毎日のように、昼夜に渡って競い合ったGW期間である。もちろん他の都市でも同じなのだが、そこでひときわ目を惹いたのが愛知県体育館のドラゴンゲート大会だった。なにしろシュン・スカイウォーカーとの2年前のリベンジ戦というだけでなく、菊田円のオープン・ザ・ドリームゲート戴冠は、デビューからの最速記録を更新したからだ。


[週刊ファイト5月18日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼2年前の雪辱オープン・ザ・ドリームゲート菊田円 ドラゴンゲート愛知県
 photo & text by K.D.R w/編集部編
・HipHop菊田4分33秒の右肩負傷悪夢からシュンSKラリアット葬まで
・菊田「俺たちが未来だ!」吉岡 Sマシーン・J Ben-k 箕浦 そしてシュン
・ISHIN&KAI倒し ノア拳王節鳴り響く近藤修司組防衛もM3K次回名乗り
・YAMATO吉岡勇紀丸めDキッド丸藤正道2試合サービスこのまま市川
・トライアングルゲートBen-K箕浦康太BxB防衛!Kzyメイン解説者回る
・土井成樹ウルティモ校長”水戸黄門”覆面取られたH・Y・Oディアマンテ
・香港ジェイソン・リー指名ブレイブゲート選手権 挑戦者ドラゴン・ダイヤ
・実は問題龍も復帰戦だった8人タッグ神田ヤスシ取った8分+第2試合
・欠場から復帰とデビュー10周年を地元で迎えたU-TをKagetora車懸


■ DRAGONGATE DEAD or ALIVE 2023
日時:5月5日(金・祝)
会場:ドルフィンズアリーナ愛知県体育館 観衆2,710人(=主催者発表)

HipHop菊田4分33秒の右肩負傷悪夢からシュンSKラリアット葬まで
<第8試合 60分1本勝負 オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合>
[王者]●シュン・スカイウォーカー
 23分16秒 ローリングラリアット⇒片エビ固め
[挑戦者]○菊田円
※菊田が第37代王者

 金網もマスカラコントラなどハードなリスク課せられない、言い換えれば逃げようのないDead or Aliveである。
 終始シュン・スカイウォーカーのサイコパスな右肩攻撃に、苦悶の表情をする菊田円23歳という試合展開。会場内も2年前の記憶が蘇るも、欠場前よりも断然スタミナもアップしているように見えた菊田選手。それでも傷めている(ハズの)右での渾身のラリアットでフィニッシュ! 夢の扉をこじ開けたのであった。

菊田「俺たちが未来だ!」吉岡 Sマシーン・J Ben-k 箕浦 そしてシュン

 試合後のマイクで2年間欠場中の気持ちを吐き出し、リングに俺たち6人(吉岡勇紀、ストロングマシーン・J、Ben-k、箕浦康太、そしてシュン・スカイウォーカー、お前もな)を呼び寄せた。ドラゲーの新世代宣言である。「俺たちが未来だ!」
 現世代と言われた(吉野正人、土井成樹、戸澤陽、YAMATO、鷹木信悟、BxBハルク)を超えてきそうな逸材と思える。
 
 菊田円は、ドリームゲートデビュー2年11ヶ月最短記録を更新した! 2年休んだから実質1年11ヶ月になり、どちらにしても最速の王者誕生である。


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