先週号がなかったことや諸般の事情により遅くなってしまったが、ドラゴンゲート愛知県体育館（ドルフィンアリーナ）大会の続きであり、ウルティモ・ドラゴン校長の出場停止処分という大きな事件のあった5・11後楽園ホール大会を自前取材レポートにて紐解く。当初、電子書籍ジャーナルのみの収録としていたが、5・28大阪大会で在メキシコ、ウルティモ校長からの釈明映像が紹介されたこともありサイトにも一部を出しておく。
［週刊ファイト6月8日合併号］収録 ［ファイトクラブ］公開中
▼UD校長ディアマンテ戦試合拒否、出場停止処分！ドラゲー新展開の肝
photo & text by K.D.R w/編集部編
・第1試合MLW Superfight2023参戦 ラ・エストレージャ凱旋帰国試合
・望月ススム近藤修司にジャンボの勝ち！固めw/神田ヤスシ 土井成樹
・ドン・フジイ26周年記念！望月マサアキ組vs. B×BハルクYAMAOTO
・令和世代トリオ戦トリ：菊田円&箕浦康太&シュン・スカイウォーカー快勝
・BIGBOSS清水が表れ「新世代闘争に食い込み表明」には会場内大歓声
・5・28大阪大会UD校長「ディアマンテ戦マスカラ・コントラ・マスカラ」？
■ HOPEFUL GATE 2023
日時：5月11日(木)
会場：東京・後楽園ホール
＜第4試合 8人タッグマッチ＞
●ウルティモ・ドラゴン ドラゴン・キッド Kagetora Eita
8分23秒 エビ固め
KAI ○ディアマンテ H・Y・O ISHIN
WEBサイトでの報告が遅れたが、5・11後楽園ホール大会でウルティモ・ドラゴンとディアマンテの遺恨が激化。この日は8人タッグで場外戦にも及ぶ激闘ぶりだった。
試合後、リング上でシングル戦を要求するディアマンテ選手。斎藤GMが両者のシングル戦を組もうとしたが、ウルティモ校長は「ディアマンテは、こんなに若くてデカいんだよ。勝てねえだろう、俺が。今さら俺がやったってしょうがないでしよ」と拒否した。
そのマイクを受けた斎藤GMは「本当のウルティモ・ドラゴンの力、僕とお客さんに見せてくださいよ。それでも校長が断るって言うんだったら、それなりの厳しい措置を校長に取らせてもらいますよ」と念押しするが、ウルティモ・ドラゴンは首を縦に振らず。
「厳しい措置を本当に取らせてもらいます」と宣言した斉藤GMのマイクに客席はどよめいた。
5・14神戸大会で再びディアマンテ戦を要請したが、あらためてウルティモは断固拒否！ ついに堪忍袋の緒が切れた斎了GMが、ウルティモ・ドラゴンの「無期限の出場停止、グッズ販売禁止」の厳重制裁を発表し、即座にグッズ売店が撤去された。
闘龍門の創設者で現在ドラゴンゲート最高顧問のウルティモ・ドラゴンに対して重すぎる制裁。果たして7月、神戸ワールド記念ホール行われる年間最大のビッグマッチには姿を現すのか…？
ちなみに2022年7月30日に神戸ワールド記念ホール大会で35周年記念大会を行い、イ・ホ・デル・サントとのシングルマッチを行ったウルティモ校長は、今年で57歳を迎える。
▼真夏の神戸2連戦初日 ウルティモドラゴンデビュー35周年記念大会