[ファイトクラブ]全日本プロレスCC佳境!両ブロック横並び誰が抜け出すか!

[週刊ファイト5月8日期間 [ファイトクラブ]公開中

▼全日本プロレスCC佳境!両ブロック横並び誰が抜け出すか!
 photo by 全日本プロレス公式 編集部編
・安齊勇馬が宿敵・綾部蓮にリベンジ達成 Bブロック頂上決戦
・BBQボム炸裂で斉藤レイが待望の公式戦初勝利!
・三冠王者・斉藤ジュンとスミスJr.、激闘再戦は壮絶な肉弾戦に
・青柳優馬がTHE FOOLでエーグル・ブランを振り切る!
・宮原健斗、羆嵐を撃破し3年越しのリベンジ達成!


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安齊勇馬が宿敵・綾部蓮にリベンジ達成 Bブロック頂上決戦

 2025年4月26日、愛知・ポートメッセなごや第2展示館で開催された全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル2025」名古屋大会のメインイベントで、Bブロック公式戦として行われた安齊勇馬と綾部蓮の一騎打ちは、かつての王道トーナメント1回戦の再戦という意味を持ち、ユニットELPIDA内のライバル対決として大きな注目を集めた。両者ともにこの試合まで2勝2敗と全くの互角であり、首位争いの行方を左右する一戦となったが、終始バチバチの真っ向勝負が展開される中、最後に勝負を制したのは安齊であった。

 試合序盤は互いに腕を取り合い、タックル合戦やエルボー合戦で火花を散らし、綾部のビッグブーツやチンロック、さらには場外への鉄柵攻撃といった荒々しいファイトが目立った一方、安齊もミサイルキックや串刺しエルボー、ジャンピング・ニーなどで対抗し、緊張感のある主導権争いが続いた。中盤には綾部が雪崩式ブレーンバスターや投げっぱなしドラゴン・スープレックスを繰り出す場面もあり、王道トーナメントでの勝利者としての実力を見せつけたが、安齊も執念のジャンピング・ニーやジャーマン・スープレックス・ホールドで応戦、両者譲らぬ大熱戦に突入した。

 終盤、綾部が必殺のデスルーレットを狙うも、安齊が見事に着地し、すかさず顔面へのジャンピング・ニーからの連撃、そして最終兵器・ギムレットでとどめを刺して3カウントを奪取。昨年の借りをきっちり返す結果となり、勝ち点を6に伸ばしてBブロックのトップ集団へと躍り出た。

 試合後のリング上で安齊は「ELPIDA対決、正直ギリギリだった。でも今日で3勝目、勝ち点6。今オレがトップだろ」と自信を覗かせた上で、「今年のチャンピオン・カーニバルはオレだけを見ていてください」と観客に堂々と宣言。そのまま大会を締めくくった。

 この勝利により、安齊勇馬は公式戦の残り3試合で本田竜輝や菊田円といった同じく首位に立つライバルたちとのリベンジの機会を得ることとなり、史上最年少優勝という目標へ向けて確かな一歩を刻んだ。一方、敗れた綾部もコメントで「痛い一敗だ」と振り返りながらも、「最後に頂に立つのは綾部蓮だ」と再起を誓っており、今後のブロック内の星取りと直接対決の行方からは目が離せない。

BBQボム炸裂で斉藤レイが待望の公式戦初勝利!

 2025年4月26日に行われた「チャンピオン・カーニバル2025」名古屋大会。そのセミファイナルとして組まれたのが、Bブロック公式戦、青柳優馬対斉藤レイの一戦であった。両者はこれまでタッグ戦線で何度も交錯してきた因縁を持つが、シングルマッチでは今回が初対決となる。2勝2敗でリーグ中盤に差しかかる青柳と、3連敗と苦しい状況からの巻き返しを狙う斉藤の一戦は、激しい火花を散らした。

 試合は序盤から斉藤レイの持ち前のパワーが猛威を振るい、青柳は押され気味に展開したものの、「ぶっ倒して飲んでやるぜ!」と宣言した通り、気迫だけは決して劣っていなかった。場外戦に雪崩れ込むと、応援タオルを使ったチョーク攻撃が飛び出し、両者の感情が爆発。客席を巻き込んでの大乱闘に、観客の熱も一気に高まった。

 リングに戻ってからも斉藤レイは容赦ない肉弾攻撃で青柳を追い詰め、ヒップドロップ、チョークスラムといった得意技を立て続けに繰り出す。一方の青柳もミサイルキックからの反撃で流れを変えると、コーナー最上段からのエルボードロップを決め、反撃の狼煙を上げた。しかし、斉藤の耐久力と重量が立ちはだかる。チョップや張り手の応酬では斉藤に軍配が上がり、頭突きで黙らせてからのBBQボムで試合を決めにかかる。


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