[ファイトクラブ]大分・大阪にグレート・ニタ連続出現!大仁田厚、西村修追悼電流爆破

写真提供:大仁田厚公式

[週刊ファイト4月24日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼大分・大阪にグレート・ニタ連続出現!大仁田厚、西村修追悼電流爆破
 (C)大仁田厚 編集部編
・Gニタ暴走!スカルリーパーA-jiを有刺鉄線で挟み撃ちにした地獄絵図
・毒霧と有刺鉄線で勝利を掴んだグレート・ニタ、堺の空に怪気炎を上げて去る
・大仁田厚、爆破の咆哮と共に西村修へ捧ぐ勝利「立ち上がる強さ」
・第2回なくそうイジメ!地方応援プロレスin堺~堺超革命!電流爆破プロレス~
・グレート・ニタ降臨!大仁田厚の狂気と芸術が融合した“魔界”の偉業を讃える


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グレート・ニタ暴走!スカルリーパーA-jiを有刺鉄線で挟み撃ちにした地獄絵図

 2025年4月26日に大分・J:COMホルトホールで開催された「SPRING BATTLE 2025」は、プロレスリングFTOの23周年を彩る記念大会として熱気に包まれたが、セミファイナルに登場したグレート・ニタの狂気により、まさに衝撃的なシーンの連続となった。大仁田厚の“化身”として知られるニタは、スカルリーパーA-jiとのシングルマッチにおいて、その名に恥じぬ大暴れを披露した。開始早々、ニタは毒霧を浴びせて視界を奪い、場外戦に持ち込んでマスクを鎌で切り裂くという非道を見せた。さらに、レフェリーすら鎌で攻撃し、スカルリーパーのツノをもぎ取り、口にくわえて不敵に笑うという、リング上はまさに無法地帯と化していた。

 一方、スカルリーパーA-jiも意地を見せ、有刺鉄線ボードへの投げ技と鋭いミドルキックでニタを追い詰めたが、ニタは再び毒霧を噴射し、試合の主導権を奪い返した。終盤には、有刺鉄線ボードへスカルリーパーを投げつけたあと、必殺のDDOで3カウントを奪取。試合はニタの勝利に終わったが、それで終わるはずがなかった。興奮冷めやらぬニタは、FTOの選手らの制止を振り切り、有刺鉄線バットで次々となぎ倒した挙句、観客席へ有刺鉄線ボードを持ち込み、スカルリーパーを“有刺鉄線サンドイッチ”にするという狂気の暴挙に出た。そして、突然のように満足した様子を見せると、ニタは会場を去り、まるで伝説の妖怪のように別府湾へと姿を消したという。

 試合後に姿を現した大仁田厚は、「ニタは、いじめられっ子の怨念が具現化した存在」だと語り、「イジメ、ダメ、ゼッタイ」とのメッセージを残し、大阪方面へ向かって泳いで行ったと明かした。4月29日に予定されている「第2回・なくそうイジメ!地方応援プロレス FMWE電流爆破 in 堺」では、ニタのFMWE初参戦が決定しており、大仁田厚本人のロケット電流爆破戦も控える中、二人が同じ大会に揃い踏みすることへの注目度は高まっている。果たして、ニタの暴走はどこまで続くのか――、次なる舞台となる堺大会にも期待と不安が交錯している。

毒霧と有刺鉄線で勝利を掴んだグレート・ニタ、堺の空に怪気炎を上げて去る

 2025年4月29日、大阪・堺市の大浜相撲場で開催された「第2回・なくそうイジメ!FMWE地方応援プロレス in 堺」において、グレート・ニタが特別試合に登場し、その唯一無二の存在感で観衆を圧倒した。この日ニタが対戦したのは、道頓堀プロレス所属の佐々木幹矢に酷似した人物・ドリー・ファンク・ミキヤであった。第0試合として行われたこの一戦は、時間無制限1本勝負というルールの下で繰り広げられ、ニタの狂気と爆破演出が渦巻く壮絶な一幕となった。

 試合開始早々からグレート・ニタは鎌、有刺鉄線バット、竹刀といった凶器を駆使し、まさに邪道プロレスの真髄を見せつけるような攻撃で試合の主導権を握っていった。観客の目を引いたのは、ニタの“狂気の演出”だけでなく、これらのアイテムを巧みに操る冷静さも垣間見えたことだ。しかしミキヤもただやられるばかりではなく、ドリー・ファンクの名を冠するだけのことはあるというべきか、スピニング・トーホールドや四の字固めを立て続けに決めてニタを苦しめる展開を見せた。特にスピニング・トーホールドの2連発でニタが悶絶する様子は、まるで追い詰められた怪物のようであった。

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