[週刊ファイト5月8日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼基山幹太が瞬殺KO!プロポーズも成功し2連勝!DEEP浜松大会は大団円!
photo:ケーシー & DEEP公式 by ケーシー
・アクトシティ浜松で行われたDEEP浜松は半年ぶりの開催
・連敗から内山がやっと脱出しボンサイ勢は無傷の4連勝
・年2回の開催となったDEEP浜松、秋の大会も実に楽しみ
・ケーシー画伯も唸ったDEEP浜松大会激闘の記録
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アクトシティ浜松で行われたDEEP浜松は半年ぶりの開催
2025年4月27日、アクトシティ浜松で行われたDEEP浜松は半年ぶりの開催で、地元のファンが大挙押し寄せ盛り上がった。特にプロの試合になった後半戦は1本KOが多く、ボンサイチームは4勝0敗、逆にFIGHTER’S FLOWは1勝4敗と明暗を分ける結果となった大会であった。
<第10試合:DEEP フライ級 5分2R>
○川崎ごうる(ボンサイ柔術)
1R 2分19秒 → TKO
●大木蓮治(パラエストラ吉祥寺)
青コーナーからはパラエストラ吉祥寺の大木、赤コーナーからは地元ボンサイ柔術の先鋒、川崎が入場。川崎のセコンドには畠山が付き、ボンサイフラッグを持つのは人気者磯部師範だ。伝統派空手のようなステップを踏む大木だが、一瞬の隙を突かれ川崎のタックルを食らう。上から攻める川崎、大木もなんとか立ち上がるが再びグラウンドへ。バックの体勢を取った川崎はパウンドの雨嵐。レフェリーはストップして見事なTKO勝ち。無事、先鋒の役目を終えホッとした川崎であった。
<第11試合:DEEP バンタム級 5分2R>
○伊藤一輝(ボンサイ柔術)
1R 0分11秒 → KO
●柴田修杜(FIGHTER’S FLOW)
今回、総勢5人送り込んできたFIGHTER’S FLOW勢のプロ試合1人目は柴田。迎え撃つはボンサイ次鋒、伊藤。伊藤はスキップしながらケージを1周する。セコンドには大晦日のRIZIN柔術フェスティバル優勝のHANAも付いた。勝負は一瞬だった。ケージに追い詰めた伊藤が飛び膝を出すと柴田の顔面にモロにヒット。追撃のパウンドを数発打っただけでレフェリーが慌てて止めた。秒殺KO勝ちで、得意のグラウンドまで行かないボンサイ勢であった。
<第12試合:DEEP ウェルター級 5分2R>
●篠原アンジェロ(CT BJJ)
判定 0-3
○小林ゆたか(夕月堂本舗)
青コーナーから中村大介の弟子でISAOの兄でもある小林が入場。1週間後にドームでの試合を控えた中村大介と妻の富松恵美がセコンドに付いた。赤いパンツで入場の小林は、田村潔司のように四方に向かって礼をしていた。赤コーナーの篠原はカルロス・トヨタの弟子で、セコンドのカルロス・トヨタが一番目立っていた。打撃からケージに押し込む篠原、しかしグラウンドまでは持っていけず小林の首相撲からの膝を食らう。膝がローブローとなり試合は一時中断。再開後は組みの応酬、片足タックルに行く篠原だが逆に小林に上から押さえつけられてしまう。グラウンドで上になったのは小林。細かく肘で追い込むが篠原が上を取り返しパウンドからバックへ。小林はなんとかしのぎ再び上になり、パウンド連発したところでラウンド終了。2R、篠原は早々にタックルに行き小林の尻もちをつかせ、バックの体勢に。4の字フックしバックから攻める篠原、小林もなんとか逃げようと何回も回転する。4の字フックが外れ今度は小林が上に。コツコツパウンド、肘を打ち込んでいく小林、下から関節を狙おうとする篠原の状態で最終ラウンド終了。判定はフルマークで小林。師匠の中村大介にいい流れをつくったと言える。勝利後のケージでの小林、中村、富松、3人の笑顔が印象的であった。
連敗から内山がやっと脱出しボンサイ勢は無傷の4連勝
<第13試合:DEEP フェザー級 5分2R>
○鈴木琢仁(ボンサイ柔術)
1R 1分10秒 → KO
●森俊樹(FIGHTER’S FLOW)
FIGHTER’S FLOW2人目は森が青コーナーから登場。赤コーナーはボンサイ副将の鈴木琢仁、セコンドにはかいぶつくんこと鈴木博昭が付いた。2人とも緑の髪色で、計量の時のインタビューで鈴木は負けたら坊主にすると宣言。1R、打撃で勝負の鈴木。距離感をつかんだか、最初から顔面にパンチを何発もヒットさせる。森はフラッシュダウンし、鈴木が追撃しにグラウンドへ。森はなんとか立ち上がりスタンドに戻してリスタート。次の瞬間だった。鈴木の右ストレートが森の左顔面に完璧にヒット。森が立ったまま失神し、スローモーションのように倒れていく。レフェリーは即座にストップ。ボンサイ勢3人連続打撃のKO勝ちに痺れた。倒れた森はなかなか立ち上がれず、ケージ内からタンカで運ばれる形となった。鈴木は次は関東での試合になるのではと予想する。