ニキー・ホルツケン新王者に!『GLORY 23 LAS VEGAS』

(C)GLORY

 2015年8月7日にネバダ州ラスベガスで『GLORY 23 LAS VEGAS』が開催された。
 K-1失速もあり、世界最大のキック団体となったグローリーだが、スパイクTVと契約し、華々しく北米進出し、アメリカで大会を連発するも成功とは言えないレベルだった。そのため、現在は北米での大会と元々の本拠地である欧州での大会も混ぜて復調の兆しが出てきている。

 今大会は北米ラスベガスの大会で、メインはウェルター級王座決定戦でニキー・ホルツケンとレイモンド・ダニエルズで争われた。過去に対戦しておりホルツケンがTKO勝利しているので下馬評は、当然、ホルツケン。そして今回もやはりホルツケンが強かった。試合序盤から積極的にバックスピンなど変則的な打撃で、正統派ホルツケンをかく乱するダニエルズだが、じわじわホルツケンがペースを握り、ダニエルズは打ち合いで左目上から出血。最後は3R、ロープ際にダニエルズを追い詰めたホルツケンのパンチラッシュでダニエルズは棒立ち。出血が酷いのもあり、ホルツケンがもう無理だとレフェリーにアピールし、レフェリーが状態と出血をみて即ストップ。ホルツケンが見事に新王座に輝いた。

 また、アメリカ人4選手によるミドル級トーナメントも開催され、ダスティン・ジャコビーが2連続KO勝利で見事に優勝を果たした。

■ GLORY 23 LAS VEGAS
日時:2015年8月7日
場所:アメリカ・ネバダ州ラスベガス

<ウェルター級王座決定戦>
○ニキー・ホルツケン
 3R 1分36秒 TKO
●レイモンド・ダニエルズ

<ミドル級トーナメント決勝>
○ダスティン・ジャコビー
2R 1分19秒 TKO
●ケイシー・グリーン

<ヘビー級>
○ザビエル・ビグニー
 判定 2-1
●ダニエル・サム

<ミドル級トーナメント準決勝>
○ケイシー・グリーン
 判定 3-0
●クイントン・オブライエン

<ミドル級トーナメント準決勝>
○ダスティン・ジャコビー
 1R 2分59秒 TKO
●アリエル・セプルヴェーダ

<ヘビー級>
○ジャマール・ベンサディック
 3R 2分55秒 TKO
●アンデウソン・ブラドック・シウバ

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